【たま】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-02 15:56:21) |
67.ジーン・ハックマンが走る!走る!!走る!!!それを受けて隣で見ていた友人が「クレイマー、クレイマーかよっ!」という意味不明な突っこみをしていたのが印象的だった。 【8823】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-16 08:21:19) |
66.刑事ドラマにも関わらずこのメリハリの無さはアメリカンニューシネマの影響だろうか。アクションにもサスペンスにもなりきれず、特に酷いのが音。街の音、靴音などあまりにもリアリティが無く「作った音」を意識させ、BGMは極力流さず音で臨場感を表すという演出が逆効果に働き、これではBGMが無いと単にダレるだけになってしまった。犯人に「力」が見えないのも緊迫感が無い。なんだあの盗聴されほうだいおっぴろげ、暗殺失敗、遭遇すればひたすら逃げる情けない連中は。俺が普段見てるタイプのマフィア映画じゃこんな奴らはシマに出現した瞬間消されるだろうよ。実話だってんだからしょうがないがとにかくつまらん。2001年宇宙の旅ですら1回で見切った俺が全編見るのに3回見直すなんて… 【Arufu】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-26 18:23:03) |
65.ヨーロッパの抜けるような青い空、青い海。お互いにプレゼントを渡しあう幸せそうな男女。一転して映画はニューヨークの、様々な色の混ざり合った慌しい世界に。コートをプレゼントされたあの幸せそうな男と共にこの世界へご招待を受けた私は、猥雑な空間で、ただただ働く男の姿を見せられてゆきます。何故懸命に悪を追うのか、何故そんなに必死なのか、説明は一切なし。ひたすら追う追う、追いまくり。終始緊張の糸がピンと張りつめ、暴力的なカメラと色彩と編集、ノイジーなBGMが心をかき乱し続け、映画の終了まで心のざわざわが続きます。ヘップバーンがデニッシュとコーヒーを手に見つめた高貴なる宝石店は、この映画では強盗団に襲われる世界。きっと今でもニューヨークという街にはいっぱいの悪が潜んでいて、そしてポパイが走りまわっていたりする、そんな風に思わせる映画なのでした。夢を見せる時代は終わった、さあ、現実を見せようじゃないか、そんな70年代の始めの物語。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-06 20:36:00) (良:1票) |
64.何度目の鑑賞か?愛称ポパイの刑事の人物像が上手い。地下鉄とのカーチェイスは今も圧巻。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-21 23:42:30) |
63.当時としては、かなりシリアスな作品だったのではないでしょうか..今観ても十分楽しめます... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-28 16:51:52) |
62.最近のハリウッドの大作みたいにCGきりの映像なんてまるで無縁のこの作品、これが本来のアクション映画のあるべき理想の形だと私は思います。とにかくこの映画の主役、ジーン・ハックマンともう一人、相棒のロイ・シャイダーが人間臭くて良いです。特にジーン・ハックマンなんて本当に物凄い執念で犯人を追うその姿なんて感動的です。CGによるごまかしとは全く違った緊張感のあるストーリー、ポリス映画の秀作として外せない1本です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-01 22:55:28) (良:1票) |
【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-06-22 02:36:56) |
60.カーアクションもなかなかだったが、それよりも駅での乗ったり降りたりとか、車を解体して麻薬を調べるとかいうような単純な設定を引っ張っての緊迫感の方が印象的だった。全体的に、無駄な装飾を一切排したことで、逆に制作者のテンションの高さを感じることができる。ラストのあっけなさも潔い。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-04 03:20:04) |
59.たまにカラオケでクリスタル・キングとかドリカムとかを絶叫したくなる時がある。あんな音程出せるわけないのに。でも、声がかすれて裏返っててもホンキの魂があれば拍手をもらえる。歌ってのは技術じゃないんだ、ソウルなんだよ。音程が外れようがリズムが狂おうが関係ない、歌の本質はそこじゃない…というのを映画に置き換えるとそのまんま本作になるワケですな。最小限の情報しか写さないオープニング(しかも黒バックに白字のみ)。夕方の追跡シーンがいつの間にか昼になってる矛盾。音程外れっぱなしで吼え続けるだけのトランペット。よく見ると尾行過程の不明な、ズサンなカットつなぎ。強引に挿入される狙撃シーン。時々メチャクチャに狂ってるフィルムのカラー。オチたんだかどうだかよくわかんないエンディング…『フレンチ・コネクション』を評価する時に、こんな部分で減点する奴はまずいない。全ての画面が「オレの魂を受け取れーッ!」と叫び続けるこのパワーに、どう気の利いたレビューを加えりゃいい? 蛇口が壊れたように溢れ出る男性ホルモンの洪水に、オイラなんか大人しく溺れるだけだよ。「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい」のなれの果てアクション巨編。個人的には続編の方を評価してるんで、この点数で。 【エスねこ】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-04-27 22:57:21) |
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58.麻薬組織を徹底的に追い詰めるポパイの姿には鬼気迫るものを感じた。そしてその鬼気様迫る姿こそがこの物語の根幹でありまた支持される理由なのではないかと思う。あれだけの執念で追い詰めた麻薬組織に対して無罪同様の判決が下されたというラストのテロップが悲しいスパイスとなってこの物語を一層引き立たせているのもまた良い。適切な表現かはわからないが「男の深層心理」を上手く描いている良作と言っても過言ではないと思う。 【ゆきむら】さん 8点(2005-03-22 18:11:17) |
57.面白い!。定石通りの正当な刑事ものとしては、これを越えるのはちょっとムリではないかと思います。フリードキンというのはさすがドキュメンタリー出身というか、細部までリアルに見せることでこの映画は成功しています。全編ロケによりNYの殺伐とした雰囲気が味わえるし、各シーンをとにかくじっくり見せてきます。重要な情報を握っても張りこみには一晩をかけ、証拠を積んだ車を確保してもなかなかブツは見つからず、結局車の解体をじっくり見せられるわけです。タレコミ屋から情報を聞き出すシーンひとつにしたって、どんな状況でどうカムフラージュしながら接触するかまで丁寧描写。普通の映画なら「情報が入った」「証拠がみつかった」の一言で片付けられるシーンでも、実に事細かに描くことで捜査が活き活きとしてくるんです。そうした一連の描写が説得力を持たせてくれるおかげで、伝説のカーチェイスがさらに際立って見えてきます。まぁ私の個人的な意見としては、ハイライトのカーチェイスよりもシャルニエを尾行するシーンの静かな緊迫感が好きですけど。そして「これで終わり?」みたいな唐突のラストはいかにも70年代。「立つ鳥後を濁さず」みたいな潔さを感じました。それにしてもこの映画、かのスピルバーグが大ファンで、初のハードボイルドである「マイノリティ・リポート」ではかなり参考にしたとか。 【ザ・チャンバラ】さん 8点(2004-09-26 23:39:33) (良:2票) |
56.昔、テレビで何遍もやっていて、その度に何遍も観たけど、とにかく面白い作品です。オープニングのポパイ登場のシーンなんてサイコーですよね。何だコイツは、って感じで出てきたと思ったら、ハチャメチャやって、確かに殺伐としているけど、男同士の意地の張り合いが滲みでているっていうのかな。展開が退屈? そうかな。でも、僕は、展開の退屈さも含めて、あの雰囲気が大好きなのです。まぁポパイっていうキャラクターに痺れているだけなのかもしれないけどね。 僕にとっては、古いとか新しいとか関係なく、ヒジョーに単純に「好きな作品」です。 【onomichi】さん 8点(2004-09-20 11:53:29) (良:2票) |
55.「古いと一蹴せず、歴史的意義を加味しなければいけない」というレビューを見かけますが、これには違和感を覚えます。作品というのは常に時代の風化にさらされており、その中で古くなっていくものは確実にあるんです。レンタルビデオ店には、古典も現行作品も並列に置かれています。従って『フレンチ・コネクション』も、ひとつのソフトとして、あらゆる後続の作品や、21世紀のCG技術と戦わなければいけません。その上で観てどうか。ストーリーはどうか。カーチェイスはどうか。「ショボい」「迫力は負けてない」「現在のものとは違った魅力がある」いろんな意見があるはず。それを正直に書き込むのは、立派なレビュー方法です。断っておきますが、映画史の知識が無意味だと言ってるわけじゃありませんよ。むしろ、そういう視点から評価することは非常に重要です。そうじゃなくて、「歴史的に意義深い作品には、みんなが高い点をつけるべきだ」という意見に反対しているのです。そして私は今日、ひとつのソフトとして『フレンチ・コネクション』を観ました。つけた点数は5点です。生々しい暴力描写が好きでない私にとっては「可も不可もなくってとこ。ビデオでも良い感じ」(採点基準表より)だったからです。皆さんはいかがでしょうか。 【円盤人】さん 5点(2004-09-18 19:01:57) (良:1票)(笑:1票) |
54.高架下で繰り広げられるカーチェイスは緊迫感が満ちていました。 しかし、それ以外の場面は忘れてしまいました。 【しまうまん】さん 6点(2004-06-19 21:16:03) |
53.全体的に緊迫感を持たせたような作りにしてある印象を受けました。自分は好きです、こういう見せ方。ラストは発砲音だけで、ちょっとそこはしっくりきませんでした。 |
52.結構、台詞なし、音楽なし、で流れてゆくシーンが多いでしょ?そこがちょっとツライかったな。前半めちゃめちゃ退屈でしたしな。 【3737】さん 3点(2004-06-11 23:22:58) |
51.「踊るなんとか」(映画版)みたいに「事件は、会議室で・・・」とか言って上司に噛み付いてもトントン拍子で、事件が解決したりするわけでもなくましてや「ラララ~」みたいな歌が流れてめでたしめでたしなんて事もない、でもなぜか、面白い。狂気すら感じさせる執念で静かに犯人を、追い詰め、やたら熱く悪と麻薬を、憎むまるで「密着!警察24時」でも見ている様な錯覚に落ちいっていると、怒涛のカーチェイスが始まり一流のエンターテイメントを、見ていたことに気付く。ごちそうさまでした。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-06-09 11:09:15) (良:2票) |
50.愚かにも初見では良さが判らず、DVD購入しての2度目。これは、面白い!面白かったではないか!!殺伐としたショットが多いですが、行き詰まる犯人とポパイ刑事の追跡劇。ラストのもどかしさは、事実だからあんなもんなんでしょう。2も見たけど、全然こっちの方が面白い。あんな執念深い刑事なら、逃げることなくさっさと捕まるようにします。だって死んでも追いかけられそうだから。ところでブラッカイマー君、車をたくさん壊せば面白い刑事映画が撮れるとは限らないのだよ。(昔は好きだったんだけどなぁ・・) |
49.ドキュメンタリー・タッチの演出とカメラワーク、それまでの映画では描かれなかったポパイ(ドイル)刑事のキャラクターとそれを見事に演じたハックマン、そしてラストの...。どれをとっても最高の出来だと思います。そにしても同時期に出た「ダーティハリー」と共に、その後の全ての刑事モノに多大な影響を与えたのは間違いない。 【nizam】さん 9点(2004-05-26 12:33:19) |