12.SF映画史上の傑作であることは、今さら小生ごときが申すまでもありますまい。映画の冒頭、旅客機がヌーッと現れて、その横にタイプ文字でタイトルが打ち込まれる部分から、カッコ良すぎ! 個人的には、ラクェル・ウェルチの身体に血小板(?)が張り付くボンデ-ジ(笑)姿と、それをばりばりはがす男たちのシーンが、何痔見てもイヤラシクて大好き。片時もダレず、ムダのないファンタスティックな冒険譚として、さすがリチャード・フライシャー監督ならではだと、あらためて敬意を表したいと思います。 【やましんの巻】さん 10点(2003-06-06 15:16:17) (良:1票) |
11.実物をリアルに表現することと想像を具現化することは似て異なもの。面白さも別なものであり、この作品は当時の私たちが想像するところの人体という宇宙を見事に創造していた。SFアドベンチャー&人間ドラマとしても最高傑作だった。限られた時間、人体内という状況で無事に帰還できるかどうかのスリリングさは40年近く経った今でも格別に面白い。患者の命と体内のミクロ化された医師たちの命を外部の者たち(と私たち)は見守るしかできないことでより一層の緊迫感がある。正直なところラクェルファンの私は半分(以上)彼女を観たくて映画館に足を運んだのですが、映画自体の面白さに満足してしまい彼女の出演シーンはちょうどいいかなと納得してしまいました(この作品ならではの美しさがあります。顔やスタイルのみならず目の演技も!)。余計な「その後」がないラストも、これこそがリアルであり秀逸です。最高傑作だった、ではなく最高傑作の一本です。 【天地 司】さん 10点(2003-04-30 16:21:34) (良:1票) |
10.この映画もガキの頃に見ました。基本的にこの手の作品って大好物です!!ビューテホー!ワンダホー! 【こうもり傘序曲】さん 10点(2003-03-09 14:20:07) |
9. 手塚治虫が”人体内の探検”を初めて発表したのは1948年の「吸血魔団」です。その後「アトム」でセルフ・リメイクしたとの事。手塚先生、ちょっと先取りし過ぎ!ところで…本作ですが、美術をシュールレアリスムの画家サルバトーレ・ダリが担当しただけあって、今日の視点でもチャチではない秀逸な体内描写だと思います。ただ、難点を挙げれば…プロテウスは結局体内で白血球に喰われますが、完全に消滅した訳ではないとすると、タイムリミットを迎えた途端に巨大化するんじゃ?それは言わないお約束…なんですか?ココがどうも初見時から釈然としないもので、個人的に3点マイナス! 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-10 01:30:47) (良:1票) |
8.小学生の時テレビで見て、人間の体の中に入って治療するという発想のすごさに驚き、耳のあたりにいる時に、ハサミを落してしまうシーンではドキドキしました。今でもテレビでやるたんびに見ています。 【まみこ】さん 7点(2002-12-28 00:12:58) (良:1票) |
7.当時としては画期的なアイデアだったかもしれませんが、せっかくばかげた話が土台なおですから、少しくらい遊び心があってもいいのでは?まじめすぎてて、つまらなかったです。 【DDU】さん 3点(2002-12-16 22:36:28) |
|
6.ミクロになる過程を危惧したが、杞憂だった。段階を踏むなんてさすが。血管内もよく出来ていた。 【ヌリ】さん 7点(2002-11-17 10:41:31) |
5.めちゃ面白い。人間の体にミクロ化して入り込むという発想がすばらしいし、それを映画化するということもすばらしい。つまり人体の中を、冒険の活路にしてしまっているのだ。そしてとてつもなくよくできてる。実際に人体の中に入るシーンからようやく音楽が流れはじめ、そこからはずっとおどろおどろしい音楽が続く。この緊張感、緊迫感は時代を経ても変わらないものでしょう。エンターテイメントとしてもすばらしく、それでいてある意味哲学的な内容にも入り込んでいる。 【あろえりーな】さん 9点(2002-02-21 17:34:25) (良:1票) |
4.小学生の頃夢中になって見ました。高校のとき授業中に先生がこの映画の事を「質量保存の法則からすると絶対ありえない話」と話していたのを興味深く聞きました。そう言えばそうですよねぇ。乗り物ごと注射器の中に入って、しかもそれをたった一人で持ち上げる!目の中で泳ぐ!だけどそんな矛盾はどーでもいいです。 【このは】さん 8点(2001-11-14 18:00:27) |
3.現在の合成技術やCGによるVFXとは確かに比較にはなりませんが、この映画の凄い所は何と言ってもその美術。人間の体内をこれほど美しく再現する感性が凄い。もちろん実際にミクロ化して体内に入ってもこんなに綺麗じゃないだろうし、もっとグロい筈。この美術を見るためだけにも一見の価値あり(ラクェル・ウェルチの美しさも見よ!)。そういう訳で8点献上。 【sayzin】さん 8点(2001-08-19 11:13:17) (良:1票) |
2.SFの原点。勿論、SFXは現在のそれと比較にはならないが、この手の映画がTVで放映されると釘付けになって見たのを覚えている。因みにこの人間ミクロ化ってネタは、手塚治虫の漫画「38度線上の怪物」が原点とも・・・? 【イマジン】さん 9点(2001-02-08 19:40:21) (良:1票) |
1.敵の攻撃により脳内出血で倒れた重要亡命科学者を救うため、ミクロ化された五人の医師らが潜航艇に乗って治療に向かう。何段階にもわかれた縮小過程の描写や、押された注射の針の中を、ミクロ化された潜航艇が高速で血管に突入し、やがて注入されたとたん大海に出たような緩やかな動きとなるシーンなど、印象に残るシーンには枚挙にいとまが無い。このあと風船のような赤血球や白血球の中を航行するという、まさに原題どうりの“幻想的な航海”を我々観客ともども体験していくのです。視覚的な部分以外にも、縮小のリミットが3600秒という時間との戦いや、彼らの中に敵側のスパイも潜入しているというサスペンスも加わって、大満足のSF映画の傑作です。 【ドラえもん】さん 10点(2000-10-09 00:39:21) (良:1票) |