5.自他共に認める大嫌いなトムハンクスが主役でありながら観にきたのもコーエンBros.だからこそ。オープニングシーンからコーエンチックな画や音楽等を見せつけて面白く、キーとなる橋にもキッチリ戻って来ますし、今回は何が舞うかと思ったらマントでした。だが、今一乗れない、脇が甘いんだ!ドロボウ一味のキャラがいつものコーエン映画に比べ薄く、キャラ付けが曖昧でまるで生きておらず、全然レディ・キラーズでは無いのだ。単なるトムハンクスの「オレって上手いだろ、オレって面白いだろ、主役はオレだよ」っていうトムハンクス映画にしてしまっている。トムハンクスが自分を生かすためにかなり口出ししたんでは?と無粋な考えを廻らせてしまう。「なにビビッとんねん、トム」と言ってやりたい。脇役にコーエン映画の常連ブシェミ、タートゥーロ、グッドマンのようなアクの強さがない。彼らが脇を固めてくれていたらもっと面白かっただろうから残念。結論としてはやっぱり私はトムハンクスは嫌いだ。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2004-05-24 23:08:12) |
4.「生涯の映画ベスト100」みたいな企画で『マダムと泥棒』が1位だったような気がします。私の母も『マダムと泥棒』が大好きで、私自身観たい観たいと思いつつまだ観てません。そんなわけでできたら『マダムと泥棒』を観てから『レディ・キラーズ』を観たかったとこなんですが、いかんせんコーエン兄弟ですからね。封切りと同時に観ちゃいましたよ。コーエン兄弟と言えばいまだ『バーバー』が素晴らしすぎて、ついついあれぐらいのレベルを期待しちゃうんですけど『ディボース・ショウ』はちょっと肩透かしだったしで今回はどうかなぁと思ってました。厳しく言えば『ディボース・ショウ』よりは面白かったって感じです。期待度が高すぎるってことなんでしょうけど。カラスが石造に止まるシーンから見下ろす(ゴミ山の)船とか猫がチョコチョコ出てくるとことか、いかにも昔の映画の粋な感じがそのまま使われていて、ちょっとクサいかなとも思ったけど未見の『マダムと泥棒』を想像するに人気の秘密もわかる気がしました。 【トム&クルーズ】さん 8点(2004-05-23 04:07:33) |
3.宣伝とかポスターを映画を見た後に見るとおもしれー 【ヒロヒロ】さん 6点(2004-05-22 21:32:48) |
2.コーエン兄弟の新作コメディ。最初はビデオでも十分な内容かな?と思っていたのですが、これがなかなか楽しめました。まずはコメディ作品としてしっかり笑わせてくれます。本当ベタベタな感じなのですが、このベタベタ感が観ていて逆に心地良いです(ただ少々ギャグが下品なので注意)。それから予告編などでは主演のトム・ハンクスを念頭に置いて宣伝されているようですが、この映画の主人公はむしろ泥棒グループから命を狙われる老婦人の方だと思いました。このおばちゃんが最高で物語の重要人物の一人になっています(ていうかこの人がいないと話が進まないし)。ラストの展開もよくやってくれました、やっぱりコーエン兄弟は面白いです。 【かんたーた】さん 7点(2004-05-22 14:16:26) |
1.試写会で見た。まだレビューがないけど、個人的には非常に面白かった。めちゃくちゃ笑えた。もう一回お金払って見てもいいかも。元コメディ俳優のトム・ハンクスとコーエン兄弟監督ってことで、確かに力量を感じてしまった。トム・ハンクスはほんと範疇の広い人だと思った。 【ダブロン】さん 9点(2004-05-13 01:40:02) |