5.私は『プロジェクトX』を観てないので、とてもすんなりと映画を観ることができました。VHS誕生の秘話を全く知らなかったので、余計に感動しました。既にSONYのベータが発売されていたけれど、それでもVHSにかける男たちの努力と情熱がすばらしい。西田敏行、渡辺謙、両者ともいい演技でした。VHSが完成した時、松下がVHS販売をすると決まった時、ラストシーン、泣かされました。『男泣き』を初めて美しいと感じた作品。是非、観てほしい作品です。私は半年ぶりくらいに、素晴らしい作品に出会えたなと感じました。 【みさえ】さん 9点(2003-04-14 15:29:17) |
4.いや~よかった~。すっごくよかった~。俺これ観たのもVHSだから、やっぱすごいな~。日本映画もこれからって感じ? 【ボビー】さん 8点(2003-03-22 19:37:56) |
3.どうしてもNHKのプロジェクトX第二回と比較してしまい本物のビクターの高野さんと主役を演じた西田敏行ではかなりキャラクターに違いがあって最初違和感があったが、これはこれでいい作品だと思う。出来れば、高野さんが退社されるとき講堂で話された『皆さん夢を持ってください!』というシーンと亡くなられたときに横浜工場全員の人が見送ったシーンを入れて欲しかった。(←プロジェクトX意識してあえて入れなかったと思うんですが、それでも入れて欲しかった)それとこの映画を許可したソニーの寛大さにも感心した。ソニーとしてはビデオ戦争惨敗は悪夢であり振り返りたくもないはずなので。 |
2.実名企業をそのまま登場させたスタッフの心意気に賛辞を送ります。渡辺謙のちょっと頼りないエリート社員演技が最高に良かった。SONYにとってはオモシロくない作品かもしれないが、それでも協力してこの作品を作り上げたことは日本映画の新たなる第一歩ではないでしょうか。じんわりと爽やかに感動できる作品です。 【トト】さん 7点(2002-09-22 17:43:32) |
1.かつてマスコミを賑わしたビデオのβとVHSの熾烈な競争社会の裏話だが、脚色の良さと手堅い演出、そして温厚なキャラの西田敏行や、珍しく実直な役柄の渡辺謙らの好演もあって、決して刺々しい作品にはしていない点、好感が持てる。伝統ある東映お得意のこの集団人情話には、久々にホッとするような作品に出合ったという想いで一杯だ。 【ドラえもん】さん 7点(2002-09-06 23:21:15) |