【ビッケ】さん 9点(2003-01-30 14:02:37) |
18.この映画の見所はなんと言ってもやはり最後のシーンであろう。連合軍側が橋を爆破し、その時にイギリスの医者の捕虜が「狂っている」何度も繰り返し言うシーンがある。この言葉がこの映画のストーリーをすべて表しているかのように凄い力のこもった台詞である。 【ポロリ】さん 7点(2003-01-26 22:42:57) |
17.レビューにお書きの皆様、「早川雪洲」が正解です。「舟」ではありませんので、日本人唯一のハリウッドスターをもっと敬いましょう。1910年代には現在のトム・クルーズの位置を占め、戦後もボギーと共演したりしてきた真のスーパースターです。斎藤大佐の日本語、ちょっとヘンですが、日系ではなく千葉県生まれの日本人です。 【FOX】さん 7点(2003-01-03 21:07:42) |
16.『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』を含めた、デヴィッド・リーンの3つの大作の中では、いちばん好きです。全編にわたって楽しんで観られました。強いて言えば、早川雪洲の老け具合が気になったのですが、『チート』の頃から、およそ40年の時を経ていたわけですから当然と言えば当然でしょうか。でも映画って、アラ探しばかりするような気取った観方より、その場だけでも楽しく観たほうが時間を使う意味がありますよね。イヤでも目に付くこともあるにはありますが…。でもまあ、この作品は充分に楽しめましたよ。 |
15.他の戦争映画に類を見ない形で戦争を表現した映画です。殺伐とした戦闘シーンもなくここまで戦争の汚さというか醜さを表現したことは凄いことだとおもいました。最後が凄くむなしいがこれがまた良い感じに感銘を受けた。 【恥部@研】さん 8点(2002-12-26 17:57:23) |
14.んー映画としてはよいけど、史実を伝えてないよーな、元捕虜の話だと腐った豆だけの食事だけでさんざん働かされたらしい 当時の写真も見たけどみんな骨と皮みたいにやせてた 元捕虜や死んだ兵士に悪い気がする 【ろう】さん 4点(2002-08-27 02:26:16) |
13.すごいねぇー。ラストの爆発するまでのシーンはほんとハラハラドキドキしちゃった。なんかこうじわじわーっと凄さがくるっていうか、この映画のメッセージが伝わってきて鳥肌がたつ思いです。直接的になんだかんだ言ってるわけではなく、間接的にこうも反戦を訴える作品はなかったですねぇー。今の映画みたいに人を殺すシーンをあからさまに見せないんだよね。うむうむ。戦争映画の傑作間違い無し。 【あろえりーな】さん 9点(2002-08-03 01:12:14) |
12.自分に与えられた任務を完了する達成感、責任感。プライド、意地、組織いろんなものを学びました。アレックギネス、サーの称号を与えられる名優の演技に触れられ感動です。 【KEN】さん 8点(2002-06-24 21:24:33) |
11.期日までに橋を完成に漕ぎつけたという日本の軍隊としての面子。一方、日本軍だけでは出来なかった事を英軍の手によって成功させたというプライド。斎藤大佐もニコルスン中佐も、お互いのアイデンティティーや信念の違いによるものだからこそ、お互いに一歩も譲ることができない。そのことは本作の基本的な対立の構図の最も顕著に表われた部分である。戦場での友情の証のような完成された橋が、一瞬のうちに破壊されることで、戦争(この場合、“無理解”と定義すべきだろう)の不条理さがより強調され、クワイ河マーチのメロディと共に、虚しさの余韻を残すエンディングは秀逸。両国の将校を演ずる早川雪舟とアレック・ギネスの火花散る熱演は素晴らしいが、とりわけギネスの毅然とした英国軍人ぶりは見事で、作品をより味わい深いものにしてくれた。 【ドラえもん】さん 10点(2002-05-06 18:06:49) (良:1票) |
|
10. 戦争の不条理さを描いた良い映画だと思います。DVDで見たせいもあるのかも知れませんが、古さをあまり感じさせませんでした。ただ、実際の日本の捕虜の扱いはずっと過酷だったはずです(少なくとも捕虜の将校に橋の建設を任せたりはしないはず)。思いのほか日本が好意的に描かれていたのは意外でした。やはり武士道への憧れのようなものが欧米にはあるのだと思います。アレック・ギネスと早川雪舟の名演が見事! 【はなまる】さん 8点(2002-05-04 21:29:07) |
9.一方的な連合軍万歳映画かと思って観たら、違ってました。ただ、西洋→日本のイメージはかなり強調されてたのではと。そこがまた現代日本人には良いとこでした。ある種の願望的なものをくすぐられたかも知れません。所長のバックグラウンドなんかもっといれてったらより良かったかもしれませんね。あと、早川雪舟は神です。 【なんとこ】さん 7点(2002-02-20 04:56:36) |
8.自分が見た洋画の中で一番日本語がよく聞き取れた作品だった、他の洋画の日本語ってかなり変じゃない?ストーリーとしてはちょっと疑問ももったりした捕虜のはずの英兵の方が結局はタズナを握ってたと思う。日本軍ってそんなに甘かったのかな? 【かぶ】さん 6点(2002-01-15 07:29:55) |
7.面白かった。確かにこれはアンビリバボーな映画だ。やってる本人達は大真面目なんだろうけど。受けてしまったのはしょうがない。この映画はまさしく本末転倒という言葉がふさわしい。それにしても日本軍に威厳がないなー。はじめの20分まではよかったのだが。最初は饒舌だった所長も映画の終わりには無口になるし。あと、三浦中尉が可愛そう。所長、そこまで言わなくても、、、公衆の面前で。武士の情けはどうした?あとは、やっぱ「おい、お茶!」かな。色々楽しめるシーンがてんこもりです。ストーリーも奇想天外だし。いやあ、いいもの見させてもらいました 【えむおう】さん 7点(2001-11-20 22:55:21) |
6.今を去ること遙か昔(?),私が幼少の頃,初めて見ました。毅然としたアレック・ギネスと,相対する早川雪舟のこれまた絶大な存在感が妙に印象的でした。連合軍側のみのハッピーエンドものの戦争映画が当時結構TV放送され,子どもながら喜んで見ていた当時の私は,さぞかしいやな小学生だったことでしょうが,異色の戦争映画としてずっと気に留めていた作品がこれです。私の,リーン監督の作品との出会いは,その後「超音ジェット機(サウンド・バリアー)」「アラビアのロレンス」「ライアンの娘」「インドへの道」と続きますが,いずれも大きな構成感の中に,重いテーゼを盛り込んだ名作揃いで忘れ得ぬ作品ばかりでした。 【koshi】さん 9点(2001-11-02 20:48:04) |
5.素晴らしい作品です、と素直に言える映画だけど、なにやら皆さんと見方が違っているようなので一つだけ。僕は「間違った目標を設定して人生生きるとつらいよ」っていう映画だととったんですけどねー。つまり最終的な目的を見失って、その場で自分の信念をつらぬいて新たな目標を作る。すると本来の目的とは違う方向に結果的であるけど向かっている。それを皮肉っているのかなと思ったのですが・・・。それともその意志の強さを讃えてるのかな?なんにせよぐっとくる映画でした。 |
4.これ最初に見たの小学生低学年の時だったかな?ハリウッド映画にありがちな爽快さとは正反対の空しさが全面に見えたのを思い出します。ギネスの演技も凄いけど、日本軍将校を演じる早川雪舟の迫力に妙に取り付かれた感じがします。この映画があたしの戦争映画の見方をかえるきっかけだったかもしれない。 【奥州亭三景】さん 10点(2001-09-18 18:39:02) (良:1票) |
3.文句なしに良い作品です。私は、戦争うんぬんよりもこの作品からは「仕事」の大切さについて学んだ気がする。敵のための橋であっても、残る仕事ができたという誇り。そしてそれが壊されたときに見るものに圧倒的な力で訴えかけてくるそのパワー。一生に一度はみるべき作品だと思う。 【ちずぺ】さん 10点(2001-09-08 22:45:57) |
2.戦争映画かと思えば、内容は全く違う。後の「ガンジー」を思わせるような“無抵抗運動”がベースになっている。そのため人殺しのシーンは全く無い。イギリス人たちのプライドで架けさせられた橋は強硬なものが完成し、架けさせた日本人は精神的に敗北を感じる。戦争と言う環境を逆手にとって、ヒューマニズムを極めた傑作である。ここにはアメリカ人も登場する。アメリカ人である彼(シアーズ大佐)は要領良く逃げ出し、架かった橋を爆破することを命じられる。はっきり言って、シアーズ大佐のくつろいでるシーンは要らない。何だか名作に水を差してる気がしてならなかったが・・・ 【イマジン】さん 10点(2001-02-03 12:45:35) (良:1票) |
1.最後はやはりドキドキしてしまった。デヴィッド・リーンの最高傑作だと思う。 【プリン】さん 10点(2001-01-04 21:15:16) |