ゆきゆきて、神軍のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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ゆきゆきて、神軍

[ユキユキテシングン]
1987年上映時間:122分
平均点:6.90 / 10(Review 87人) (点数分布表示)
戦争ものドキュメンタリーバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-05-24)【イニシャルK】さん
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監督原一男
助監督安岡卓治
出演奥崎謙三
撮影原一男
企画今村昌平
美術赤松陽構造(題字)
編集鍋島惇
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123
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39.「神様の愛い奴」の後に「ゆきゆきて、神軍」を拝見しました。ですので、すこしだけですが奥崎氏を見直しました.しっかりした日本語を喋れているだけでビックリしました.見る順番が逆だったら奥崎氏への印象は変わっていたと思います.
くまさんさん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-08-09 09:31:23)
38.この映画を薬品に例えると、毒、麻薬、に近い存在だと思います。物事の分別のつかない年の子供には、絶対に見せてはいけないものでしょう。しかし用法をまちがえなければ、毒や、麻薬も役に立つものに変わるものです。
秩序だって清らかな場所にいるよりも、汚く猥雑で混沌としている場所にいたほうが、人間の事実がよく見えることもあるはずです。

極限に近い状況の人間がどうなるのかを知る意味で、
おとなの人は見ておくべきです。
チビすけさん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-22 19:17:25)
37.演技じゃない暴力はとても生々しく、自分の信念に従って生きるというのはこういうことなのだと思いました。奥崎さんの言うことにも、問い詰められている人の言うことにも、納得できる部分もあり、何事も一筋縄ではいかない世の中の縮図のようだと感じます。私には奥崎さんが正しいのか、誤っているのかさっぱりわかりません。多分誰にもそれはわからないんだと思います。
常識は移り変わるものですから・・・
サイレンさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-25 03:24:25)
36.あのアメリカの左翼おデブが可愛く見えるくらい、この奥崎という人は凄いです。他人の家に土足で上がりこみ、気に食わないと、押し倒し、殴る!!そして開き直り、自分で自分を通報する。いや~なんか凄いものを見せられました気分です。いずれにせよ、こんな凄いドキュメンタリーは初めて見ました。今頃天国で、奥さんと仲良くやっているのだろうか・・・。
こわだりのインテリアさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-30 01:27:20)
35.これほんまにヤラセなしなん?ならえーの?こんなん冷静に撮ってても、んでもって公開しても。一見、右翼みたいな変なおっさんが、昔の戦場での殺人事件の真相を暴こうと、途中、殺された兵士の遺族を巻き込みつつ、当時の軍人の家に勝手におしかけ、時に暴力をくししてベラベラしゃべりまくる映画。映画?ドキュメンタリーなんで、リアルな臨場感があり、特に主役の変なおっさんは、異様な光線がでていて、最後まで飽きずに観れたんやけども。それにしても、なんなんやろ、このおっさん。言動からかもし出す不気味な魅力とゆーか嫌悪感とゆーか、キモイけどみてまうって感覚?あと、軍人達の話もヤラセがないなら結構衝撃的かもしれんな~生々しくて。評価は道徳的にはどーかわからんけど、最後までなぜか引き付けれたんで。これで。ただ一回見たらもーえー。でもある意味自分が試される映画かもしれんな~。
なにわ君さん 7点(2005-03-04 10:51:25)
34.最近のドキュメンタリーブームとやらに便乗して本作品をレビュー。私は本作を学生時代に、奥崎のことを書いた小中陽太郎(今風にいえばサヨですかね、この人)のルポを読んで知りました。映画を観たときは、凄えなぁ・・と驚きました。最近、「華氏911」を好きだ、と恥ずかしい自己満足レビューをしましたが、私がムーアを嫌いじゃないのは彼が著書でこの映画を観るべきドキュメンタリー作品として挙げていることも理由の一つです。この映画も熱いといえば熱い。かたくなに証言拒否していた人も、奥崎から病身に対するひどい暴力を受け、ついには口を開きます(結局多くは語らない)。迫力あるやり取りがナマで現実にカメラの前で繰り広げられます。よくできた話に奥崎が誘導しているかのようです。彼の資質にも助けられて、この映画は取材力というか事実に迫ろうとする熱いパワーが凄い。それでいて本作には、所詮真実藪の中ということを常に忘れさせないぶっちゃけた落ち着きというか冷静さが感じられるのです。人にはそれぞれ言い分があり、みんな自分が可愛くてしょうがないということが痛いほど判ります。オンリーワン(?)の傑作ドキュメンタリーだと思います。奥崎みたいな人間はとても肯定できません。犯罪者であり、傲慢で独善的で弱く醜く卑怯です(極限状況からの奇跡的生還者である奥崎を私なんぞがどうこう言う資格はないんですが・・犯罪は良くない。)。彼の行動は、いや、この映画自体、これってはたして意味あんのかな?とも思えてきます。でも、私は別に暴力ふるったり、犯罪を行ってたりはしませんが、自分にも彼と似たりよったりのところ多いな・・と感じられて痛いです。本作は立派な反戦映画でもあります。
しったか偽善者さん 9点(2004-10-28 00:49:06)
33.奥崎謙三は我々に色んな姿を見せてくれる。ある時は「神」がかった存在であり、またある時は単なる狂人であり、そして、またある時はエンターテイナーにも姿を変える。この映画が彼のポジを描いているとすれば『神様の愛い奴』は彼のネガを描いていると思う。奥崎謙三に興味のある方は是非オススメする(本作で気分を害された方は勿論観ない方が良い)。この映画の凄いところは、奥崎謙三以外の元軍人の言葉、表情を押さえたところである。過去を語るのを躊躇う、彼らの表情はどんな戦争映画よりも戦争の凄惨さを語っている。この映画で描かれる戦争の凄惨さの前では、奥崎謙三の奇行すらかすんでしまっている。
はざま職人さん 8点(2004-08-17 21:18:42)
32.これがドキュメンタリーというものなのか!、、、という感じでした。すごいパワー、すごい時代、すごいキャラクター!太鼓の音が忘れられない。
コーラLさん 9点(2004-05-31 03:50:32)
31.ここはひとつ冷静に。奥崎謙三氏の人生哲学と行動については肯定も否定もしません。あの凄惨極まりないニューギニア戦で想像を絶する地獄を体験し、奇跡的に生き残った数少ない日本兵の一人であるわけですから。我々戦争体験のない平和な時代に生まれ育った人間には、とうてい理解出来ようはずがない。それではドキュメンタリー作品としてはどうか?…というと本作は紛うことなき傑作です。奥崎氏の激烈な人物描写も手伝い、“衝撃的”とか“ショッキング”という言葉はまさにこの作品の為にあるようなもの。終戦後23日もたってから、ニューギニアで2人の兵卒が銃殺刑に処せられるわけですが、その真相が次第に明らかにされていきます。テーマがテーマだけに、まさに固唾を飲み込むという言葉がふさわしくグイグイと引き込まれてゆく。凄惨を極めたニューギニア戦で、戦死者の肉を喰って生きながらえた日本兵が少なからずいたということは、東京裁判や帰還兵の証言でも有名な話です。《ネタバレ》しかしこの作品では、さらに一歩も二歩も突っ込んでおり、極限状態で行われた戦慄すべく真相が明らかにされようとする。当時この処刑に係った元下士官達の証言により、上層部の命令下、同胞の日本兵をも殺しその新鮮な肉を分け合ったというそら恐ろしい事実が…。もちろんまだまだグレーゾーンのままなわけですが。まぁとにかく欧米で起きた歴史的猟奇事件でさえ、かすんでしまうほどショッキングなドキュメンタリー作品でした。
光りやまねこさん 10点(2004-05-30 21:57:26)
30.高校3年生の頃、当時の国語の先生が「戦争」を知ることのできる幾つかの文芸作品を紹介した。その中で僕が覚えているのがヴェルコール『海の沈黙』、遠藤周作『海と毒薬』、大岡昇平『野火』。そして、それら小説群と共に、先生は、映画『ゆきゆきて、神軍』の衝撃について僕らに語って聞かせた。それからすぐに映画を見に行ったか、それとも暫くしてからビデオで観たのか、実はあまり覚えていないが、当然のことながら、この映画から受けたある種の衝撃は、いまだに深く僕の心に刻まれている。何せまだ純真な高校生だったのだから。。。
戦争従軍体験者の方々の多くが戦後、黙して語らないこと、これは何を意味しているのだろうか。彼らにとって戦争というのは、目の前の現実としてあったはずであるが、山本七平が戦場というものを「何が起こったのかなんて全く分からないまま、気がつくと周りが死体だらけだった」という現実として捉えていたように、体験していながら語りえないもの、事実としてそういうこともあったのだろう。しかし、別の意味で語りえない、語りたくない現実というものもあったはずである。戦場を生きるということは日常の倫理を超えて、人間を残虐にする。それは強さへの過信と共に誰もが持っている弱さから膿出るものであり、戦争という不条理下での否応ない現実なのだ。戦場帰還者に対して、僕らがそのことを論うことはできない。逆にそういう弱さを認識すること、そしてお互いをそういう弱さを持った人間として赦し合うことこそが人間という関係性にとって最も大事な認識<優しさ>ではないか、と僕は思っている。そんな認識に対する強烈でいて確信犯的なアンチテーゼが奥崎謙三という存在であることはもはや言うまでもない。正直いって彼を見ているとある種の嫌悪を感じずにはいられない。しかし、彼こそは純粋でイノセントな人間であることもまた確かなのだ。今やイノセントは行き場を無くし、それは狂気へと容易に転化する。この映画は、そんな人間の弱さを認めず、敢えて時代錯誤的なイデーを身に纏うことによって強さを仮装する男、奥崎謙三の確信犯的な自作自演劇であり、また、それは彼が表現しえたギリギリの人間的な喜悲劇とみなすことができるのではないか。
onomichiさん [映画館(邦画)] 9点(2004-05-29 22:21:08)
29.まさしく人生解毒波止場ですね。血栓溶解法、いいじゃないですか。
ナクサライトさん 8点(2004-05-28 09:58:39)(良:1票)
28.この人マジ者やし…凄いし…絶句やし…戦争が人を変える?お勧めは出来ない!でも見るべきだと思う…こういう人がいることもでも理解してはならない… 神であるから…マジに見ないように笑える人以外は…かなり不愉快になると思う!
レスマッキャン・KSKさん 9点(2004-02-05 01:42:10)(良:1票)
27.キチガイ。私は理解できないし、しようとも思わない。共感をするのもどうかと思う。もう新しい価値観を作っていくべき時代なんだから。ただ、近代日本の正しい歴史と、こういう人物がいる事については知っておいたほうがいいとも思う。…いや知らないほうがいいのか。意義のある0点。
カワサキロックさん 0点(2004-02-03 01:25:22)
26.真相を明らかにすべく関係者を訪ねてまわるという点では日本版「ショア」とも言うべき映画。「ショア」と違うのは、奥崎謙三という特異な人物を中心に据えている点。しばしば誤用される「確信犯」という言葉は、本来奥崎のような人のために使われるべき。
北海道日本ハム優勝さん 7点(2004-01-14 13:35:24)
25.ドキュメンタリー映画というのはどうしてこうパワーがあるのだろう・・・このインパクト・姿勢まさに驚異。正しいか間違ってるかは別にしてね。
とまさん 9点(2004-01-09 11:29:31)
24.もしカメラが無かったら,奥崎は元上官をあのように足蹴にしただろうか?また,ああまで挑発的な発言を繰り返しただろうか?確かに奥崎は強烈なキャラクターを持った怪人であることは間違いない。だが,この映画の撮影が彼の暴走っぷりをより加速させたことも,また間違いないのではなかろうか(例:ハマコー)。これを「ヤラセ」と呼ぶかはともかく,どんなドキュメンタリーにもそういう作為性・暴力性が内在している。この映画にある「見てはいけないものをみてしまった感じ」というのは,この映画がそういう「ドキュメンタリーの本性」みたいなものを露骨にさらけ出しているからではなかろうか。奥崎は単なる狂言回しだ。アナタや私がこの映画に嫌悪感を抱くなら,それは「ドキュメンタリー」に対する嫌悪感に他ならないと私は思う。
veryautumnさん [映画館(字幕)] 10点(2004-01-08 17:34:42)(良:1票)
23.びっくりした。衝撃的ドキュメンタリー。
MASHさん 7点(2004-01-03 13:32:16)
22.ちょうどこの映画の撮影されている頃に、「コミック雑誌なんかいらない」も取られていたのでは。「カメラ入ってる?」とか「音出てる?」なんかは、現実のキナメリが存在しているかのようだ。戦友の母親と対面するシーンは泣ける。そして充填されたパワーがカメラに向けてほとばしる!
神谷玄次郎さん 8点(2003-12-21 21:35:16)
21.奥崎謙三氏の圧倒的なまでの言動力にはある種の凄さがあるが、彼の行動はどんな理由をつけようとも決して正当化されるべきものではない。個人的には彼に対して相当の嫌悪感しか感じることはなかった。よってこの作品自体も評価されるべきものではないと思う。もちろんあくまで私的な意見にすぎないが。
鉄腕麗人さん [ビデオ(邦画)] 0点(2003-12-18 17:01:37)(良:1票)
20.これは学生時代に友人に薦められてみました。いやーびっくり。そして後味最悪。
ロイ・ニアリーさん 8点(2003-12-12 16:15:56)
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【点数情報】

Review人数 87人
平均点数 6.90点
0910.34%
133.45%
211.15%
311.15%
411.15%
578.05%
655.75%
71213.79%
889.20%
92528.74%
101517.24%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.60点 Review5人
4 音楽評価 9.66点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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