2.子供や女性や老人や自分の愛するひとが、”暴力”によって”破壊される”殺される”脅かされる”ことを”目撃”したりまたは、”自ら手を下す”事は、”人間”にとってはどのような感情を起こさせるのか?身がすくむのか!?恐ろしいのか?!悲しいのか!?やるせないのか!?どうしようもないのか!?これは映画であって現実ではない。しかし、観客全員が当然、周知のとおり、現実世界はこんなに生ぬるくない!!!!もっともっと、恐ろしい世界なのだ!!(というか人間そのものが、恐ろしいものなのですが)現実にはいろんなヒトがいるだろう。暴力とは無縁で生きているしあわせなヒトもいれば、主人公たちみたいなヒトもいるだろう。もっと、もっと悲惨なひとも大勢いるだろう。。。。。。。ハンガン川でのつかのまの膝枕の二人の”愛の時間”は”涙の時間”は、この世に生まれてきたすべての人間が持つ、”生命のかなしみ”にも思えた。すばらしい映画だな!名作!観ている誰もが、途中から、この悲劇の末路を想像し始めただろう。悲劇で終わるのは間違いない!しかし、どのような結末を迎えるのか?イヤーーやってくれた!この監督!!主人公兼務なだけに、まったく”最高カッチョエーー”死に様をつくったなあ。”最後の日”の仕事に向かうあたりからもうゾクゾクしたね!気弱になってて、逆に客からハンマーでやられて、手下からもボコボコにやられて、もう、脳なんかもメチャクチャだろうに、鼻血だして、それでもやっと歩いて”こりゃまずいぞ、学芸会に行かなきゃ!”ってよ、、、、もう、オレも涙ボロボロだぜ。最高にカッチョヨカッタけど、、、もう、、、合掌です!ほんっと!生き残ってほしかった。