153.なかなかえぐってくれます。自分を大義名分に出来るジミー。自らを失ってしまうデイブ、セレステ(しかも貧乏くじを引く)。そしてその脇にいるショーン。誰もが誰かにあてはまって身に覚えがあるんじゃないかと思える~、こういう位置づけってあるんじゃないかと。 【ジマイマ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 22:57:10) |
152.ティムロビンス夫妻があまりにも哀れすぎる. 役者の演技だけgood 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-26 23:47:01) |
151.役者の演技や映画の持つ雰囲気は仰々しくもそれなりに良かったのですがストーリーは後味の悪さを残す。役者は豪華でその演技もいいのですが。テーマではないと思われる弱者と強者、車に乗せられ連れて行かれた者残された者が浮き彫りになるのはどうかなと思う。・・結局何を描きたかったのだろう、自分には分からなかった。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-17 19:40:39) |
150.ファンの人には申し訳ないけれどクリント・イーストウッドの映画って薄っぺらい感じでキャラクターに共感が持てることがほとんどない。人物像に厚みがないのでストーリーを追って見せているだけに思えてしまう。登場人物のトラウマが伝わってこないので事件そのものが作り物っぽく見えてしまう。こころに残る台詞もなく、そのまま終わってしまった。人間ドラマとしても犯罪ミステリーとしても平均以下だと思う。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 02:17:49) |
149.誰が主人公なのかわかりにくく、ストーリー展開もあまり抑揚が無い。救いようの無い結末だが、各役者の演技でそこそこ見える映画だとは思う。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-10 09:59:48) |
148.あまりにもティム・ロビンスが可哀想だ。後味悪し。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-03 18:58:46) |
147.アカデミー監督に言っている場合ではないが、クリント・イーストウッドって良い映画監督なんだろうか?この人の作る映画は、どうも全体的に野暮ったく、44口径ぶっ放してたころの感覚と、これまでの経験だけで、何もオリジナルを取り入れずに焼き増しだけで映画を造っている気がしてならない。この映画もまったくそれで、テンポが悪い上にストーリーに斬新なところはなく台詞も平凡で、どこかで観た事があるようなシーンの継ぎはぎで、観出してすぐに底が割れてしまった。役者の演技も上手いだけで、ショーン・ペンもケビン・ベーコンもティム・ロビンスも、その演技を既にどこかの映画で使っているものばかり。ミリオンダラー・ベイビーがハズレたら、僭越ながらイーストウッドにはダメ監督のレッテルを貼ろうと思う。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-27 02:58:29) (良:1票) |
146.俳優としての才能と監督の才能と言うのは、当然別な分野なんだが、イーストウッドの場合はそういう議論は無意味だな。彼の監督としての力量とセンスが感じられる作品だ。特に最後のパレードの場面。この蛇足とも思える何気ないシーンに、強烈な主張が感じられる。運がいい奴不運な奴、偶然に翻弄される者。弱い者は何かにすがり、理不尽でも力のある者が生き残っていく。正義は気まぐれだ。これが人生、これが人間社会というものだ、と。見事だね。所々、未熟な点も見受けられるが、敵ながらアッパレ。恐るべし、イーストウッド。(スコセッシ談) 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-25 11:58:18) (良:3票)(笑:2票) |
145.少年の頃のあのできごとは、そりゃデイブにとっては人生を左右する事件だろうけど、残りの二人はどのくらい共有してたのだろう?逆にそれ以来友達でもないかのよう。それならそれもわかる気もするけど、だったら殺人事件とつながらないのでは?毎月5万ドルを送って、またデイブの子どもにもおそらく送るのか、そんな人があんなふうに人を殺せるか?ショーンの一身上のことも事件とどういう関係があるのか全然わからないし、相棒の刑事も、人物像が浮き上がってきてない。登場人物がバラバラな感じをうけた。 【A_sui】さん [地上波(字幕)] 4点(2005-05-17 01:58:52) |
144.この手の映画を久々に見ましたが、重厚で楽しめました。ただ、色々考えさせられて疲れました。ただ、内容自体は非常にわかりやすく描かれています。このあたりはさすがクリントイーストウッドです。一番わかりにくかったのが、ケビンベーコンがショーンで、ショーンペンがジミーなこと(笑) 【february8】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-08 21:34:45) (笑:1票) |
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143.「どうしようもない」ね。いやほんとどうしようもないわこの人たち。クソだとかそういう意味じゃなくてさ、単純にどうもこうもできない状況。もし自分がティム妻でも恐くてショーンに仕返しなんかできないし、ケビンベーコンでも、ぐあー職か友かーってなって結局なんもできない気がするし、ショーンペンに至ってはまさに取り返しがつかないことをやっちゃい済み。結構好きなんだけどさ、メッセージ性があるかないかっていったらないね、この映画には。 【らいぜん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-17 20:47:08) |
142.映画を見ていると自分が何を考えているのか分からなくなる時がある。「ドッグヴィル」ではあれほど高揚し自ら道徳の破壊を二コール・キッドマンに託したにもかかわらず、この映画におけるショーン・ペンの罪を川底へ沈めようとする姿勢には苛立ちを覚える。「スリーパーズ」でのラストのパーティーで、復讐の後のたった一瞬の安息に胸を下ろし「これでよかったんだ」と思いつつ、「ミスティックリバー」におけるパレードでの人間模様の重層にただ戸惑う。この映画には見えやすい形としての厳然な罰がない。もし私がこの映画の脚本をやったとすれば、ジミーに対し厳然たる罰を与えてしまうだろう。そうすれば人物達の悲劇が見せかけ上では、等価になる。しかしそれは映画を完結させるための逃避であり、多くの映画はそこで作品への誠実さを失う事になる。「ミスティック・リバー」はそういう見せかけの倫理の奴隷になることなく、運命のおもむくままに25年間変わらない場所でうごめいていた悲劇の胎動を、それこそ厳然とした態度で我々に見せつけた。そこに平等や等価はあるはずがないのだ。と書きつつも心の中では何も消化されていない。多分私はこの映画を全く理解していないのだろう。10点というのはイーストウッドの映画術に対してあげたものである。ここに書いたレビューだって所詮はイーストウッドという本格の周りをただうろついているに過ぎず、この映画に対しては否定も肯定もできない。ただ、一つ言えるのは終盤のシーン――ジミーとその妻が支配者云々を語り抱き合う――は前半のデイヴが犯した罪にたいして妻と語り合ったシーンと「弱さ」という点で酷似しているということ。そう考えるとこの映画は正義とか、アメリカの傲慢さという話とは全く無関係だと思うのだが・・・ 【Qfwfq】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-04-15 16:33:45) (良:4票) |
141.なんだろう、見終わったあとのこの存在感。現実から離れて映画に没頭したのは久しぶりだった。最初からカメラワークの巧みさに驚かされ、グイグイ引っ張られて見てしまった。犯人の設定がやや唐突すぎていまいちだったけど、3俳優の競演が見事だったのでそれも許そう。 【●えすかるご●】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-02 21:43:48) |
140.ストーリーも演技も素晴らしいのに、本当の血が流されているように思えないし、心を揺さぶられない。イーストウッドも所詮ハリウッドの監督なのか。 【さら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-01 11:06:27) |
139.淡々と話しが進み、最後に救いようのない映画…。ちょいと気が滅入る。 【miso】さん 5点(2005-03-24 19:18:23) |
138.5点を付けます。この映画をつくった側からしたら、8~10という高評価もしくは0~3という低評価が付くことが「してやったり」だと思うので、5点。「なんて事はない映画でした」 。リアリティが無いのよ。逆方向の御都合主義。人物がもっと掘り下げられてたらもっと面白かったかもね。3時間になっちゃうけど。 【笹】さん 5点(2005-03-22 20:03:25) |
137.確かショーン・ペンはオスカーを取りましたよね?それで期待していたのですが、ストーリーは納得いかず・・・地味めな作品なりに、俳優の演技は素晴らしくていいと思うのです。でも、世の中ってなんて不公平なんだろうという思いを否めない内容でした。 【ぐり】さん 7点(2005-03-20 02:29:16) |
136.豪華な役者陣に…少し期待しすぎたか… じんわりと来るいい作品とは思うけど、今1つ弱いかな~~微妙にダレた感じが常に漂う…それはそれで魅力的な映画なんだろうけどプラスになってない気がする。このショーペンはイマイチかな… |
【あずき】さん 5点(2005-02-23 19:11:27) |
134.これほどまでにとてつもなく深みのある映画は他に観た事が無い。人間が生きていく上での非情な決断や心の奥にある闇を、批判的な表現ではなく、ただ痛烈にその現実だけを見せつけられた。この映画には不似合いなラストのパレードシーン、男女含めた主要人物がそれぞれ犯したその過ちを胸に罪の意識を持ち続けて生きていかなければならない姿を見て、彼らが選んだその結末に、悲しいけど共感せざるを得なかった。凄い映画だ。ただこの映画、推理ミステリーとして十分惹きつける魅力がある為、そういった感覚で観ていると最後に痛い目に会う。「映画的結末」を望むならば、悲しい事件を通じて、男三人が無事に過去との清算を果たす…と。茶番とわかっていてもそんな結末を望んでしまいました。 【カワサキロック】さん 7点(2005-02-21 15:23:18) |