16.父のお気に入りのこの作品、口うるさく「観ろ!観ろ!」言われての拝見。正直あまり期待はしていなかったものの、観賞後の今、父に深く感謝しております。こんな歴史を今の今まで知らずに生きてきた事を恥じております。この作品、実に素晴らしい。どこが素晴らしいかは僕が書かなくても他の方が書いておりますので省略。そして父はこの作品をあまりに気に入り過ぎて僕の名前を「マレスケ」にしようとしたのです。それを母がなんとか止めて現在ふつうの名前で生きております。以上・・・母に感謝。 【ボビー】さん 7点(2004-08-04 15:12:21) (笑:2票) |
15.あ、どういう訳か、この作品を選んでいた。近代日本史のターニングポイントを描いた、なかなか見ごたえのある力作。音楽もいい。日露戦争は、明治期の日本が総力を結集して戦った、南下するロシアに対抗する自衛の戦争だった。その結果、日本は世界の表舞台に躍り出ることとなったが、一方、その後の日本軍の暴走の原因を作ることにもなっている。先人の苦悩と、この作品に敬意を表して、小話を1つ。日露戦争に従軍した二飛躍(ニヒヤク)2等兵は、敵味方入り乱れる戦闘に巻き込まれ、方向感覚を失い、味方の陣地を見失った。どっちに行っていいのか戸惑う彼を見て仲間の兵士が叫んだ。「二飛躍さん、こっち!」お後がよろしいようで。 【パセリセージ】さん 7点(2004-08-03 19:20:52) |
14.ラストの乃木の嗚咽のシーンではぐっときてしまいました。でも途中の防人の歌の字幕のみのところは なんかなー て感じでした。やっぱり延々戦死者を見せつづけて欲しかった。ラストは良かったんだけど。 【かじちゃんパパ】さん 6点(2004-07-16 13:09:37) |
13.少々長いですね。仲代達也と丹波哲郎はそれぞれ乃木、児玉に実にハマッってましたね。明治帝の御前で戦争の復命をする際に乃木が泣き崩れる場面は、非常によかったです。ぐっときました。主人公がロシア好きであるという設定にしてますが、それにはあまり説得力を感じませんでした。日本の歴史にとって大変な出来事であった日露役を、かなりがんばって描いた力作だと思います。 |
12.主題歌が作品に直結している。日本人の「精神論好き」が集約されてる。水を飲ませてくれた日本人を撃っちゃうロシア人、当時のイメージなんだろうな。今だったら違うシナリオになってるような気もするが。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-15 13:27:42) |
11.戦史ベースの映画に恋愛はいらないなぁ・・・。けど省くと話が繋がらないか・・ 【亜空間】さん 8点(2004-04-13 22:10:20) |
10.日本人なら見るべき映画、主人公がロシア文学専攻の教師なのも泣ける、日本人なら、あの山の雄たけびは、忘れてはいけない。 【N列23番】さん 9点(2004-01-28 18:12:41) |
9.今の日本が長い歴史に刻まれた多くの犠牲の上に成り立っているのが判る映画です。新沼謙治がいい感じ。ただ、ロシア側の人間が全く見えてこないので、日本人の悲劇、としての側面ばかりの映画という印象が残ります。日本の戦争映画って、みんなそんな感じなんですけど、人対人、国家対国家である戦争を、客観的に描いた映画が見たいとも思います。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-15 14:17:07) |
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8.「防人の詩」が最後にジワジワと効いてくるのが印象的です。日露戦争最大の激戦地である戦いを描いたわけですが、まさに人海戦術の戦いですね。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-18 19:12:51) |
7.日本海海戦勝利の影に旅順陥落があると思うと多大な犠牲が無駄ではなかったと言える。豆腐屋の新沼謙治がラッパ吹いてました。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-11-02 14:06:33) |
6.以前カラオケで「防人の詩」を入力したら、バックの映像にこの映画の戦闘シーンが流れて、なかなか好評でした。肝心の映画の中では歌詞しか出ないのに! 戦闘シーン、人物描写ともになかなか見ごたえのある映画です。エピソードをあれこれ網羅しようとして、ちょいと説明くさい部分があるのが、残念ですけどね。 【鱗歌】さん 7点(2003-10-11 00:13:44) |
5.最近この手の邦画が少なくて寂しいと感じるのは私もその一人です。わかるんです、日本は戦争映画作るの下手なのが。作っても売れないのも。せっかく作っても結局、役者のせいで「現代の香り」が強く出てしまって白けるのも。だけど、戦争賛美じゃ決してなく、日本の一つの歴史の財産として、かっての日本の「戦(いくさ)」をもっと真正面から向き合った、日本の戦争映画がほしいです。そういう意味ではこの203高地は中々の出来。歌もポイント大きいのは私も賛同します(笑)。 【はむじん】さん 7点(2003-09-09 05:12:45) |
4.昨今の偽善に満ちたハリウッド映画に比べれば、ぜんぜんいい。予断ですが、あの映画が封切られた当時、まだ小学生だった私は幼いながらも北方の脅威=ソ連の脅威をあの映画を見て痛感し、ソ連が攻めてきたらどうしようかと、大変j不安になった記憶がある。歴史的に検証すると、我国の「旅順攻略戦」はいわゆる精神主義を旧軍に定着させてしまい、科学的合理的手法を隅に追いやってしまった負の遺産とも考えられ、必ずしも評価できません。とは云え、最近この手の邦画が少なくなったことに一抹の寂しさを感じるのは、私だけだろうか? 【山本 五十七】さん 9点(2003-05-03 17:52:05) |
3.邦画ではかなり見ごたえがあったほうだと思う。またさだまさしの挿入歌がいいところで入るよ、実際。 【みんみん】さん 7点(2003-04-28 21:45:58) |
2.東映や東宝が競って出していた戦争映画でその中でも良質だと感じたのがこの映画でした。乃木将軍っていう人物が神格化するのがこの舞台になる日露戦争ですけど、あの当時としてはある意味、かなり現実的な人物化してるというのが出来の良さを挙げているんじゃないでしょうか。しかしあの映画のエンディングで「防人の詩」というのはやっぱりインパクトが強いですよね。 【奥州亭三景】さん 8点(2003-04-27 21:04:39) |
1.ドラマにもなってたけどこの作品の場合は映画もドラマもどっちつかずかな(実際、ラストシーンの他違いは覚えてない。映画は晴れ、ドラマは吹雪)。映画の方はコンパクトでよかった。しかしまあばたばた死んでいくので食傷気味にはなりますが、歴史としてみると感慨深いものがあります。小生の場合、どこかの古本屋でこの映画のパンフレットを買い求めてからはまった、という経緯があります。日本が戦争を考えるに意味深い一品と思います。娯楽としては、戦争というものを色んな角度から見すぎてこうなったという感じ。長いのでもう少しひきつける何かがほしかった所。でもいまだにマイビデオにはしっかり保存してあります。完全版とか出ないかな?今からは無理かな?いや、ぜひ出して下さい!!! |