61.戦争+ラブストーリーという物語は多く作られてきたが、今作は悲恋を切なく描いた秀作の一つである。運命には逆らえないという悲しい摂理を、一面のひまわりが静かに感傷的に訴えてくるのだ。観賞後はどんよりした気分になってしまうのだが、それでもこの映画に惹かれるのは何故なのか。 【HARVEST】さん 8点(2004-01-27 16:41:04) |
60.最初はソフィア・ローレン演ずるジョバンナがとても強い女に見えて感情移入できづらかった。アントニオももう少し早くせめて子供ができてしまう前にでも手紙くらい書けなかったのだろうかと、腹も立った。だけどもう最後の別れの場面ではどうしてもつらくって仕方なかったです。案外男性の方がズルズルと思いをひきずるものなのかもしれませんね。ひまわりの映像やヘンリー・マンシー二の曲がとってもこの作品を盛り立てていました。結局は縁がなかったのでしょう、、切ないですけれど。 【fujico】さん 8点(2004-01-21 14:52:27) (良:1票) |
59.ソフィア・ローレンの演技、ひまわり一杯の風景、何とも言えない悲しげな音楽など、どれをとっても秀逸な作品。 【カイザー・ソゼ】さん 8点(2004-01-21 01:25:58) |
58.僕の心の容量には有り余るほどの感動をもらいました。ソフィアローレンの惜別の演技は人類の為しえた奇跡です。そしてその直後のひまわりのドアップ!僕の中でひまわりは夏の花ではなくなりました。それでもひまわりはかすかに笑っています。風に揺れています。 |
57.とある番組で竹中直人氏がこのメロディーを口ずさんでいました。これがきっかけで見ることになりました。全面的に悲しくも切ない強い印象を受ける映画でした。印象に残る場面がいくらかあって2度見てしまいました。イヤリングのシーンはソフィアの可愛らしさがとっても出ていて何度も見返してしまったほどです。あと、ロシアでマストロヤンニがずるずる引きずられていく所がなんか可笑しくて(私だけでしょうか...)笑えてしまいました。しかし、なんといっても最後の駅での別れのシーンですが、二人はもちろん今でも惹かれ合っているのですが、戦争やその二人の間に流れた時間の長さによって生じた立場、状況などにより引き裂かれてしまった。そうしたことからの、どうしようもないほどの悲しみ、つらさを感じさせます。とにかくその様子を目を凝らしてずいぶん長い間見ていました。だんだん遠く離れていく彼を見送る彼女、その彼も小さく、小さくなりながらも視線を全くはずすことなく、ぐずぐずに涙を流してしてる様子が今でも脳裏を離れません。このテーマ曲を思い出すたびに映画の心に残ったシーンが頭の中を駆けめぐる素晴らしい、絶品のテーマ曲ですね。 【ぱんた】さん 9点(2004-01-17 15:34:55) (良:2票) |
56.この作品年に1回ほど無償に見たくなるんですよね。なんかとても切ない気持ちになります。あの音楽に一面ひわわり畑の映像がなんともいえないです。 【hrkzhr】さん 10点(2004-01-13 22:48:02) |
55.中学の時、近所の市民会館でみた。当時はさっぱり意味がわからず、隣のオバサンが「とても感動しました」ってアンケートに書いていたので「どこに?」って思ったのを覚えている。20数年ぶりに再見したが、今になってやっと内容について理解できたので私も成長したのかな?と思った。人間には運命というものがあり、どうにもならない事がある。そいうものに翻弄されつつも受入ながら生きていくしかないんだろう。私はコレを見て「大地の子」を思い出しました。 |
54.なんとも悲しく切ない映画なんでしょうか。戦争に翻弄された男女の悲しすぎる物語を、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの最強コンビが熱演している。また、音楽もまたこの映画の切なさを助長しており、実に素晴らしい。映画を観ていくとどうしてもソフィア・ローレンに感情移入してしまうが、ロシアでマルチェロ・マストロヤンニを介抱した女性も人間的に素晴らしい。しかし、マルチェロ・マストロヤンニのことでどちらかが不幸にならなければならないわけで、観てる側としては二人の女性どちらも幸せになってほしいと思う分、それだけ戦争がもたらす不幸が浮き彫りになり、怒り、悲しみを覚えさせてしまうこの作品は傑作だ。感動をハリウッド的ないやらしさがないので素晴らしい。 【たましろ】さん 10点(2004-01-07 20:03:31) |
53.反戦映画として見るだけではもったいない見方です。運命に翻ろうされ、傷つきながらも、必死に、しかも、したたかに生きぬいていく人間の悲しさと強さを表現している作品です。全編を通して、悲しみや怒りと同時に運命に立ち向かう強さと現実を受け入れるしたたかさは感じられるが、決してあきらめや失望は感じられない。ドラマとはいえ、こうした極限状態の人たちの言動に、今の我々が納得できない点はあるでしょうね。ただ、そういう点だけに目をうばわれるのもまた、もったいない見方かなと。 【パセリセージ】さん 9点(2003-12-27 00:03:32) (良:3票) |
52.イタリア版「君の名は」&「岸壁の母」といえばそうなんだが、愛と肉欲と情熱がほとばしりかたが違う。さすがイタリア。せりふの応酬が続くと思うと、沈黙のシーンメリハリがきき、情感が増す。音楽も素晴らしい…と言いたいところだが、「砂の器」とかぶって台無し!(菅野光亮のせいだ!)。 【みんな嫌い】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-11-20 10:06:35) |
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51.第二次世界大戦の東部戦線にはドイツ軍だけでなくイタリア軍、コサックの部隊、ナチス支配下の東欧諸国の国々など、さまざまな国がかり出され、その結果、本作のような悲劇が数多く生まれたのでしょうね。マストロヤンニ演じるイタリア兵士の気持ちもわかるし、夫をさがして旅に出るソフィア・ローレンの気持ちも痛いほどわかるだけに、あのような結末が待っていることは悲しいことですね。でも、私だったらあのロシア女性の方に惚れてしまうかな。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-17 09:13:39) |
50.ソフィア・ローレンの顔・・、怖すぎ。あれじゃ、帰りたくないのも分かる気がする。 【STYX21】さん 7点(2003-11-13 22:51:50) |
49.男は最後に女に会いに、わざわざロシアからイタリアに出向いたなら、母親に顔ぐらい見せてから帰れ!と言いたくなった。 長い間、息子を想っていた母親に対する配慮がない。 それにしても、スキーを履いて敵兵を迎え撃つロシア兵には、びっくりした!あれじゃ、無敵のナポレオンだって勝てないよなぁ、恐るべしロシア! 【花守湖】さん 7点(2003-11-01 14:11:23) |
48.えー・・・感動どころか、嫌悪感。ひまわりの花は綺麗だったけど、ひまわり話を聞くと花を鑑賞してるってわけにもいかず…後味も悪い。 【桃子】さん 3点(2003-10-30 19:39:14) |
47.どうしようもない状況の哀しい映画。こういうことは何処の国でも沢山あったのでしょう。そして、今でも起き続けているのでしょう。愛し合っている人達には、当事者の誰もが辛い辛い話ですよね。人間の辛く哀しい人生なんか関係ないというように、ひまわりが咲き誇っているのが余計哀しみを誘いました。 【大木眠魚】さん 8点(2003-10-28 00:49:48) (良:1票) |
46.本当にキレイなソフィア・ローレンに目がくぎづけ… 見せ場になると必ず流れるあの曲…♪当分耳に残るはずです♪ 【キンセ】さん 8点(2003-10-24 23:55:59) |
45.泣きまくりました ロシア女がかわいいのが、また悲しい 【BAMBI】さん 9点(2003-10-21 13:34:44) |
44.何度観ても、何度聞いてもパブロフの犬みたいに涙が出る、音楽。幼いころ見て若い頃見て、今見るとどんな印象があるんだろう? 【きなこ餅】さん 10点(2003-10-20 22:42:25) |
43.S・ローレンとM・マストロヤンニの黄金コンビですね! ローレンの演技が見事!H・マンシーニの音楽も素晴らしい! 大好きです。スクリーンで観たいなぁ…。 【Ronny】さん 10点(2003-10-15 22:43:41) |
42.期待しすぎていたせいか,それほど面白いとは思いませんでしたね.「煮え切らねぇ男だな!」という印象だけが残りました. |