34.秀作ですな。IRAの話ですが、上手く作られております。 【ボバン】さん 8点(2004-03-24 01:08:49) |
33.大国のむき出しのエゴが憎悪とテロを呼び、テロが暴力と憎悪を呼ぶ連鎖はどちらかが一人残らず全滅するか、双方に共存してゆく道を目指す指導者が現われない限り終わりが来ないと思う。リーアム・ニーソンが出演していた『ミッション』に「力が正しいのなら、この世に愛は必要なくなる」という台詞があったが、絵空事の考えなのだろうか。 |
32.マイケル・コリンズも最初は無名だったわけで、そんな一兵卒の演説にあれだけの数の聴衆が耳を貸すものだろうか?間接的ではあるけど、あの演説が彼がアイルランド政権内で力を持つ最初のキッカケになった、という設定だと思うので、なんだかすっきりしない。しかしその点を気にせず観るとすれば、ちょっとした歴史の勉強にもなり、いい映画だと思う。 【若】さん 8点(2004-02-29 23:34:05) |
31.テロリズムは悪と言うのは大国のエゴなのか、個人的にはテロも戦争も賞賛するつもりはないけれど、テロや戦争を生む大国のあり方にも問題があるんじゃないかと深く考えさせられ、心に残る作品でした。 リーアム・ニーソンの便秘になりそうな程の力強い演技、とてもよかったです。 【ちょび】さん 10点(2004-02-09 13:47:00) |
30.アイルランド問題は不勉強な分野でしたが、それでも楽しめました。やはり史実という重みからですかねえ。でも平和ボケした私からは、独立運動から内紛となぜ戦争を好むのか理解し難いです。なぜ対立が続いていたのか考えさせられます。 【tantan】さん 8点(2004-01-28 23:17:42) |
29.目指すところは同じはずなのに・・・。現在のイギリスの正式な国名は「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」。これがどういうことなのか、イギリスの歴史に詳しくない僕みたいな日本人には分かりにくいですが、現在もアイルランドはイギリスの一部で、独立を目指す人々によるテロ行為が行われているらしいです。この映画を観ると、ただ単純に「テロは悪だ」とは言えなくなっている自分に気づきます。テロ行為はもちろん間違いなんだけど、話し合いじゃ埒があかないからそういう行動が引き起こされるんだよね。視野を広げるという意味でも見ておいて損はない映画だと思いました。 【池田屋DIY】さん 6点(2004-01-16 23:40:42) |
28.暗く重いテーマゆえに、退屈になりがちな本作を、さすがニール・ジョーダンの豊かなカメラワークと適材適所な音楽でエンターテイメントとしても楽しめる作品に仕上げていており、長い上映時間も気にならなかった。確かに監督の主義主張が薄く、ただ事実をなぞっただけという感が強いが、それがかえって、歴史教科書的に有名なデ・ヴァレラではなく(本国では有名人なのかもしれませんが)、マイナーなマイケル・コリンズを、監督が深く尊敬していることが伺えて、好感が持てた。俳優陣も豪華で、リーアム・ニーソンのガタイのデカさが、粗暴さと優しさと強い信念を持つマイケル・コリンズによく似合っていたし、所々で花咲くようなジュリア・ロバーツの笑顔が、緊張の連続の物語の中、なごませてくれた。映画としてとても成功している作品だと思う。 【ともとも】さん 9点(2004-01-06 23:30:08) |
27.派手さがなく、個人的には少し眠くなったけれど、地味ながらもしっかり作られている作品だと思います。スパイ、裏切り、内戦、暗殺…と重厚感に満ちていて、見終わった後少し疲れました。歴史の教科書的な作品だと思います。全体的に青みがかった色彩が印象に残っています。ジュリアロバーツがちょっと浮いているような…。彼女をめぐるやりとりも余分だったように感じます。 【プミポン】さん 4点(2003-12-27 16:10:10) |
26.マイケル・コリンズ役で主役を務めたリーアム・ニーソンは、実にこういう史劇的な役柄に多大な存在感を見せる俳優である。マイケル・コリンズという人物の知名度が低いせいか、映画自体にそれほど迫力はないが、混乱の歴史を生きた一人の人間の物語として見応えはあった。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-11-18 13:51:56) |
25.どうにも情けない程、実話の映画化には弱いもんで・・・。と言っても、この映画の魅力は、史実を追うばかりでなく、マイケル・コリンズという人の人間性や、周囲との愛憎劇を描いてるところでしょう。ダイナミックなシーンも交えて、見ごたえある映画になっています。 【鱗歌】さん 8点(2003-09-27 22:30:11) |
|
24.マイケル・コリンズを全然知らなかったのでちょっと勉強になったかな。アラン・リックマンのちょっとした女装が可愛い。 【桃子】さん 5点(2003-09-26 19:16:03) |
23.独立という困難な仕事の中では、このようなせめぎ合いは避けられないのでしょうね。そして、今も・・・。リアム・ニーソンはこの映画が一番格好いいかも。 【Titans】さん 9点(2003-06-30 02:31:24) |
22.アイルランドに興味がありこの作品をみたのですが、過去にはこのような実話があったとは驚きました。マイケル・コリンズの生きた人生に感動し、強い心ももらえた気がします。 【アンリ】さん 10点(2003-06-13 00:14:23) |
21.僕はアイルランドに関しては「マスターキートン」で読んだくらいの知識しかなかったんですけど、面白かったです。いわゆる「テロをする側(というか、せざるをえなかった)の論理」の映画は、「テロ=絶対悪」という風潮にある現代において貴重だと思います(しかも決してテロ礼賛になっていないし)。それにしても・・・いや、これは映画の評価と全然関係ないんですが、僕、マイケル・コリンズを演じたリーアム・ニーソンを最後の最後までロビン・ウィリアムズと勘違いしてたんですぅー!はじゅかすぃー!!し、しかもジュリア・ロバーツもわかんなかったし(アラン・リックマンは声ですぐに分かったんですけどね)。こんなやつに、果たして映画を語る資格があるんでしょうか・・・。←ないよ。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-06-09 19:42:47) |
20.限りなく8点に近い7点です。弱いものが巨人に立ち向かう手段が古今を問わずテロリズムなのですね…(それを肯定している訳では無いのですが)。実は、エンドクレジットの前のデ・ヴァレラの言葉が一番記憶に残っていたりします。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-06-08 22:26:57) |
19.イラク戦争終結宣言をブッシュは北アイルランドで行った。今のIRAとココに出て来るIRAと直接は関係ないと言うが、北アイルランド問題は今でも残っており、恫喝するブッシュ。テロリストも新たな時代への変化を求められる時代だ。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-05-29 00:21:13) |
18.これがフィクション映画であるなら何も文句を言う気はないのだけれどなぁ…。アイルランド紛争っていうのは、もっと宗教とか政治的な要因が複雑に絡み合うべきだと思うんですよ。それが結局のところ、コリンズとハリー、デフの個人的な確執に還元されてしまっているのが惜しい、というべきか。 【浅野】さん 5点(2003-05-28 22:55:51) |
17.リーアム・ニーソンはああいう役が良く似合う。時代を生きたひとりの男の話として観て損はない。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-05-28 15:29:28) |
16.多少内容が史実に脚色された感じがしますが、ゲリラ戦という戦い方の正しいやり方を確立したコリンズの生き様が生き生きと描かれた良い映画です。 【ナナ】さん 8点(2003-05-27 02:41:55) |
15.マイケル・コリンズが31歳までに築いた貴重な歴史、観ておいた方がいいです!特に同年代くらいの男性は必見でしょう。マフィアモノなんかよりよほど男の強弱が染みるし、脚本がすごくイイので、変に説教臭かったりお涙もんなどでなく、面白い! 【丸子】さん 7点(2003-04-16 07:34:49) |