9.小学生の時、作文で書く題材に困り、仕方なく書けない今の状況を文章にする奴がいたが、この映画はそれと同じ。それにしても、映画のモデルとなったチャーリー・カウフマンは、自分の役をニコラス・ケイジが演じていることに不満はないのだろうか?ないとすれば、いくら何でも、あまりに自虐的すぎる。もし彼の立場なら、たいした顔でない私でさえ承服できないのに・・・。 【STYX21】さん 5点(2004-02-14 18:51:20) |
8.大笑いするわけでもなく、感動で涙するわけでもない。もちろんドキドキもしなけりゃ怖くもない。なんだかわからんが、観て損はない。これも役者達の演技のおかげだろう。車の事故シーンはリアルだった。 |
7.脚本家の頭の良さを感じます。皆さんもご指摘されてる後半の展開については「おー、こうしないとやっぱ収拾つかんわな」と取るか「どうやってもオモロないわい」と取るか、悩めるところです。なので、アフォオ~な私は断然前半が好き。 Adaptationが「脚色」以外の意味で使われ、蘭の魅力をも含めた「植物」と「人の生き方」、「脚本の進め方」にからめているところなどは、「うんうんなるほどぉ」…まんまと引き込まれてしまいました。 ◎二役ニコラス・ケイジは、服装の区別など不要なくらい、性格もダサさも違う兄弟を演じ分けてお見事。髪型が同じなのは演技に自信があるからでしょう(変えようがない、なんてちょっと霞めたけど大変ゴメンナサイ)。自分の意向で押したり、譲歩したりして、脚色に苦心する様は、可愛いほど嘆かわしい。 ◎クリス・クーパーは、怪なる風貌から私が想像するキャラクターと若干ズレていた。でも受賞のためには役得だったのかも? ◎(もし私以外にいらっしゃいましたら)メリル・ストリープのファンの方へ・・ニコラスに接する女性たち(映画P=ティルダ・スウィントン、彼女=カーラ・セイモア、ウェイトレス=ジュディ・グリア他)が、とっても愛らしく最高に好感が持てる役と演技をこなし、紅組の灰汁出しは全てメリル団長お一人でどうぞ、とばかり振ってくれてます、当然か。でもいつもの「わかった、その辺で、もうええ」の乱演は、特に前半「助演の」程合いで抑えてくれてまして、とっても気持ちよろしいよぉ。沈んだ表情で移りゆく心理を表しているのが相変わらずええんです。車中、クリスとの会話も雰囲気良しっす。//私だったら、一休和尚さまか、光源氏さまと食事したい、ので、やはり何の変哲もない一生を送る事になるのかもしれません。そういうことも考えたりする一作。 【かーすけ】さん 7点(2004-02-08 14:09:20) |
6.なんかうまいことやったな~、という感じもするし、結局なにが言いたいのか分からないな~、っていうのもある。あと、全然コメディではないと思った。双子の兄貴のほうのヘタレさがなかなかイカス。 【アンソニー】さん 6点(2004-02-07 23:53:01) |
5.マルコヴィッチの穴もあまりよく分からんかったけど、この映画もよく分からん。 |
4.あのS・ジョーンズの新作であり、しかも評判も上々ということもあり大いに興味を抱いたものだが・・・。結論から言うと、この作品の一体どぅいう点が優れているのか、私にはまったく理解できないでいると言うのが正直な感想。脚本家の書くことへの行き詰まりが話の発端で、その後ストーリーは虚実入り混じりながら、徐々にサスペンス調へと変転していくが、如何せん、話そのものが根本的に面白くないのである。ストーリー(脚色)そのものに技巧を凝らして映画ファンを唸らせようとする目論見なのだろうけれど、それほど深みのある作品とはどうしても思えない。思えば首から上だけのJ・マルコヴィッチがゾロゾロ出てくる前作にしてもそうだが、今回の薄汚い中年男とふしだらな中年女との愛欲シーン、そしてそれを覗き見するN・ケイジ等々といった、S・ジョーンズの悪趣味がより顕著になった作品と言える。C・クーパーがこれで助演男優賞を受けたが、何故この作品で・・・と感じるし、どんな役でも演じきってしまうM・ストリープにしても、何も彼女でなくても・・・とも思う。これも観る人を選ぶ類の作品で、心底楽しめた人が羨ましい↓。 【ドラえもん】さん 5点(2003-12-09 18:07:53) |
3.面白い! 脚本も良いですけど演出も流石。そして、やっぱニコラス・ケイジはこういう役が本当に巧い。幸い私はハゲかけてはいませんが、この主人公にはかなり感情移入してしまった。特にセミナーで「私の人生には語るべき出来事が無い」と質問した件は最高。その通り!、人生なんてつまんないもんです。だから映画を観るんです。しかし、そのつまらない人生からこれだけ面白い映画が出来てしまうんだから、人生自体も捨てたもんじゃありません。自身ではつまらないと思ってても、端から見れば、もしかして私も映画になる位面白い人生を歩んでるのかもしれませんネ、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2003-11-30 05:15:17) (良:1票) |
2.冒頭のシーンが最高!「マルコヴィッチの穴」を見てからのほうが断然楽しめる。最後の「ドナルド・カウフマンを偲んで」って…、芸が細かいなぁ。(笑) 【いざ、ベガス】さん 7点(2003-10-12 00:57:54) |
1. もっと、頭が痛くなるくらいひねってくるのかと思って身構えていたのに、途中からは全く普通の展開ではないですか。あれでは設定の意味がどこにもありません。 【Olias】さん 4点(2003-10-11 23:26:00) |