33.原作はとにかくスタイリッシュでカッコ良かった…。(というのは時間が経ったからというのと本作を観たからということによる錯覚かもしれませんが…) というのが第一印象。でも、この作品はこの作品で十分楽しめました。主演の二人が妙に似て見えて(?)、始めのうちは原作の記憶ともあいまって多少は混乱しましたが、舞台が違う、キャストが違うというだけではなく、作品全体に漂う雰囲気というか味付けの微妙な違いが、心地よかったです。 まぁ、細かなことを言い始めれば不満も多々ありますけれど、これ以上の長尺にするのも考え物だし、豪華キャストはそれなりに納得。ただ、ちょっと台詞がキタナ過ぎ? それから何と言ってもラストシーン。これは原作の方が好きだったかなぁ?こちらの潔さの方がいいのかなぁ?微妙です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-28 07:11:03) |
32.ジャック・ニコルソンがいい味出してましたね~! 【Dr.Tea】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-23 10:25:27) |
31.ディカプリオにもマット・デイモンにもあまり興味がなくて、ジャック・ニコルソンを見に行ったのだが、えらい迫力の悪魔面は健在で、その点では満足できた。しかし、けっこう長いので、その間ずっと神経がちりちりするようなディカプリオのテンパリぶりにつきあうのは疲れる。もっとも、これはそれだけ彼の演技がよかったということでもあるのだが。 ふたりの間にはさまれる女性医師が、なぜディカプリオにひかれたのか、そのへんの描写がないので、「話の都合でそうなった方がおもしろいから」という風に見えてしまう。 『インファナル・アフェア』は見ていないので、比較はできないが、アメリカに舞台を移したことで、民族的な対立などの要素が、うまく話にからんでいたと思う。 【yhlee】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-22 17:26:07) |
30.これがリメイクでなかったら賞もアリでしょうね。ただ元祖3部作が好きな自分にとっては内容はもうわかってるんだけど、これはなかなかの力作とおもいました。最後の最後のクソ刑事が彼を撃つシーンはなんだか取って付けみたいな感じで果たして必要だったんでしょうか?ある意味続編はないですよということがはっきりしますけどね。最近のハリウッド作品の中では観て損はしない一本でしょう。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-17 12:50:24) |
29.やはりオリジナルには劣るなあ。そもそも役者陣が皆ミスキャストだし。レオは好きな役者だけど、マットもレオもまだまだガキで、この役を演じるにはチョイと無理があるな。まあ2人とも青年期から中年期に突入して映画さながら苦悩してるんだろうけど。ニコルソンをただのチンピラマフィアのボスに持ってくるには貫禄・威厳がありすぎで、もうちょっと軽いアホっぽい演技ができる役者でよかったんではないの?デニーロならワリキリでもうちょっとアホっぽくやれたのかもって思うけど。 |
28.オリジナル見ちゃってると正直、辛い。どうしたって比べちゃうもんね。しっかし、これでアカデミー作品賞様ですか・・・ 【Junker】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-24 00:51:51) |
27.別におもしろいとは思わなかった。設定がちょっと特殊なだけで他はそれ以上でも以下でもなかった。強いて言うとジャック・ニコルソンの演技が光ってた。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-20 19:54:12) |
26.本作が「インファナルアフェア」のリメイクだと言うことは知っていましたが、「インファナルアフェア」自体も観たことが無く、ストーリーも殆ど知らないままの鑑賞でした。この物語を最初にひねり出した人は天才ですね。よくここまで入り乱れた筋を考えたものだと観ながら感心しきりでした。ハリウッドドリームチームのような豪華キャストはやはりスコセッシの人望のなせる技なのか、ディカプリオは言うまでもなく天性を感じさせるものがありますし、特にジャック・ニコルソンのあのふてぶてしい存在感はまさに名人芸。「アバウト・シュミット」でのくたびれた初老の紳士と同一人物だとはとても思えません。大した役者、まさにスターです。 ただし、これが名匠スコセッシが映画化するにふさわしい作品なのかというと、ちょっと疑問ですね。いまだに「タクシー・ドライバー」の印象で見ているからかも知れませんが、彼にはもっと内省的で観客を挑発するような尖った作品をつくってもらいたい。 他の娯楽映画職人監督がつくったというのなら8点ですが、名匠スコセッシですから、ちょっと厳しめに7点を献上させていただきます。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-06-20 16:00:32) |
25.無冠の帝王スコセッシがようやくアカデミー賞の作品賞を受賞したわけですが、正直「これで作品賞!?」って思ってしまいました。作品自体オリジナルじゃないし、何が凄いってわけじゃないし、納得いかね~って感じです。素直にインファナルアフェアーを見れば良かったかな~。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-18 18:24:46) |
24.オリジナルの方が遥かにおもしろかったですよ。あまり緊迫感が感じられませんでした。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-12 23:51:31) |
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23.所詮リメイク..観ていて、驚きもなければ..面白みもない..アジアの作品をリメイクして、アカデミー賞..って、ハリウッドもネタ不足なんだね~..最後に一言、オリジナルの方が、スリルも緊迫感もあって、ストーリーが分かり易くて..遙に面白い!.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-11 10:10:01) |
22.明らかにいろんな意味でこの作品はアカデミー賞向きの映画ではないですよね。アカデミーうんぬんということでいえば、「バベル」の方がお似合いなわけですけど、じゃあなんでアカデミーが獲れたのかといえば、それは「アカデミー賞をとっていない最後の大物監督」に、ついに賞を捧げようじゃないの、という、スコセッシさんへのこれまでの総体的評価としての作品賞&監督賞を、たまたまこの作品で与えたにすぎないわけです。いつものごとく、駆け足で話が進んでいくわけですけど、じっくりと内面深くに入って葛藤するような、そんな余裕も無くトントンいくんで、こういうところで賛否が分かれるだろうなと思いますね。監督は「本当は作りたくなかった」なんて記者会見で言ってましたけど、まぁ何があったのかは知りませんが、そういう想いが確かに作品にでてますよね(笑)。とりあえず、次回作の「沈黙」に期待です。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-10 23:01:18) |
21.僕はただ、ニコルソンとディカプリオを同時に見れただけで充分です。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-10 21:50:57) |
20.ディカプリオを見直した作品。インファナル・アフェアシリーズと比べてはいけないと感じた。これは、まったく別の作品である。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-28 11:27:20) |
【アスモデウス】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-04-17 22:41:37) |
18.原作は後で見ました。1,2同時に。私的には「インファナル2>ディパーデット>インファナル1」の順ですね。(点数で言えば全部6点ですが・・・) 【AKi】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-26 12:37:40) |
17.こんな作品でオスカー獲っちゃって、スコセッシは内心どう思っているのだろうか?レオとマットはその場その場のシーンを力技で乗り切っているだけで、人格や思索の表現にはまったく至っていないし、ニコルソンは前後の流れをまるで無視して勝手に1人で暴走してしまっている。今挙げた誰のキャリアにとっても、それほど意味がある作品とは思えません。ただし、そんなとりとめのなさを前提としながら無骨に何とか全体をまとめようとするスコセッシ的雰囲気は感じられるので、その観点からは楽しめなくもない。で、全然関係ないけど、途中でちょっと流れる"Comfortably Numb"、ロジャー・ウォーターズの90年のベルリン・ウォール・ライブのテイクですよね?(客演はヴァン・モリソンとザ・バンド!)それと、ニコルソンが最後の取引現場に赴くときのケルティック・ブラックな曲が印象的だったのですが、あれは誰の曲でしょうか? 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-18 21:03:03) |
16.基本的なプロットは同じでも、描かれる舞台と作り手が違うだけで、こうも印象が変わるものかと、改めてハリウッド映画の底力と魅力を感じさせられた作品だ。ニコルソンのディモンとの親子のような師弟関係は、冒頭部分にさり気なく端的に描かれているのに比べ、ディカプリオへの信頼関係の成立ちへのプロセスには、かなりの時間を割いているのが良く見てとれる。スコセッシが目指したのは、“いつ正体がバレるか”といった、潜入捜査における手に汗握る“ヒヤヒヤ感”を描きたかったからに他ならず、そのあたりが希薄だったオリジナルに対し、難局を次々とかわしていくスリルと、ディカプリオの精神的な苦悩をポイントにしている以上、それなりの時間をかける必然性があったという事なのである。それは、マフィアと警察内部へと互いに潜入しているとは言え、ディモンの置かれた立場に対し、正体がバレることは死を意味するディカプリオを主体にドラマの興趣を盛上げていくのは当然だからだ。この囮捜査モノは、ハリウッドの伝統的な得意分野とも言え、そのあたりはさすがに面白く創られている。また、人間関係で言えば、アジア映画のひとつの特徴とも言える女性を話の中心に添えて物語を膨らませ、男女のエモーショナルで濃密な時間を描出したオリジナルに比べ、ハリウッド版はいかにも乾燥した土地柄の如く、そのあたりの味わいは実に淡白で、ラストへのお膳立ての為だけに存在しているようにすら感じる。むしろ警察内部での対立や、ギャング仲間の疑心暗鬼に興味を繋いでいくあたり、どこまでも男の映画だと言う事である。本作のディカプリオは、頭脳明晰だが経験の浅さからくる恐怖心や焦燥感を、他の捜査官などのヴェテラン組との対比でより際立たせ、病的なほどの熱演で体現している。オリジナルに心酔している人には受け入れ難い作品のようだが、結末はともかく、大筋で同じでありながら、それでも興奮させられる映画など、そうザラにはない。メリハリの効いたストレートなアクション映画が好みの私などは、むしろこちらに軍配を挙げたい。それほど良く出来た作品だと思う。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-18 18:05:53) (良:2票) |
15.うーん、『インファナル・アフェア』にあった渋さ、クールさ、悲壮感が全くと言っていいほど無い、ただの暴力的な映画になってたような・・・・・・。いや、悪い映画では無かったと思いますよ。原作には無かったエピソードを色々と描いたのは成功だったと思うし、ボス役のジャック・ニコルソンは原作のエリック・ツァンよりも遥かに存在感があって良かったと思う。でもなー・・・・・・。最近のスコセッシの悪い癖として、やたらと映画を冗長に描きすぎる傾向がある。その長尺が『アビエイター』のような作品では生きていたけど、残念ながら今回もそうだとは言えなかったな。やたら暴力シーンや汚い言葉が多い点や(3分に一回は『Fxxk』『Fxxkin』が出てくる?)ラストが後味悪すぎな点もどうかと思うし・・・・。それにキャストにも難あり。ディカプリオはともかくマット・デイモンはただ美形なだけで、アンディ・ラウにあった渋さや偽るが故の苦悩といったものが感じられなかった。とにかく、オリジナルを見てるか見てないかで評価が完全に分かれる作品である事は間違いなさそうですね。前者に当てはまる人でこれから見ようかと考えていらっしゃる方には、あまり過剰な期待は禁物、とだけアドバイスしときます。 |
14.ディカプリオ、助演男優賞を逃してしまったとはいえ、ほんとによかったです。ジャック・ニコルソンと並んでも見劣りせず。映画自体、無理な展開もあるとはいえ、テンポもよく、ビリーの拍動が伝わってくるような緊張感がよかった。ディグナム役のマーク・ウォールバーグをブギーナイツ以来久しぶりに見たような気がしますが、彼もまた存在感があってよかった!作品賞受賞に関しては賛否両論あるようですが、アカデミー賞なんてそういうもんだと思いますがみなさんどうでしょう!? |