141.これは素晴らしい。50年も前の映画なのに古さを全く感じさせない完成度。洗練された流れでテンポ良く展開していく構成、そしてラスト。こんなん50年も前に作られちゃったら後から作るほうは参りますね。真似できないしね。サスペンスっていうジャンルは本質的に時が経てば経つほどやれる展開の幅が狭くなっていくと思っているので、良作を観たければ本作のような古いものを観ましょう。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-18 09:19:00) |
140.マレーネ・ディートリッヒの演技力は驚嘆です。あの淡々とした夫人ぶりが後半、あの場面を際立たせていたとは…。さすが伝説の大女優です。予備知識なく観たので完璧に騙されました。真犯人の正体は実は…。無実の人間を助けようとする様が結果、うまく伏線を張っております。あまり書き込むと、今後観る予定の人の楽しみを奪ってしまいますので、ここまでにしておきます。 |
139.大好きなビリー・ワイルダー監督の最高傑作!まさしくビリー・ワイルダーならではの上手さ、これだけの見事なまでの大どんでん返しの連続を見せられては拍手するしかありません。さすがは脚本家出身で次々と面白い作品を撮ってるビリー・ワイルダー監督の作品だけあってとにかく面白い!また脚本だけでなく俳優陣の演技もチャールズ・ロートンをはじめとするマレーナ・デットリーヒの存在感のある演技、その他、出演者の演技も主役から脇役まで皆、個性豊に描かれていて何度観ても面白い。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-30 22:23:55) |
138.マレーネは素敵な女優さんですね。でもあんまり周りが「すごいどんでん返しがある!!」っていうからいつ終わりかわからなかった。まだあるんちゃうか?と思って、本当に終わってもまだ見続けていた。 【ギブス】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-15 17:09:19) |
137.ストーリーもしっかりしてるし、オチも良かったけど、やっぱり、「お熱いのが~」や「アパートの鍵~」のようなコメディの方が個人的には好き。 【夏目】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-06 11:53:13) |
136.結末は口止めされているので、余計な予備知識は書かないほうが良いでしょう。でも、1つだけ書かせてください。「エロスは決して期待しないでください」 【たまごくん】さん 8点(2005-02-07 11:30:53) |
135.普段映画に興味を持たない弟が、この映画を観ている時ずっと隣で観ていた。白黒映画なんてもっての他だろうと思っていたのに意外で、やはり軽妙なセリフ回しと演出が効いていたのだろうと思う。しかし、しかしだ。ボールに対する判決が為された後、それで納得した様に彼は席を立った。トイレに行ったらしい。その後の怒濤の様な展開は皆さんご存じの通りで、帰ってきた弟は口をポカンと開けて一言、「何、どうなったの?」。私は答えなかった。これから法廷モノを観まくろうと思う。 【ぶらっくばぁど】さん 8点(2005-02-06 18:50:04) |
【たま】さん 6点(2005-01-10 20:07:46) |
133.今年の大ヒット作“ロッキー”を観た後なのでクールダウンにちょうどいいかなと思って観てみました。“情婦”のような古典作は現代人の目で見ようとせず、当時の人達の目で見ようとする努力ができればまた違った面白さを見出すことができるものです。「こういう手法はこの作品が初なのか」とか「この手法は逆にあたらしいな」とかカメラワークの基礎とかも学べます。とりあえず五円玉を紐でぶら下げてそれをゆっくりと左右に揺らしながら「現在西暦1957年、現在西暦1957年・・・・」と自分に暗示をかけてから観てみてください。まぁでもさすがに途中から「ああ、そういう展開か」ってラストが予想できちゃいましたけど。1984年現在ではさすがに通用しない手法でしたね(謎)。 【膝小僧】さん 6点(2005-01-06 20:57:27) (笑:1票) |
132.なるほど、たしかにこれは面白い。法廷モノとはいえ、演技や展開がコミカルで笑いを誘います。最後はちょっぴり切なくて。 |
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131.小説読み終わってTV付けたら何か映画やってて、しばらく見てたら、なんかこれ知ってるぞ?なんだっけ?と思ったら、うわぁ!「検察側の証人」だ!ついさっき読み終わったやつだ!という自分的奇跡の作品。面白かった~。 【ネフェルタリ】さん 9点(2004-12-08 17:24:55) |
130.きたぞぉ~♪こういう映画を待ってたんだ♪個人的に「真実の行方」を見る前にこれを見たかった。ちょっと似てるもんで。なのでラストの展開振りに驚かされることはちょっとなかったかな。でも今の映画にこういう面白さが足りないと思います。サスペンスでも先が読めない、アクションでも先が読めない、なんでも捻りっていうのが大事だねやっぱ。 |
129.渡米して才能に磨きをかけた驚異のハイアベレージヒッター、ビリー・ワイルダーが「レーザービーム」で観客を唸らせた作品がこれ。ラストシーンについて語ってはいけないらしいので「勝負は下駄を履くまでわからない」とだけ申しておきましょう。いやはや、攻・走・守、三拍子揃ったいい脚本です。 |
128.いつものようにビリーワイルダーの気のきいたせりふまわしに加えて、終盤のストーリーの展開がとてもよかった。観終わってすぐもう一度見直してみたくなる。 【HK】さん 9点(2004-11-18 12:47:32) |
127.さぁ~クリスチーネ、フィニッシュです♪ (^_^)( ^_)( ^)( )(^ )(_^ )(@_@)クルクルー メガマワルー “なっなんと!Wトリプルアクセル(7回転)です!” これは♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!! という感じのラストでした♪ 【栗頭豆蔵】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-11-10 23:56:56) |
126.モノクロの映画はあまり見たことなかったのですが、全く抵抗なく見れました。古い映画も見てみるもんだなあって、つくづく思いました。このレビューの高評価に納得です。でも、やっぱり映画を見るときの基本って予備知識がなく、過度の期待をしないことですよね。 【tonao】さん 8点(2004-10-28 20:10:44) (良:1票) |
【NIN】さん 7点(2004-10-07 12:59:35) |
124.かなり古い作品なのですが、このサイトで上位にランキングされていたので見てみることにしました。しかし、題名が「情婦」って・・・。借りる時ちょっと恥ずかしかったんですが、内容は法廷サスペンスだったんですね。感想はというと、無駄の無いストーリー構成に非常にビックリしました。映像表現はシンプルそのもので最近の映画のようなカメラワークなど皆無でした。しかしそれが逆にストーリーを追い易く、法廷での検察側と弁護側のやり取りに集中する事が出来ました。映画はやっぱり脚本だな~と唸らされました。 |
123.すごーくアガサ=クリスティぽかった。看護婦さんとか弁護士さんの辛辣なところとか。謎の方はミステリ譲りとして、いいと思ったのは、戦後ドイツでの二人の出会いのシーン。あの物々交換は素敵でした。そんなに返しきれないわ、分割払いでいいよ、なんてやり取り、やってみたいです。 |
122.数年前、自転車キンクリート公演の「検察側の証人」を舞台で拝見しましたが、やはりおもしろかったです。ストーリィを知っているので、それが逆に役者の演技に伏線を見つける楽しみがありました。みっちょんの役者センスはよかったね~。ということで、ストーリィを知った上で、この映画を見てみるとまたおもしろい。その意味で、やはりロートンの台詞、しぐさ、表情がこの作品を見事に支えています。辣腕弁護士でいながらおちゃめ~。さて、ラッセル・ハーランのカメラは、舞台劇の雰囲気をそのまま表現したような、パンフォーカスが随所にみられます。弁護士事務所、法廷での人物を縦に配置した奥行きあるシーンでたたみかけてきます。弁護士、検察、被告、証人、陪審員、裁判長、これらの登場人物を同じ画面の中では、等分にピントをあてることにより、いったい全体正しいのは誰だ、何が真実で何が嘘なんだという雰囲気を作り上げています。そこへミディアムショットで、それぞれの登場人物のしぐさ、表情を射し込む事により、ワイルダーはこの舞台劇を映画として完成させたのだ、といえるでしょうか。 【彦馬】さん 9点(2004-09-03 21:27:35) (良:1票) |