22.濃いおっさん二人の泥臭いナイフでの戦い。結構イカス。ジャングルでの追いかけっこもなかなか見ごたえあり。でも何が言いたい話なのかはよくわかんないのがなんとも。コダワリを感じた映画。 【アンソニー】さん 6点(2004-07-11 17:30:53) |
21.まずまず。トミーリージョーンズの老け方が、ちょっと痛々しかったのと、この手の映画で90分強は、ちょっと短すぎないか?師匠と弟子という構図は黒澤映画のそれを思わせる。もっとジックリ見せてほしかったな。アッサリし過ぎ、ちょい薄味の感は否めないのが残念。殺人マシーンのデルトロが家族思いという人間らしさを加味したのも少し邪魔かな・・・。もう徹底的な冷血殺人マシーンのほうがいい。2人の知恵比べみたいな部分ももう少し欲しかったなぁ。よかったのは、殴りあったり、ナイフで斬り合ったりと、リアルな「痛み」に拘ってるところ。そこんところは、さすがテレビドキュメンタリー出身のフリードキン。面目躍如というところか。CGテンコ盛りで、一度に数百万人が派手に死んでも、こっちに痛みは、ちっとも伝わらない昨今のハリウッドの大作に対する危機感や異議のようなものがあったのかも。2人の演技は文句なし。でも、やはりトミーリージョーンズ、ちょい痛々しい(笑)でも、こういう映画に出てくるFBIって本当に無能だな。あの威勢だけはいい女性捜査官も邪魔なだけ。こういうのってお決まりなのかな・・・・。でも、骨子は西部劇だと思えば納得が行く。老いた保安官と、かつての部下で、いまは冷血なお尋ね者のガンマン、それを取り巻く無能な騎兵隊・・・・。やっぱり西部劇だよ、こりゃ。 でも、どなたかも書いてたけど、男の持っている獣性、その凶暴性、それでいて、どこかフェアな精神、男性的な良きアナクロニズムの復権を逆説的に描いた。ちょっと気になる佳作ってとこでしょうか。北方謙三の小説と似た質感が好ましい。 高架線を走る列車を使ってのアクションは「フレンチコネクション」のセルフパロディか? 【ひろみつ】さん 7点(2004-05-20 22:19:46) (良:1票) |
20.なかなか面白かった。ただもっと元師弟の二人に焦点を絞ったほうがいいんじゃないかな。ハラムが電車を脱出し橋の塔に登っていく際、あの邪魔なFBIが銃撃を加えたシーン。なぜか“ハラムに当てたら承知しないぞ!!!”と思った。 【よっふぃ~】さん 6点(2004-04-26 10:40:35) |
19.ストーリー上、ツッコミ所は少々あれど、デル・トロの殺人マシンっぷりとナイフでの戦闘シーンで大満足!実在するトラッカーをモデルにしたT.L.ジョーンズの、劇中でのトラッカーぶりにも結構満足。ただもっとリアリティを求めるなら、ラストのデル・トロとの戦闘シーン、ホントなら勝負は一瞬でつくはず・・・(あんなに長いこと斬り合わないでしょ)。それにT.L.ジョーンズが追跡するシーン、あれだけバタバタ走り回ると自分の足跡残しまくりで、自分の位置を敵に知らせているようなもの。けどまぁその辺は敢えて映画用にアレンジしたんでしょうね(実際どおり一歩歩くのに30秒かけてたら時間がなくなる)。とにかく限りなくリアリティに溢れた本作品は自分にとって久々のスマッシュヒットです! 【Mr.ぼぉん】さん 9点(2004-03-02 01:23:42) |
18.予告はかっこよかったなぁ・・・。デルトロが捕まるまでの流れとクライマックスのナイフを駆使しての戦いが良かった だけに中盤のだれ具合が残念。どうせなら最初から最後までジャングルの中にしてほしかった。 【新井】さん 4点(2004-02-22 12:36:15) |
【長尾 景虎】さん 6点(2004-02-17 19:46:18) |
16.予告編を観てとても期待したんです。「狂気の殺人マシーンと化した凄い奴が出てくるんだろうな。トミー・リー・ジョーンズはとっても鬼教官だったんだろうな。それがどんな対決をするんだろうなあ」って。冒頭のコソボの惨劇はオッケーです。かなり戦場の狂気を感じさせ、主人公がいかに精神に変調を来したかが納得できる前提ですから。カナダの森林保護官としてオオカミを助けるトミー・リー・ジョーンズもオッケーです。あれで追跡のプロだという前提が示されましたから。元ローマ皇帝の姉で現在はFBI捜査官の女性(笑)が、文明の利器(麻酔銃)であっさりデル・トロを捕まえてから後の展開が、どうにもダラダラとして抑揚のないものになってしまいました(ってことは、本編の大半がダメってことジャン(苦笑))。「フレンチ・コネクション」を想像させるような追跡劇やカーアクションが展開されますが、ナイフ一本の犯人を追いつめるという設定が、どうにも不自然すぎてなりません。SWATや軍隊を導入すれば簡単に射殺できてしまうからでしょう。あえて外しているかのような銃撃戦もガッカリです。どうも、本当の自然の中で戦った方が、都会のジャングルよりも私には興味が強くあったようです。わざわざ舞台を大都会に移したことの意味があまり感じられず、設定を活かしきれなかったようです。かといって、いきなりラストの対決のシーンがあんなところで、ナイフの刺し合いになっても、いろいろな意味で痛い(苦笑)。せっかく面白い設定を提示したんだから、もっとそれを活かす展開を期待したかった。最後に、冒頭で助けられたオオカミがちらっと出てくるのにはニヤリです。 【オオカミ】さん 6点(2004-02-17 15:48:24) (笑:1票) |
15.「パイナップルARMY」や「MASTERキートン」と何故かダブりましたがとても楽しめました。ただいい所でトミーリーとデルトロの間に割って入ってくる女FBIが邪魔でしょうがなかったです。 【にう】さん 7点(2004-02-17 06:12:23) |
14.何がすごいって銃を持った軍隊がいれば何とでもなるはずなのに無理やりナイフでの決着にもっていったその強引さがすごい! 【コーヒー】さん 5点(2004-02-09 18:22:35) |
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12.『鬼ごっこ』と云えば、T・L・ジョーンズ…(鬼役がよく似合う) 殺人マシンと化してしまった男を、彼の元教官が追うと云う物語。聖書の一説で始まるこの作品に、サスペンスで多用される『常套手段』を感じてしまったが、殆どその必要性が理解出来ずにいた。ラストへの伏線として観ていれば「ああ、なるほど」と思わせられなくもないのですが...。全体としてステレオタイプな作品であるが、飾り気を一切排除している処が良い。 戦場で英雄になった男が、ストレスから狂人になってゆく過程は少々甘く感じたが、人間性を失っていないハラムの虚しさ孤独感は惹き付けられる。そして、ハラム(元教え子)を見付け出せるのは自分だけと確信していながら、彼を手に掛ける事に戸惑いを隠せないL・Tの悲哀もまた、魅力的でした。 格闘場面では銃撃戦などを用いず、派手さを欠いていても、肉弾の迫力を描き切れていると思う。が、終始激しいが静寂を帯びているナイフでの殺し合いには「アクション映画」を観るつもりだった人にとって賛否別れる処だと思います。 この作品は、一度観ただけでは理解不能なシーンやカットが多い。その為、観る度に発見があって面白い作品だと思います。 ただ、ヒロイン役だと思わせておいて、結局は殆ど見せ場のない『取って付けた』様な設定のニールセンがちょっと可哀想な扱いです。なので、-1点(笑) 【MAZE】さん 9点(2004-02-03 21:35:40) (良:1票) |
11.森の中でのサバイバル久々に見せられました。とりあえず、デル・トロっすね。この映画の大部分は彼の存在感で成り立ってますね。 【腸炎】さん 7点(2004-01-18 20:31:28) |
10.久々の骨太映画。ジャングルでのサバイバル戦は迫力十分。銃に頼らないナイフでの格闘も久々で新鮮。トミー・リー・ジョーンズは、いくら先生だったとはいえ、強すぎない? ベニチオ・デル・トロはなんで追われるようになったの? など多少気になることもあったけど、まあそんなちっちゃいことはいいか。久々に楽しめたんだから。 【tantan】さん 8点(2004-01-17 00:48:29) |
9.どうしてトミーリージョーンズはあんなにベニチオデルトロの行く先々がわかったんでしょう???教え子だから!? ずっと森の中とかでたたかってほしかったですぅ。。。 【mako】さん 6点(2004-01-14 13:16:21) |
8.トミーリー、超能力者?あまりにも勘がよすぎるし足が速すぎるのが気になりました(笑)ちょっとあの女指揮官は必要なかったのでは・・・ 【ピース】さん 6点(2004-01-07 21:48:08) |
7.展開は正直、地味ながら個人的には面白く見れました。 対決シーンとかも下手な銃撃シーンよりも迫力あって力入ります。 トミー・リー・ジョーンズ渋過ぎ・・デル・トロの眼光もすごかった・・ ただデル・トロ演ずるハラムが殺人に駆り立てる動機がいまひとつ見えなかったのが惜しいです。 あとやっぱりトミー・リーと行動するFBIの捜査官が女性である必然がまるで感じられなかったのもマイナスです。 【まりん】さん 7点(2004-01-04 14:23:59) |
6.森や河辺でサバイバルするのはいいけど、トロもトミーも、もう少し気の利いたアクションが出来てたらと思う。 【亜空間】さん 7点(2003-12-28 21:15:28) |
5.山中で自らナイフを作り、肉を切り裂く壮絶な決闘が最大の見所。久々の「ランボー」もので原点に返ったアクションが嬉しい。ただ、殺人鬼になった経緯は到底納得出来るものではなく、トミー・リー・ジョーンズも動物には優しいが、部下には冷たい冷血漢だった。 【まさサイトー】さん 5点(2003-12-07 19:23:43) |
4.いや~、久しぶりに骨のある格闘を見たなー。BGMも必要最小限に抑え、徹底的に無駄なものをそぎ落としてある。CG無し、びゅんびゅん効果音をつけたカンフーも無し。派手には程遠く、ヒットしなかったのも仕方ないが、それがかえって手作りナイフでの格闘という泥臭さを際立たせる。これこそ漢の戦いだ。 |
3.トミーリーとデルトロという男臭い俳優2人のアクション、とても良かったです!派手すぎないところが逆に惹き込まれました。。確かに、トミーリーおじさまには少しハード・・かも? |