11.はたして自分に、表現するに値するほどの内実があるのだろうか・・・そうした検証なしに安易な「自己表現」が垂れ流されてる現実を苦々しく思っている人間としては、こういった映画を手放しで絶賛するわけにはいかないような気がするんです。出来損ないのエピゴーネンだらけでしょ? 世の中。 【じゅんのすけ】さん 8点(2003-06-18 19:48:43) |
10.まずはその映像美にひかれる。その後に何かが残る。映画には内容を共感し感動、興奮するものと、見た後なんだったのかよく解らないが、ずーっと自分の中に残っている映画がある。両者共とてもいい映画だと思う。もちろん田園に死すは、私にとって後者だ。寺山の作品はどれも、皆の思春期に訴えかけてくる。ある種自分のトラウマというか、そういうものに触れてくるのだと思う。だから鮮烈にイメージに残るしどこか共感してしまうのだ。 【MxX】さん 8点(2003-05-20 14:35:54) |
9.青森のいや東北の貧しさの中での強烈な母と子の関係を始めとしたタブー。見ていて辛かった。でも見たい。まさに見せ物小屋。それだけじゃないのかもしれないけれど、強烈な印象。思春期に見ていたら人生が変わってしまうかも。 【てっつん】さん 8点(2003-04-17 03:05:32) |
【えたひにん】さん 8点(2003-04-08 13:23:49) |
7.映画に明確な意味を求める人は絶対に観ない方が良いです。意味が無いからじゃありません、観ても絶対に理解できないからです。私もはっきりした意味はよくわかりません、でもあの強烈な映像だけで十分な価値はあります。 【ナオキ】さん 9点(2002-12-10 00:15:19) |
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【貯炉】さん 10点(2002-10-02 18:01:03) |
5.鑑賞するにあたって、日本人であることが条件。10点か、0点か、わかれてしまうかも。あなたが30代以上で男性ならみておいては? 【島のアヒル】さん 10点(2002-09-09 22:23:39) |
4.表現豊かな映画であるとは言えますが、それだけでは言い切れないものがあります。シュールであるのに、なぜか現実的であり、母親というもっとも身近なものについて考えさせられる映画でありました。ここまで根本的に自分自身と向き合った映画がありましょうか。エンディングの締めかたはもはや、この監督にしか思い付かないものでしょう。私では到底あのようなラストは思い付きません。 【ジョン】さん 10点(2002-09-07 00:37:28) |
3.映像はすごく好きですけどね、、、、話がさっぱりわかりせん、、、。自分と、自分の子供時代との対話、、、、。色合いが印象的です。 【あろえりーな】さん 6点(2002-08-08 21:06:52) |
【GTR】さん 10点(2002-03-31 23:52:34) |
1.あらゆる映像が、自分の「それまで」を容易に超えた。母親というもの、家というもの、世界というもの、過去と現在。それらをモノクロームとカラーとの凄絶な交わりで綴っている。この映画を観た日、自分は「それまで」の自分じゃなくなった。寺山修司の示した矢印は、あとどれほど先の未来まで続いていくのでしょうか。 【エスメラルダ】さん 10点(2002-02-19 13:07:45) |