285.例の映画よりも『シャイニング』や『ポルターガイスト』を彷彿させる。私が最もイメージとして近いと思ったのはフィンチャーの『パニック・ルーム』。ほぼ舞台を家の中に限定し暗がりであることが重要で尚且つ「母の物語」であるという点で。生憎『パニック・ルーム』は『アザーズ』とほぼ同時期の公開なので、どちらの作品も互いに影響を受ける境遇にはないのだが、アメナーバルが好きな監督の一人にフィンチャーの名を上げているのは興味深い。『次に私が殺される』における「映画と現実」、『オープン・ユア・アイズ』の「夢と現実」、と二つの世界を同居させて見せ続けるというクローネンバーグ的モチーフがこの作品においても有効的に使われる。しかしクローネンバーグというよりはやはりフィンチャーか。主人公がもう一つの世界に視点を変える、そのショックと刹那は『ファイト・クラブ』のそれに近い。そして視点を変えさせる役目が「光」というのがメタ映画的などと思ってしまうのはもちろん言いすぎなのだが、子供を殺す恐怖の対象が真実を照らすものであったという重要なアイテムに「光」を持って来るというのが憎いくらいに巧い。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-22 14:49:29) |
284.特に怖い映画ではないのですが、ドキドキ感は強かったです。しかし悲しい内容で気分が滅入りますね。 |
283.こういうサスペンスで、だいたいオチが最後まで気づかないという騙されがいのある人間です。なんかずいぶんと古い話だとは思ったんですけどね。そっちだったのかよって感じ。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-02 20:52:39) |
282.冒頭のヒロインの悲鳴が、終わってみると意味深長で。召使たちが怪しく、ヒロインも怪しく、観客はどこにも足を落ち着けられずに、この家を見守ることになる。最初のうちは姉のいたずらという可能性を残しているところも膨らみ。死者の写真は気味悪く、二階からの音も効果満点。でも終わって一番怖かったのは、カーテンを閉め切って太陽の光を避け、暗い部屋で息を殺してじっとしている存在って、いまここに集まっていた映画館の観客である我々のことではないか、と思ったとき。キャーッ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-07-14 10:49:41) |
281.ホラーの秀作。 短編的内容なのでもうちょっと短くまとめて欲しかった。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-12-05 05:20:15) |
280.久しぶりに観たホラー。白目の老婆がバッと出た時とかはうわぁ!!でたぁ!!と流石にビビッたが、話が読めてくるにつれてあまり怖くなくなってくる。それでも最後までホッとさせてくれなかったのでなかなかよかったのかな?とこの点数。日本のホラーと海外のそれは、作品全体を通じて映像に表れる色彩が違いますね。抑え目な怖さが観やすくてよかった。(ホッ) 【よーこ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-02-08 14:41:18) |
279.ホラーは好きではないが、知らずに観賞。最後の結末の落ちは私には予想外で驚きと新鮮と感心!!でも以前にこの手のようなものが在ったのかな? 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-18 23:40:01) |
278.途中までは中だるみしている感じがするが、最後で一挙に形勢逆転。オチにびっくりしてしまいました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-25 21:48:51) |
277.中盤までゴシックホラーの懐かしい雰囲気を醸し出していて○。ニコールの撮り方も実に綺麗。でもやっぱり惜しいのはオチが読めてしまう所。あそこからもう一捻り何かがあったらもっとスゴイ映画になったと思うんですけどね。やはり多くの方はこの作品を観る前に「シックスセンス」を観ているワケですし「ええ?」って感じじゃなく「あ、またかあ」って驚きになってしまったのが残念でしたねー。でもつまらない映画では無いですし、オチを知ってからもう1度観ても中々楽しめるのではないかと思います。 |
276.ぞくぞくする恐怖感の演出は上手いなと思い、途中まではついていっていたのですが、エンディングの陳腐さに興ざめでした。 【暇人】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-05-27 15:43:23) |
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275.悲しい話。。見るのは二回目なんだけどね。。この話は「箪笥」っていう韓国映画に似てる気がするね。。この映画のほうが先に作成されたんだけど、原作は韓国のほうが数十年早い。(数百年だっけ?)母親の愛って、どの国でもどの時代でも変わらないものなんだねぇって感じさせられたよ。。子供が悲鳴を上げた時の母親の半狂乱といえる行動は、どこでも同じなんだねぇ。。 ニコールキッドマンの演技はすごかった。。彼女はおいらの中ではオードリーヘップバーンを除いたら世界で3本の指に入る美貌と気品の持ち主だと評価していますが、鬼気迫る演技をさせたらこれまた世界で数本の指に入る逸材でしょう。彼女の前半生が苦労に満ちたものだと知っているとその演技は彼女の人生そのものだと理解することが出来て納得です。。この映画をみたオイラの知り合いがこういいました。。ストーリーは忘れたけど涙が出た記憶がある、と。オイラは涙が出なかったな、、心が汚れたのかな>< 【ぐっきい】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-02 02:22:26) |
274.「シックスセンス」は観てないので比べられません。この映画、血を流したりCGなどの特撮などによる映像などで驚かせるわけではなく、眼に見えない恐怖というものをきちんと描いていると思います。何だかヒッチコック映画の世界を見ているような感覚になっりました。ラストが読めてしまったのは大きなマイナスとしても結構楽しめたし、それにニコール・キッドマンの美しさが際立ってました。個人的にはニコール・キッドマンはこういうサスペンス映画の方が似合うと思います。 【青観】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-14 20:36:08) |
273.シックスセンスを先に見ましたが、あまりにも昔のことで内容を全然覚えていなかったので楽しく見ることができました。 ニコール姐さんグレース・ケリーみたいだと思っていたら、役名「グレース」だったんですね。 【るる】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-20 13:17:14) |
【チャコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-07 15:03:21) |
271.うん確かにラストまで見通すと伏線がいくつかありましたね。キッドマン綺麗でした。ただそれだけの内容でした。シックスセンスと120%かぶっていますね。私はあっちの方が好きです。雰囲気はいいんですが、それだけかな? 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-06-06 12:32:59) |
270.面白い、というよりは観終わったあと切なくなるような話です。 BGMも切ないですね。この手の映画は1度観ると十分・・・のはずが、不思議と しばらくするとまた観たくなり、最近またDVDレンタルしました。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-30 23:30:16) |
269.キッドマンが全篇通してキーキー神経質にわめきまくりで顔が怖~い!充分ホラーだ。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-04-12 20:18:28) |
268.「シックスセンス」はネタが分かった条件で見ても様々な発見や、想いが通じ合えた際の母子の関係には深く感動させられるが、この映画は一度でも見てネタが分かってしまえば、大したことのない映画でしかなかった。 これほど中身のない脚本をラストまで引っ張り続けられる演出は誉められると思うが、もう少し中身を充実させることはできたはずだろう。 まず、本来生きているもの(ニコールにとっての幽霊的なもの)の出番が少なすぎると思う。ビクターと子ども達の会話やピアノシーンとラスト以外に登場させなかったのには恐らく演出家のこだわりがあったとは思う。確かに「はっきりさせないことによる怖さ」を狙っているのだろうが、それにしても勿体付け過ぎている。この映画を二度みるとそれがより感じられる。中盤の山場に一つ大きな仕掛けを用意しても良かったのではないか。中盤の山場にアンに霊能者を憑依させるのではちょいと弱いだろう。 そして、父親の存在。父親はグレイスの子ども殺しとの関係から重要なキーパーソンと考えられる。しかし、どことなく中途半端なイメージを受ける。 グレイスは夫が「戦争を口実にして、自分たちを捨てた」と思っていて、夫が戦争に行ったきり戻らず、その結果、精神的に追い詰められて子ども達を殺すことになったのだから、もっと重要な使い方をすべきだろう。 グレイスの誤解を解いたり、子ども達に対してグレイスが悪くなかったことを証明する必要があったはずだ。言葉による説明は特になく、キスシーン等の雰囲気でだいたいは分かるが、帰り際に「すまなかった」の一言では、彼の存在は個人的には勿体無いと思う。 使用人の使い方も若干甘いのではないか。特に三人いる必要性が感じられない。あれならミルズ一人でも問題ないだろう。もっとタトル、リディアにもストーリーを振らせても良かっただろうと思う。 この映画で唯一良かったのがグレイスを演じたニコールキッドマン。母親としての愛情の深さや夫がいないにもかかわらず一人で頑張り続ける強さを感じる。子ども達に厳しく接するのにも彼女なりの愛情を感じさせる。事件を起こす原因であったと思われる神経質な性格も醸し出している。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-10 19:10:41) |
267.家族揃ってシックスセ~ンスっ! っつーワケで、ま、可も無く不可も無く……。イギリスが舞台の幽霊屋敷譚としては、「月下の恋」の方が好きだな。ま、視点が違うけれどね。終盤、交霊会のテーブルが動くのがキッドマンのヒスによるもの、ってのは面白い。 【TERRA】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-04-05 03:25:33) |
266.煮え切らない展開に少し苛々したけど…それが狙いか? 雰囲気も常に霧がかってますけど、見てる自分もそんな感じでした…ラストの落ちは「ほぉ~」とか思ったけど…なんか微妙に話が進んでいくなぁ~これはこれで味なのかな~~? |