24.こんなふざけたバカ映画で人を感動させようというのはどうかと思うけど、ラストは感涙してしまったので仕方ない。 正直、序盤3時間くらいは0点付けようかと思ってたほどだけど、拉致以降1時間で一気に巻き返した。 ラスト10分はまさに感動のラストスパート。 勃起で感動という時点で、ちょっと僕も洗脳されてしまってるのかも知れないけど、ふたりのむきだしの愛にやられてしまったようだ。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-10-21 14:23:18) |
23.本作については、「満島ひかり」。女優誕生の瞬間を見届けた4時間だったと思う。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-09-23 14:10:55) (良:2票) |
22.見終わった後、しばらく放心状態だった。 そしてどうしてももう一度この雰囲気に浸りたく、最初から見始めた。四時間という長さは全く感じさせないほどテンポがよく引き込まれていきます。センス◎!! 【エーテル】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-08-31 20:40:45) |
21.4時間を、見ている間はとくに長くも感じさせないというのは、やはりパワーがある作品だからだと思う。昔の日本映画にあった暑苦しいほどの圧倒的パワーを、最近の日本映画には珍しく感じさせてくれる作品。 【ashigara】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-10 18:35:14) |
20.人間はみんな変態 変態が恋するマリア様(パンチラ有)がかわいすぎる 映画にはまりすぎてる ゆらゆらの空洞ですが流れ出すと同時に2章が始まった時 僕の心は激しく揺れた 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-03-16 19:11:38) |
19.コメディーですね。渡部篤郎、板尾創路、宮台真司、古屋兎丸、ゆらゆら帝国…とまさにアングラオーラ満載。映画館だったらこの上映時間はちと厳しかったかと。満島ひかりはかわいかったです。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-11 18:16:33) |
18.なんというか長かったんだけど、それほど時間を感じなかった。エロもあって笑いもあって、でもなんとも言えない感情があったり。それがむきだしなのかな。 最初は、これバカの映画だろ?とかパートナーにお前の昔の映画だろ?とか言っていたが、次第に引き込まれていった。パンチラを撮るのに、何かっこつけてんだ?みたいな。 でも、考えさせられるとこもあったり。 とてつもなく長いけど、お勧めだとは思うが、人様にどう言って勧めればいいのか分からない(笑) 【べるぜ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-10 19:26:53) |
17.面白かった!!なんかB級ギャグ漫画みたいな設定だけど、迫力満点、4時間一緒に旅をした感じでした。個人的には安藤サクラ、怖いよぅー。でもよくやった!将来楽しみです。 役者さんがみな、よかったです。なんだか定期的に見返したい映画かも。 園子温監督の映画、昔はちょっと嫌いだったけど、楽しみな監督の一人になった気がします。次回作も期待。 【しゃっくり】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-12-19 02:26:11) |
16.エロの持つ下劣さと神聖さを描き切った作品。愛のむき出しとはずばりエロだと思った。 【峠のわが家】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-18 00:35:17) |
15.近所のGEOに告ぐ。上巻だけ置くのはホンマに止めてください。 |
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14.ここ5年くらいで一番面白い邦画でした。この監督を知ったのは自殺サークルからでしたが、紀子の食卓くらいから映画の完成度は急激に上がっていました。そして監督の集大成的な映画がこの愛のむきだしだともいます。「愛とはなんなのか?」「罪とは?」といった深いテーマをエンターテイメントとして映画化した手腕はさすがですね。結論はくだらないですが(笑) 親の愛情を受けれなかった子供たちがどうなっていくのか、ってところはエヴァと共通してますね。しかし、これが日本アカデミー賞にノミネートされない邦画界はおかしいですね。まあ、あんな賞はいらないでしょうが・・・ 【のび太】さん [DVD(邦画)] 10点(2010-10-19 17:58:49) |
13.タイトルが出るまでの一時間は、あまりの馬鹿馬鹿しい迫力にひたすら圧倒されるのみ。その後の三時間は、圧倒されたものの肩透かし感も否めず。宗教と変態の違いとか、そういったテーマは興味深いのだが、執拗なまでの残虐描写と性描写の必要はあったのか謎。とかく、唯一無二の凄まじいエネルギーを持った作品であることは確かである。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 13:41:16) |
12.園子温監督の映画はいつもエネルギーに満ちています。 それは日本映画にありがちなリアリティとは無縁の世界。 圧倒的な「熱量」で嘘を描ききるのです。 本作ではその「熱量」(エネルギー)が「愛」とリンクします。 車をぶつけるアクション、 押し倒すアクション、 殺陣のアクション、 この映画のアクションシーンとは直接的な愛情表現なのです。 「愛=アクション」 その最も象徴的なアクションが「勃起」です。 「勃起」は卑しい事ではなく究極の愛情表現なんだとこの映画は提唱します。 本作は「勃起」で私達を感動させるのです。 この矛盾、歪な感動こそ映画的体験なのではないでしょうか? 「女囚さそり」「太陽を盗んだ男」等かつての日本のB級映画はそのような感動に満ちていました。 そのような熱気を再び取り戻す本作は 今までの日本映画界において「良し」とされているものに中指を立て、 今までの日本映画界において「悪し」とされてるあらゆる要素を盛り込んだ、 今の日本映画では稀有な立ち位置の映画。 紛れもない傑作。 【吉祥寺駅54号】さん [DVD(邦画)] 10点(2010-07-13 00:45:27) (良:3票) |
11.最初の30分我慢すればドップリ楽しめる4時間、観終わってストーリーを思い出すと、どう考えても4時間かからないはずなのに、これが間延びせずに観れるから不思議。多分各シーンのセンテンスが長いからだろう。 たしかにB級ではあるが、金をかければどうなるのかという内容なのでこれで良し。若者3人に対する作品の比重がハンパでない、残りの登場人物は絵に描いたような脇役を演じきっているのでさらに笑える。 大昔流行ったエロ、グロ、ナンセンスという風化した言葉がこれほどピッタリはまるだけに、オープニングの事実に基づいている云々の文字が空々しいがそれも許す。 それにしても満島ひかりのカワイイこと、初めて観た時の薬師丸ひろ子を彷彿、そりゃいろんな監督が群がるはずだわ、西島隆弘、安藤サクラも好演。これからの日本映画を背負って立つよこの子達。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-28 11:14:05) |
10. この作品の語り口には、阿部和重の小説を思わせるものがある。崇高な事柄と思われることを、思い切り卑俗な手法で描く。タイトルの「愛のむきだし」という文字が出るまでに一時間かかる(!)けれども、そこまでの展開はめちゃ面白い。主人公の少年は神父の父に毎日「ざんげ」を要求され、「ざんげ」のために「罪」をつくるようになる。リアリズムがどんどん横滑りして行き、盗撮テクニックを教える集団の姿が異様な秘教団体とか、江戸川乱歩の犯罪組織のような姿で出て来る。そこで学ぶ盗撮テクニックはアクロバティックなカンフーである。主人公にマリアと出会う「運命」の日が近づき、音楽はラヴェルの「ボレロ」がしつこくリピートされ、演出のテンションが異様に高揚して行く。「女囚さそり」が引用され、B級アクション映画的展開で、最初のクライマックスに到達する。 はっきりいって、それ以降はちょっとばかし失速してしまう印象はあるけれども、それでも奇怪なテンションの高さはどこかで持続し、海岸でヒロインが、聖書から「コリント人の手紙」第十三章を全文ぶちまける場面もまた、クライマックスとして記憶されるだろう。そう、この物語の背景には「信仰と愛」という問題が大きく書かれている。ここでも宗教上の愛「アガペー」と、欲望の愛「エロス」がいっしょにされることで物語は混乱する。ラストで、このふたつは統合されたのだろうか? 統合されるようなものなのだろうか? 園子温監督の作品はそれほど観ていないけれども、いつも長距離を全力疾走して駆け抜けるような「勢い」と汗臭さ、そして観終ったときの疲労感が共通している印象。この「愛のむきだし」は、監督にとってのマラソン、というか、これは「トライアスロン」なのだろうか。観る方もそれなりにいっしょに疾走する心構えは要るだろう。全力疾走すればいいというものでもないけれども、とにかく、園子温は全力疾走する。 【keiji】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-05-08 11:14:11) |
9.笑いありエロありグロあり感動あり、ここまでカオス的なぶっ飛んだパワーに溢れた作品は近年では稀なんじゃないでしょうか。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-02-14 11:14:02) |
8.劇中で一体何度「変態」という言葉を聞いただろうか。 むきだしの愛を中心に、宗教と友情と勃起と盗撮と血と絶望とが入り交じった青春アクションシリアスコメディサスペンスラブストーリー…とジャンル分け不能のごった煮な映画でありながら、バランス感覚は良い。 長くて無駄が多いし、安っぽさが目立たないわけでもないが、尋常ではない人生を送ってきたむきだしな登場人物たちの行方に目が話せず、4時間近い尺もなんのその。 しかし、盗撮はともかく、好きな女でしか勃起しないなんて変態どころか、究極に純粋だと思うぞ。そして、やはり安藤サクラはエロい。 あと、いくら長いからといって、DVD上下巻に分けて別売りするのはヤメテ欲しいですね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-24 20:41:41) (良:1票) |
7.最初はゲラゲラ笑いながら見てたのに、最後には号泣メーーン!傑作だがどうやって人に勧めたら良いのか分からない。 【GO】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-01-24 01:11:23) |
6.前半はとても良かったが、後半でかなり失速。それでもトータルとしては良かったと思います。でも長い……長すぎます……人にはかんたんには薦められません。 【K】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-22 21:47:00) |
5.アクロバット盗撮の馬鹿馬鹿しさなんか好みだったし、「罪作りな神」としてのカトリックとその家庭ってのも日本では珍しい題材で、そうねえ、タイトルが出るくらいまでは興味が湧いた。なんか去年の『実録・連合赤軍』みたいな、作品を洗練させようとしないことでエネルギーを溜め込んだ映画になるのかな、と思って観続けたんだけど、でも、ならなかった。中盤「さそり」のあたりで無駄に長く、そのスカスカ感が最後まで続き、私は気が抜けた。ゼロ教会ってのが自明の理として邪教集団になってるのが話を薄っぺらくしていて(そいつらなら殺しても倫理的にかまわないらしい)、まあこの薄さは作者の狙いのようだけど、そのかわりとなる手応えは用意してくれなかった。ただ、ゼロ教会の「小池さん」やった安藤サクラの、性格悪そうな腫れぼったい顔の気味悪さは強烈で、特別演技をしてない場面でとりわけよく、中盤からは彼女の出番を楽しみに観ていたようなもの。これって変態ですか。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-12-30 12:12:06) |