58.去年の春ぐらいでしたか?ミニシアター系で結構好評だったのは。
結構気になっていたので是非見てみたかった作品です。
コレってドイツ映画なんですな。
終始聞いた事のない単語だったです。
で、肝心の感想なんですが、、、。
うーん、ぶっちゃけ個人的にイマイチ、映画として楽しめませんでした。
多分思想主義とか実感できない(興味ない?)ってのが原因だと思うんですが。
(というか今日びの純粋な日本人理解できるのか?)
もっと表面的なコミカルがあるかなと期待していたのところ(コメディという意味ではないよ)
淡々とし過ぎてシリアスな映画でした。
みんながみんな、大切な誰かの為に嘘を付く姿が非常に真面目過ぎて、
それが滑稽で滑稽で、BGMも哀愁ありすぎて、これまたどうしたものかと・・・。
途中で「駄目だ、波長が合わな過ぎ・・・」と、軽く眠たくなりつつも飛ばしぎみで見ました。
実は「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 」みたいなものを期待していたのですが・・・。
ちょっと毒吐くと、実はテーマがよく判らなかったです。
ヒューマンドラマ?社会ドラマ?ベクトルがどっちに向いているのだろう?
誰がどんな感情を抱いているのかもよく判らんし(特に姉とその旦那、父、恋人、おまいらどうしたいんだ)。
別に出さなくても良い人がチラホラ、逆に出すなら出すなりになんかしてこいという感じがチラホラ。
思想主義の違いというか深さというか、伝える相手にもよるだろうけど、なんか足らなすぎ。
逆にこのシーンは何?いるの?みたいなのとかがあって、なにがなんやら。
ドイツ人が「あー、ハイハイハイ」みたく思うように作られてるのかな?
いろんなパーツが、ただ出来事のようにくっつけられて、それを淡々と見せられた感がチラホラと。