15.自分に何もしてくれず、金持ちに売り払おうとした父親が娘に「呪ってやる」というシーンで、娘が「お父さんに、何かもらったのってはじめて」と切り返すシーン素敵です。 セックス中毒の父と、女たらしの息子も笑えます。嫌になちゃうお母さんの気持ち良くわかります。 でも、そういう風にしたのはお母さんなのかもね。 【omut】さん 7点(2005-02-20 08:01:16) |
14.私は「フランス映画ってわけわかんない」と思うことが多く、この映画もそうなのですが、それでも引き込まれる作品でした。でも、ノエミの正体がわかる前後の展開があまりにもギャップが大きいことと、彼女たちのしたことのすべてを必ずしも肯定できないこととで、自分は女だけれど、見終わったあとも爽快な気分にはなれませんでした。 【チョコレクター】さん 7点(2005-01-13 20:56:36) |
13.ストーリー自体は良い作品。面白いです。まぁ男の自分としては肩身の狭い1時間半でしたが(笑)。 重くも軽くも描けそうな脚本なだけに、もう少し「本格派復讐劇」みたいにしても面白かったかもしれないと思いました。 【wood】さん 7点(2004-11-21 14:54:36) |
12.ノエミの過去がわかるまで退屈。早い段階でノエミの素性を明かしたほうがもっとみれた。 【michell】さん 5点(2004-10-15 21:53:48) |
11.とても面白かった。飯の支度をしてアイロンをかけ夫や子供の世話を毎日、男の相手を毎日、カオスと化した日常の中、主婦と娼婦がタッグを組んで男達に反旗を翻す・・・というとただ生活を投げ出しただけのように思えるけど、充実した生活がしたい、人との繋がりが欲しいという女性の強い深い愛情の映画に思えた。ゆるゆるな息子とダメ夫、その母親、犯罪組織が絶妙に絡んでいき、非常に引き込まれるストーリー。「女の心情」もうまく描いていたと思う。下手に女性から共感を得ようと思っていない感じも良かった。家事にうとい父も「おもしろかった」と言ってました。 【耳】さん 9点(2004-09-27 07:24:13) |
10.スゴイ!ここまでテンポが良くて、最初から最後までドキドキ・ハラハラな映画は初めて観たかも、普通少しでもダラ~ってしちゃうシーンがあるけどこれはそんなところナイ!(ほめ過ぎ?)女は強い!!って所がよぉ~く分かる映画デス。 【愛しのエリザ】さん 9点(2004-09-18 22:31:37) |
9.男どもが皆あんなヘナチョコリンだったら、そりゃ家ぐらい飛び出したくもなるわさ。 |
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【k】さん 8点(2004-08-01 21:50:32) |
7.うーん、「テルマ&ルイーズ」のように、女性が悪い男・ダメ男をとっちめる話というのは好きなのだけれど・・・いくらなんでも戯画化し過ぎではないの?と思ってしまった。最初は男達のダメっぷりも小気味良かったのだけれど、あまりにもダメ男しか出てこないんだもん。これって結局「男に都合の良い類型的な女性しか現れない作品」の裏返しなんじゃないの?と思う(それに、詳しいことは知らないから偉そうな事は言えないけど、イスラム社会ってあそこまで「男尊女卑」的かなあ?確かに近代西洋的観点から見れば眉をひそめたくなる様な風習・慣習もあるのだろうけど)。あと、編集の仕方が妙にガチャガチャしてて落ち着かないのも気になったし、何よりも納得いかなかったのは、中盤でノエミがのエレーヌの旦那を誘惑するくだり。いくら心が離れてしまったとはいえ、夫(元夫?)があんな目にあって平気なんだろうか?とか、その他にもノエミの人物像とか色々「うーん」と思うところが多々あって、残念なことにあんまし「元気」にはなれなかったのでした。でも、他の方のレビューを読むとやっぱり女性の評価は高いんだなあ。それはそれで、「ふーむ、なるほどなあ」って感じで興味深い。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-07-27 15:19:41) |
6.高レビューではあるけど、「フランス映画だしな~どーせ私とは色が合わないよ。ふふ~ん」と思っていた私に、感嘆の溜息をはかせたこの映画。良い! とても良かった! 実に爽快で、気持ちが良い。ただ一つ思うのは、きっと女性に好かれる映画であるだろうということ。視点が女性の場合、一種の快感を得られると思うのだが、男性の目からは、ご都合主義にしか見えないのではないだろうか。私は女という立場から、半分以上女であろう出演者の感情だとか、心情が分からなくもなかった(←濁し発言)。だけど、男性には……分からないでしょ。「ピアノ・レッスン」「ダーティ・ダンシング」もこの類かな。女として心から楽しめた作品でした! 【もちもちば】さん 9点(2004-07-14 11:58:38) |
5.テンポよくさくさく進むので見てて飽きない展開でした。 音楽がまたいい。これから何か起こるぞって彷彿させるリズミカルなテンポ音楽。 おもわずニヤリとしてしまう展開が非常に大好きです。 【とま】さん 8点(2004-06-27 21:33:42) |
4.お話はサスペンスタッチでもあるが、出てくる男が皆悪人だったり情けなかったりするのに対して、それに女が反旗を翻して大活躍という痛快で面白い話。主婦と娼婦に対して夫と息子、女を食い物にする売春組織の男たちという構図は一見交わりそうもない世界だが、これをテンポよくユーモラスに見せてしまう脚本も俳優もいい。恵まれない生い立ちで、虐げられてもたくましく人生を切り開いていく娼婦役のスタイル抜群の女優が印象的。 【キリコ】さん 7点(2004-02-14 15:37:18) |
3.映画館でかなりクスクスと笑ってしまった。レディースデーというのもあったんだろうけど、劇場内は女性の忍び笑いでいっぱい....。ストーリだけを見ると結構暗いのに、微妙なセリフと間そして俳優陣の表情でここまでコミカルな映画になるんですね~。邦題の「女はみんな生きている」というのも巧い!! 女性が魅力的な分、男性は悲しいほど情けなく、風刺画的に描かれているのも笑いをさそう。かな~り爽快感あふれる映画でした♪ 【ちっちゃいこ】さん 8点(2004-01-09 16:42:50) |
2.フランス映画でこんなに笑ったのは初めてかもしれません。あんなに殴られて歩くのにも時間かかったのに、記憶はしっかり全部残ってるのはちょっと不思議、まぁ当たり所がよかったのでしょう。どうしょもない夫の演技が最高でした。音楽もスタイリッシュでよかった。これはまた見たい作品です。 【いざ、ベガス】さん 9点(2003-12-04 16:45:05) |
1.ここ何年か観て来た映画が全てかすんでしまうほど強烈な印象を残しましたね。冒頭の掴みからテンポよくどんどん話に引きずり込まれ、サスペンスでありながら爆笑モノのコメディでもあり、「男と女」という永遠の命題を扱った痛烈な男性批判映画でもある。これを観て感動する男性はほとんどいないだろうと思うけど、女性にとってはこれほど小気味良く、最初から最後まで楽しめる作品というのは実際それほど多くないのではないでしょうか。わからず屋で仕事一筋の夫、家を出て恋人と同棲を始めてしまった息子に振り回されっぱなしの平凡な主婦と、これまでの人生のほとんどを男に踏みつけられて生きて来た娼婦の、痛快とも言える復讐と再生の物語。この映画を観ることが出来て良かったと、長く思い続けられる一作だと思います。 【anemone】さん 10点(2003-11-23 23:05:30) |