9.横溝ブーム当時の映画作品はやっぱり良いですね。この映画のCM、めちゃくちゃ怖かったのを今でも覚えてます。ただ風景カットのシーンが多く、話のテンポが途切れがちになっているのが少し残念。金田一がフィーチャーされていないのは、原作がそうだからしょうがない。そういう意味で結果的に渥美清でよかったと思う。石坂浩二が印象の薄い金田一を演じる方が滑稽。 【Shin】さん 8点(2002-12-14 21:42:23) |
8.それにしても強力な画(え)。物語の肝となる32人殺しの圧倒的な迫力がこの映画を成功に導いている。金田一耕介登場作品には、「死後に因縁を残す旧家の傑物」がたびたび出るが、要蔵は間違いなく一、二を争う強烈なキャラクターだ。この先何回映像化されるかわからないけれど、山崎版・要蔵(と本作)を越えるというのは、まず無理なんじゃないかな。 【ひかりごけ】さん 7点(2002-11-27 03:53:13) |
7.DVDがリリースせれたので久々に見直したらこれが結構おもしろい!音楽がいい!サクラ吹雪の中を走って来て村人を惨殺しまくる山崎努がかっこいい!死んでもなお形相が凄まじい落ち武者8人がかっこいい!双子のばあさん(コタケ&コウメ)が可愛らしい!?この頃の野村芳太郎監督はのってるね!隠れた伝奇ホラーの傑作だと密かに思う・・・。 【セニョール】さん 8点(2002-04-26 02:08:04) |
6.明らかに他の金田一作品からかけ離れた作品ですね。他の金田一ものもおどろおどろしいところはありますが、探偵ものでなく完全なホラーになってますからね。あの小川真由美に追いかけられたら失神ものです。渥美清が金田一としばらく気がつきませんでした。ちなみに、当時これを見たのが近所の名画座なのですが、同時上映が「サスペリア」実にセンスのあるカップリングでした。 【f taka】さん 6点(2002-04-11 22:54:01) |
5.市川監督&石坂浩二コンビの作品って不気味でグロくても、しっかりと解決するので、後腐れがなかったんですが、この作品の不気味極まりないところ。まさに怨念、たたりじゃぁぁぁっ!!て感じですね。400年前の落ち武者殺しの恨みが長きに渡って復讐する設定は後味悪いです。しかも小川真由美がすすり泣きながらショーケンをしつこいくらいに追いまわすシーンはマジ怖いです。チョット苦しめのカットもいくつかありましたが、オープニングの崖のシーンはスゴイですね。渥美清の金田一像もヘーちゃん版をかなり意識して新たな人物像(天然ボケ/分析型)を作り出しています。この努力に拍手です。 【さかQ】さん 7点(2002-02-19 22:03:17) |
4.観るまではてっきり、八墓村で起こる大量殺人事件の話かなと思っていたら、その祟りが400年後に再び起こると言う話なんですね。また金田一シリーズかと思ったら、当の金大一耕介の登場は結末付近だし。殺人事件が起ころうとしているときに、“寅さん”が集まった村人の前でのんきに謎解きを始めるんだから・・・しかし山崎氏と小川真由美は怖いですね。タイトルがビッグネームで、観る前から抱いていた印象と観た後の印象はかなり違っていました。因みに大量殺人事件そのものを観たい人は「丑三の村」をどうぞ。但しR指定ですが・・・・・ 【イマジン】さん 7点(2001-10-29 21:03:24) |
3.実に淡々とした学者的・金田一の渥美清が良い。邦衛の生首、ゲロを吐く加藤嘉、私には山崎努よりインパクトがあった。 【オシャマンベ義】さん 9点(2001-05-26 22:19:44) |
2.音楽が良い。田中邦衛が「怖い」と思ったのはこの映画が最初で最後。渥美清は取りあえず見なかったことにしている。(汗 【ZERO】さん 8点(2001-05-20 00:17:41) |
1.松竹が社運をかけて作った作品。もともと、角川は映画第一弾として「犬神家…」でなくこちらを考えていたらしい。でも、この原作って恐怖ものというより冒険ものに近い。原作を読んでご覧なさい。はじめ「八つ墓村の由来」の部分には横溝正史の娯楽小説家としての才能がいっぱいに現れている。この映画のクライマックスあたり、風間杜夫が背中だけ写っている。 【阿佐ヶ谷】さん 6点(2001-04-17 00:37:11) |