52.『バグダット・カフェ』と同じく私が挫折して、また後に見直した映画の一つ。なんでこんないい映画を挫折したんだ~~と自分に言いたい。ライ・クーダーの音楽とマッチしすぎてる冒頭の砂漠のシーンが最高にいい。なんであんなオッサンがキンスキーみたいな美人と結婚できるんだ~~しゃべりも上手そうじゃなしし・・・架空の話なのに俺って何言ってるんですかね・・・ |
51.ここで言うパリは、テキサス州内の小さな町のこと。でも、その名がゆえのエピソードが結構重要な意味をなしてもいる。 ある事件のショックで放心状態のまま2年も放浪を続けた主人公が数年ぶりに弟夫婦の元に帰ってくる。 弟夫婦に我が子同然に育てられ、父のこともほとんど忘れてしまった主人公の幼い息子。 この父と息子の不器用な交流。別れた妻、その幻想を探す旅。 多面体であり、奥行きがあり、時とともに移ろう人の心。一時たりとも同じ姿のままとどまっていてはくれない。そんな現実の中で、私たちが愛しているのは、その人そのものなのか、それともその人に対する自分の中のイメージなのか。 「あなたは変わった」という、ありがちな別れる理由について、ちょっと考えながら遠くを眺めてしまう。 【よしの】さん 7点(2003-11-22 15:21:23) (良:1票) |
50.なんと言えばいいのでしょう。この何とも言えない観終わったあとの気持ち。人生いろいろなことがあり、道を外すこともあるけど、みんなさまざまな思いを抱えて生きてる。。。深い映画でした。でもさ、ハンターは、弟夫婦のところで息子として暮らす方が幸せだと思うんだけどなあ。。。ちょっと弟夫婦が可哀相だったな。 【カルーア】さん 8点(2003-11-16 13:31:54) (良:1票) |
49.親子愛、夫婦愛について深く感じ入る作品でした。愛の描き方が非常に哲学的で深いです。序盤は謎だらけで始まるストーリーが、徐々に真実が明かされつつ、同時進行的にドラマ部分も盛り上がっていくというシナリオ構成で、非常によく出来てるなぁと感心しました。それにしてもこの女優さん、初めて見ましたけど、すっごく綺麗ですねぇ。 |
【セクシー】さん 10点(2003-11-02 02:27:39) |
47.こういう不器用でダメ男すきだ。愛に溢れているな 【たましろ】さん 8点(2003-10-13 21:49:29) |
46.久しぶりにビデオで観たんだけどちょっと退屈だった。初めて観たときとちょっと違った印象だった。なんでだろ? |
45.独特の雰囲気がある映画。ナスターシャ・キンスキーだからねぇ。実を言うと見たときは若すぎてあまり理解できない世界でした。 【ぐり】さん 5点(2003-09-24 13:08:52) |
【Bridget】さん 10点(2003-08-18 23:30:05) |
43.分析できませんが、見終った後、友達と「いい映画だったー」とだけただ言い合ってた事を思い出します。結婚前や結婚後、子供ができたとき等、環境が変わるごとに繰り返し観てみたいと思う感じです。 |
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42.淡々とした静かな映画。トラビスの不器用さ、ダメ男ぶりが愛しい。しみじみとする。大好き。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-07-29 05:59:07) |
41.いい映画ですね。ナスターシャ・キンスキーの振り向くシーンもどきっとしますが、パリに住んでいる人は、こっちにもパリがあることを知らないんだろうなと知って、なんとなく色々考えてしまいました。 【omut】さん 6点(2003-07-15 04:42:09) |
40.ヴェンダース作品の中では異色の作品。他の多くの、特に昔の作品は旅そのものが目的となっているのに対して、「パリ・テキサス」は旅は手段であり目的はほかにある。ヴェンダース作品の全ての映画が傑作と言ってよいが、この作品は内容も音楽もカメラワークも編集もどれをとっても心地よい。ヴェンダース作品で一番心に残る作品です。観る人それぞれ感じ方はあると思いますが、映画好きな方は必見です。 |
39.最高。そりゃ泣くって。この映画がつまらないと言う人とは友達になれそうにないなあ。 |
【ちょく】さん 7点(2003-07-05 16:54:03) |
37.高田馬場の映画館へ見に行った時、フツーの作品ならゾロゾロ席を立つ人がいるはずのエンディングのところだったので、空いてる席を探しに前のほうへ行こうとすると、何となく雰囲気が変であった。今にして思えば「感動にひたってるのにジャマすんなよ!くーっしかし泣けるぜ」光線だったと思う。皆さんのコメント読んだだけでもウルウルしますです。また見たくなってきたなぁ。 【よっしー】さん 10点(2003-07-02 19:58:19) |
36.淡々と流れていく現実的な世界でのストーリーに共感できた。人を愛する事によって強くもなれる分弱くもなる、そんな事を考えさせられました。一見地味だけど美しい作品。 |
35.とにかく僕と奥さんの中ではほかに並ぶもののない映画です.こんな映画が作られるなんて,奇跡的です.人と関わっていくこと,人を愛すること,人に愛されること,最終的には人生を歩んでいくことの切なさ,哀しみが胸に迫ってきて,どうしようもありません.最初にみたのは学生の頃でした.その後10回以上はみてます.子供が生まれた今もう一度みてみると,さらに切なさが湧きあがってきます.常に強く理性的に生きていけると信じていた自分が人生の困難にぶつかったとき,「意外と俺ももろいなー」と実感してからさらに涙なしではみれなくなりました.映画の中にでてくる楽しかった時代の8mmフィルム,最高です. 【take1】さん 10点(2003-06-03 01:04:25) |
34.大好きな映画!ロード・ムービーの最高作だと思います。見終わったあと、心からいい映画だったなあといえる作品ですね。 【旅立ちの日】さん 10点(2003-05-23 08:41:19) |
33.とてつもなく地味で退屈な娯楽性のかけらもない映画。だが、しかしそんなことが何だというのだろうか。不覚にもたった一本の映画で4回も涙が出てきてしまった。昔のビデオを見終わったあと初めてハンターがトラビスをおとうさんと呼ぶ場面。ママを探すためにトラビスと家を出たハンターが養母に電話する場面。話の様子からトラビスだと気付いたジェーンが初めてトラビスと呼ぶ場面。せっかくジェーンを見つけたのに帰るか、もう一度会うか迷っているトラビスに左に曲がる様にハンターが言う場面。これ見よがしのあざとさが全く感じられず(逆にそこがあざといのか?)淡々とストーリーが進んで行くだけなのに、いつの間にか見る者を深い感動へと導いて行ってくれる。ヴェンダースの力量をまざまざと見せつけられた感じがする。それからジェーンに会ってきた筈のトラビスを、ハンターはどうして質問責めにしないのだろうか?聞きたい事が山ほどある筈なのに、なんて健気なんだろう。それとも真実を知る事がこわかったのかな?それにしても可愛い子だ。出来ればウチの子にしたい。 |