5.原作はハリー・ハリスンの「人間がいっぱい」。人口の爆発的増加による人類の存続の危機という題材の近未来SFといえば、他にも「赤ちゃんよ永遠に」という佳作があったが、そういう逆ユートピアビジョンが当時の流行りだったのか?エコロジカルSFの先駆的作品でもある。 【mic550】さん 7点(2002-10-21 00:54:30) |
4.科学的な問題を予見したことを証明する秀逸なSF映画。〝ソイレント・グリーン〟をめぐるカラクリはひじょうに良く出来ていて、科学的に良くアプローチされていると思う。主演のC・ヘストンもムサいくらいの熱演で、映画によく合っています。今日の現代社会でも、経済状態の悪化、環境問題、人口増加といった問題により、食糧事情が悪化すれば、自給率がどうこう言う問題ではなく、私たちの台所が危機に瀕するという状況が刻一刻と迫っているのです。そう考えれば、末恐ろしい未来像だ。 【チャーリー】さん 8点(2002-08-07 00:48:58) |
3.初めて見た映画です(TVですが)。老人ホームの正体というのが衝撃で、ラストシーンの叫びと相まって、幼少の頃の私の人格にえらく影響をば(苦笑) 【バーティゴ】さん 8点(2002-02-24 22:24:02) |
2.映画のストーリーもそうですけど、街に溢れる群衆をブルドーザーで「撤去」していく映像は衝撃的。人口爆発による食糧不足で、生鮮食料品が一部の特権階級しか口に出来ない未来の映画です。SFミステリーとしても秀逸に作られていると思います。このころは全米ライフル協会会長のチャールトン・ヘストンのファンでした、と言いつつ7点献上。 【sayzin】さん 7点(2001-08-06 11:33:10) |
1.公開当時はともかく、それ以降ほとんど話題になったことがない、隠れた近未来SF映画の佳作として記憶にとどめておきたい。自然環境破壊による大気汚染や人口爆発による食糧難といった現代を予見した作品で、とりわけ食糧問題における国家の政策が、この作品のショッキングな部分でもある。C・ヘストンが主演ということもあってエンターティンメント性が強い為、ややもするとテーマがぼやけがちだが、今ではもう見れなくなってしまった美しい自然のパノラマ映像に、臨終まぎわの老人と共に感嘆し涙するというこの作品を象徴するようなシーンは感動もの。 【ドラえもん】さん 7点(2001-08-05 17:05:47) |