8.タイトル、そしてナチスという題材からはシリアスなドラマを想像していた。が、ふたを開けてみれば爆笑コメディ。しかもメチャメチャ完成度が高い! 鑑賞中、「ベニスの商人」の台詞で自分はグッときました。だが、このシーンも決してあざとくない。戦争を批判するとか感動させるとかいう姿勢を見せず、ひたすら面白さを追求している。それも、1942年という戦争開始直後に! そして正直な感想として、自分はこの点数です。海外のコメディ作品を観るといつも思うことなのですが、やはり笑いの「間」、「ツボ」というものは世代、国によって違うもの。これは自分がガキだからなのかなんなのかは分かりませんが、100%の本心と120%の勇気を振り絞り、「8点」で送信ボタンをクリックさせて頂きます。りく&あんさん、いいんですよね? 【紅蓮天国】さん 8点(2003-12-21 19:53:19) (良:1票) |
7.うわ~!10点しか無い!!どこぞの天邪鬼さんに10点以外を付けてもらわねばレビューしづらいではないですか~。そう言う私もそうとう天邪鬼なんですけど面白いから仕方ない。完璧と言ってもいい。旦那さん、面白すぎ!「生きるべきか死ぬべきか..」このセリフの時の表情、最高です。思い出すだけで顔がにやけてしまう。 未見の皆さーん!10点以外付けても怒らないから是非是非見てください。 //追記(2003-12-26 )も、もちろんいいですよ。全然いいです。ユウヒさん!120%の勇気、しかと見届けました! //さらに追記(2006-9-29)前の追記で記したユウヒさんは紅蓮天国さんです。それから、、私がこの映画を初めて観たときはルビッチのことも知らなければこの作品が名作であることも知りませんでした。当然製作過程も。ただたんに面白かった。それだけです。ヒットラーが仮にダースベイダーだってデスラー(古っ!)だっていいんです。純粋に作品自体が面白かった。純粋に完璧だと思った。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2003-12-16 10:08:30) (笑:1票) |
6.あらゆる意味で驚嘆する大傑作。驚嘆のストーリー展開、伏線の見事さ。「鬼」のナチスを徹底的に笑いにするルビッチの根性にも驚嘆。しかも戦中に撮った執念には、さらに驚嘆する。これだけの名画が世にあまり知られていないのは残念なこと。是非、多くの人に観て欲しい。 【STYX21】さん 10点(2003-11-11 12:28:14) (良:1票) |
5.死ぬ前に絶対見ろ。後悔はさせない。間違いない。 【虎尾】さん 10点(2003-10-15 00:50:21) (良:2票) |
4.文句無しに大傑作!映画史上最高の作品といっても過言でない。極上のコメディ。監督のルビッチの偉大さもさることながら、カメラ・脚本・演技・構成・演出全てが完璧の出来。個人的には、シュルツ役の俳優が大好き。5人以上の評価で平均10点というのは初めてかも。でもそれが納得できる。我が人生でも1位になる映画。ちなみに、2位はラングの「飾窓の女」。何故かこのHPには掲載されていないが、どんでん返しのオチはこの映画と双璧をなす。「スティング」も遠く及ばない。 【近藤虫太郎】さん 10点(2003-04-19 16:15:16) |
3.ハムレット上演の劇団員が、ナチスのスパイからレジスタンス仲間の名簿を取り戻すために仕組んだ最高質のコメディ。まだ見たことがない人はぜひ見るべし。これから見る人は幸せです。 【まみこ】さん 10点(2002-12-28 00:10:11) |
2.ルビッチは誰もが認めるように映画の天才である。あれほど才能が溢れているにも関わらず、彼は自分の仕事に決して満足しようとはしない。一つの些細なギャグでさえも、「まだ足らぬ」と言っては常人のお呼びも付かぬ地点にまでその質を高めようとする。本作でも、ヒットラーとナチスをこきおろすために彼は一切妥協をしない。身を削ってまで練り上げた正に命懸けのギャグの数々によって、ここに映画史上最も笑える(対ナチス)プロパガンダ映画の最高傑作が生まれたのであった。 【なるせたろう】さん 10点(2002-12-17 20:56:12) |
1.第二次世界大戦をこうも皮肉に描いたコメディ映画は古今東西ないだろう。常に騙しだまされの駆け引きに何重にも効いたオチ。シーンの展開にすれ違い、入れ替わる人物達。自分的にはスティングを超えたと思っている秀作。 【ジョン】さん 10点(2002-12-01 01:17:31) |