14.よく考えるまでもなく、「幸せの黄色いハンカチ」とストーリーだけが違う映画。出ている俳優陣がほとんど一緒。2作をまとめてみるとニヤリ。高倉健もいいが、倍賞千恵子の美しさを支持する僕にとっては、「遥かなる…」のほうがいい。ラストの列車のシーンに、じんわりと涙。 |
13.ちょっと古いなぁという感じあるけど、無難におもしろかった。感動とかは特になかったけど。キャストからしてどこか黄色いハンカチに似てると思った。序盤気持ち悪がられる健さんてのがもっともで笑えた。でもあの肉体美がかっこいい。短いながら渥美さんの人工授精師が印象に残った。 【バカ王子】さん 7点(2004-04-01 20:05:10) |
12.もう泣けて泣けて..うぅっ..。健さんの涙目には弱いんだよなぁ..。考えたらラブストーリーだよね。 【nizam】さん 8点(2004-03-27 16:40:31) |
11.今までの人生でもっとも感動した作品。20年ぐらい前、中学時代に見た。これがどうしても観たかったのだが、リバイバル上映されないので、ビデオデッキとセルビデオを買った。よってビデオで観た初めての映画。観終わった後は震えが止まらず放心状態になった。デッキとテープで10万かかったけど、10万は安いと思った。その頃私は登校拒否をしており、毎日家にこもって、この作品を毎日2-3回見ていました。そういう生活が2,3ヶ月続いたので、200回ぐらいは見たんじゃないかな?何とか今までの人生をやってこれたのも、この作品があったからだと思ってます。心の支えとなってる映画です。 【東京50km圏道路地図】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2003-12-23 02:46:11) (良:4票) |
10.「この頃イヤな世の中になってきたな~」と感じている方々に観ていただきたい作品。倍賞千恵子のはかなげな農婦姿が痛々しくて,最後はグっとくる。 【ロウル】さん 7点(2003-11-25 18:05:57) |
9.<久々の再見で書き直し>女手ひとつで切り盛りする牧場の仕事や日常がかなりリアルに描かれてます。家畜の世話、出産や病気、畑の仕事など牧場の暮らしはどれも大変そうですが嘘っぽさがないのがいいです。倍賞千恵子扮する民子*はトラクターまで運転して農婦になり切ってるのが立派。近所の家族やハナ肇の虻田など、人の善意や人情が温かく心に響きます。渥美清の人工授精士はご愛嬌ですが、ムツゴロウ先生の獣医は飄々としていい味でした。吉岡君は子役の頃の方がいいかも、、淡々と描かれた日常から一転、ラストはお約束どおりというところですがボロ泣きです。 *「家族」「故郷」と本作の3本の倍賞千恵子の役名はみな民子。特に北海道に移住した「家族」は同名の風見民子ですから、いずれも感動的なこの3本は一生懸命生きる人たちを暖かく描いた3部作としてお薦めです。 【キリコ】さん 8点(2003-10-16 16:01:00) |
8.今見ると多少古臭いところもあるけど好きです。ラストはぐしゅぐしゅ泣きます。 【A_sui】さん 8点(2003-09-09 01:18:33) |
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7.健さんがストイックな映画ですが、なんとなく感情移入できませんでした。この映画を大好きな友人が、もう一度見るべきだというのでビデオを貸してくれたのですが、もう一度見終った後にタイトルラベルを見ると「淫らなる山の呼び声」と書かれていて(本気で「遥か」という字を間違えていたそうです)、それの方が強烈でした。いい映画だと思いますが、自分的には5点くらいです。 【omut】さん 5点(2003-08-04 03:10:43) |
6.今まで観た映画の中で最高だと思っています。もう何回も観ました。洋画も良いけど、日本人なら絶対観るべき! 【もちょこ】さん 10点(2003-06-21 01:17:48) |
5.ラストの素晴らしさ!それに尽きます。 暖かい涙。人間の涙。決して流して恥かしくない涙。亡き荻昌弘さんが「山田映画の涙は、けなげに生きる人を励ます涙。決して流して恥かしくない涙だ」と言われていたのを思い出します。人間として、絶対に無くしてはいけない涙なんですよ。男の孤独、女の孤独、少年の孤独、三つの孤独が握手を交し、懸命に支えあい、人間として立ち直ろうとする。オッチョコチョイだが必死で助太刀するハナ肇の男気。まさに優しさの、それもカッコ悪い人間達の必死の優しさがスパークを起こしてるような清冽さがこの映画にはある。「黄色いハンカチ」もそう。山田映画にはヒロイズムが皆無なのも素敵だ。俺が私がと自己主張することもないが、黙々と地道に額に汗して働く人達、彼らこそ世間の主役なのだという真実を知り抜いてる人でないと、こういう映画は作れないだろうな。 【ひろみつ】さん 10点(2003-03-01 16:52:43) (良:1票) |
4.泣けます。人生に対して深く考えさせられる誠実な作品です。 |
3.真面目に生きることだけで、実は充分なのではないか、この映画を思い出す度、そんな風に考えます。ITを目指して痛みにも眼を瞑って、でも、俺らこんな優しい気持ちで他人を労りたいね。ハナ肇が扮したオッさんみたいな言葉をかけられる人、今はホントに少なくなっちゃった。俺も寂しい、ハハ。 |
2.ストーリー展開が淡々としておりひときわラストが光るね。泣けるっす。脇役もみんないい味出してます。文句なしに10点っす。これで邦画をみるようになりました。 【びばまりあ】さん 10点(2001-07-17 17:17:24) |
1.この作品は映画を愛するすべての人に見てもらいたい。僕が最も好きな作品です。人を愛することを許されない、警察から逃亡中の男。夫に死なれ、つらい牧場経営を一人で切り盛りしてきた女。そして、父の後姿を知らない女の息子。とある豪雨の晩、一晩の寝泊りを求めに男が牧場の家の戸をたたく。やがて男はその牧場で働くことになるが、女も息子もすぐには警戒を解くことはできない。しかし、高倉健ふんする男の誠実で無口で力強い男の魅力に、いつしか二人は心を開くようになる。しかしその幸福もいつまでもは続かず・・・男が自分の素性を女に打ち明ける晩、「いかないで」と言う、女を男は抱いてやることが出来なかった。そして家を出て行く。これが彼の誠実さであり、悲しいくらいなまでのやさしさなのだ。自分は罪を犯したものであり、こんな美しい家族に害をもたらすわけにはいかない。言葉には出さない高倉健の演技が痛々しいまでに、僕らの心に訴える。そして後に残された母子は男が刑務所を出るまで待ちつづける。男の誠実さに、誠実さで答えたのだ。それを知り涙が止まらぬ男。彼は愛してしまっていたのだ。あの女を。そしてその息子を。自分を抑えつづけた、屈強で心やさしい男の流す熱き涙である。北海道の限りない自然とそこで生まれる美しい人間ドラマ。映画とはこういった人間の原点に立ち返らせてくれるきっかけとなるものではないか、そう思いました。 【まさやん】さん 10点(2001-05-15 20:36:37) (良:3票) |