121.あの、こういう古い感じのモノクロ映画って、俺と同じ年代の人たちにとっては何か敬遠って言うか「ダッサ~~~イ!」みたいなイメージがあると思うんですね(え?違う?あっそ)俺も正直言ってモノクロ映画をダサいだとかは思ってないけれど、どうも自分から見るっていうのは気が乗れなくて、高評価である本作に対しても見る前はあんまし期待していませんでした。しかぁし!!(決めセリフ)凄いよ!面白かったよ!まさに高評価も納得の傑作でした!とにかく、あの練って練って練り尽くして一瞬も飽きる暇のない脚本!法廷のシーンは緊張感溢れる従来の法廷ミステリータッチで押して押して押しまくる!!さらには普段の映画ならば退屈してしまう序盤の展開でも、チャールズ・ロートン演じる弁護士と看護婦のコミカルタッチなやりとりで押しまくる!最高ですね。もちろんキャストに関してもチャールズ・ロートンやマレーネ・ディートリッヒなど完璧。【ともとも】さんの言うとおり、本作はまさに永遠の名作の名に相応しい作品であると言えるでしょう!10点じゃないのは、ラストのどんでん返しのインパクトが、「ワイルドシングス」や「レインディア・ゲーム」を見た俺にとっては少しだけ欠落していた感じがしたから。どうせなら、もっと看護婦とか下働きとか巻き込んで、大掛かりにどんでん返しして欲しかったなあ(ってそれじゃあ大げさになっちゃうよね・・・。)でも名作! |
120.「すごい」の一言。最後なんてもう、えっ!?えっ!!? ぽかーん…。 【Syuhei】さん 8点(2004-08-29 14:33:53) |
119.(ちょい長めで失礼) この大絶賛に負けて今更ながら観てみれば、確かにとても面白い映画でしたし、飄々としたロバーツ卿にワイルダーらしい味があって、どんでん返しの更に後まで気持ち良かったです(「情婦」って邦題はある意味ネタバレですよね)。そしてディートリッヒのドスの利いた美しさも抜群でした。でも個人的には大絶賛とまではいきません。それは本作の所為ではなく偏に自身の所為だと思いますが、唯一本作に責任があるとすれば、それは本作からは余り普遍性が感じられなかったという点でしょうか(それは「古い」ってこととは違います)。自身の好みは別として、「ローマの休日」や「サンセット大通り」「第三の男」等からは他者が並び立たない普遍性が感じられますが、本作は基本的に「セブン」や「シックス・センス」等と同じノリでしょう。それらの映画にはそれなりに否定意見もあるのに、なぜ本作だけはこうまで賞賛意見しかないのか? これは【うさぎ】さん同様、私にも大いなる疑問です、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-08-19 19:37:49) |
【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-08-16 02:24:26) |
【T橋.COM】さん 8点(2004-08-10 22:35:43) |
116.鬼気迫る演技です。いかに見る者を騙すか、裏をかこう、裏をかこうとする映画。後半、どうなろうがいいや、これは映画なんだからと、そこで起こっている情景は完全なるフィクションとなり、彼方へと飛んでいきました。今頃、どこを彷徨っているのやら…オチを知ってしまったので二度見ようとは思わないです。 【はざま職人】さん 7点(2004-07-28 09:38:34) |
115.口止めされてるから点数だけで勘弁してください 【taron】さん 9点(2004-07-17 14:07:14) (笑:1票) |
114.この人見たことあるなぁと思い、エンドロールでああ!タイロン・パワーだと気づきました。ディートリヒ初めて観ました。法廷ミステリーをほとんど観たことがなく(マドンナのアレ以外)、45になってやっとコレを観ました。きっと私は幸せなんでしょう。情婦のようで情婦でないベンベン、の邦題、最後でわかるから私は好きです。このタイトルのせいで借りにくかったのに・・、JTのランキング&レビュワーさんに感謝しています。 【かーすけ】さん 10点(2004-07-13 17:02:32) |
113.古いビデオということもあるけど、後半ありえないくらい画面が汚くて字幕を追うのがやっとだった(借りられすぎか?)。それでも気になってテープを止めることができずそのまま見てた。最高の作品だったのに画面のせいで-1点。これからはレンタルビデオ屋も選ぼうと真剣に考えさせられた。 【コジコジ3】さん 9点(2004-07-10 06:23:03) |
112.法廷サスペンスは、見てると人物の背景やら、物語などで疲れてしまうことがある。 この情婦、気楽に見ることができました。原作と監督のセンスよさが、伝わってくる。 最後は、いったいどうなるのだろう?と、最後まで目が離せなかった。 【sangen】さん 9点(2004-07-09 01:04:34) |
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111.ラストはやられました。衝撃の真実、どんでん返しってのはこういうことを言うんですね。最近のラストの衝撃の真実を売りにしてる映画ってのはイマイチ衝撃具合とセンスに欠けてる気がしますがこれは素晴らしいです、芸術です。観終わった後に気付いたんですが原作はアガサ・クリスティだったとは。よく考えればアガサ・クリスティの原作にビリー・ワイルダーの脚本・監督なら当然の出来ですよね。 【ジェダイの騎士】さん 8点(2004-07-06 14:38:26) |
110.原作ファンですが、映画としての完成度も素晴らしいと思います。この時代はまだ、「原作を壊さない映画化」が許されたんでしょうね。舞台版が10点なので、映画版は9点で。 【金子淳】さん 9点(2004-06-29 13:39:30) |
109.アガサクリスティーのどんでん返しに遣られた。 【ボバン】さん 9点(2004-06-28 01:51:35) |
108.アガサ・クリスティは、愛憎を絡めたミステリーに優れている。デビュー作「スタイルズ荘」や本作などはそういう意味で傑作の一つだろう。この作品の展開自体は、そんなアガサのミステリーをうまく再現しているように思える。しかし、この映画の本当の驚きはマレーネ・ディートリヒ、その人に尽きるのではないかな。彼女の演技には感銘以外の言葉が見つからない。 |
107.最後の10分間でこんなに楽しませてくれる映画は、今までに見たことなかった。普通に裁判が終わった時点でこの映画は終わりだと思った。やはりサスペンスは、最後まで予測がつかないのに限ります。 【kure】さん 10点(2004-06-26 13:17:03) |
106.これは素晴らしいサスペンス映画です。法廷での息詰まる舌戦、というかチャールズ・ロートンの突っ込みの見事さが観ていて心地よい。ラストはもう・・・。それとやはり、ワイルダーらしいユーモアさも非常にいい味となっております。それにしてもあの看護婦の最後の台詞、あんた看護婦失格だぞ!(^^; 【あさしお太郎】さん 10点(2004-06-22 04:32:20) |
105.高得点だったのと、数々のサスペンスを観てきたので最後のオチは早めに読めてしまった。10年でも前に観ていたら、驚きも違っていたと思う。しかし、それ以上に印象に残ったのはやはりあの味のあるキャラクター達であった。成人病の見本の様なチャールズ・ロートンの行動の一つ一つにニヤッとさせられ、看護婦のつっこみといい絶妙な空気を醸し出していた。このような裁判モノは初めてであったし、レビューを読み、裏話なども知り最後まで楽しめた。 【まさサイトー】さん 9点(2004-06-21 00:16:10) |
104.ヒッチコックの『舞台恐怖症』を観て、この時代にこんなストーリー展開!?・なんて、感激してた時に友人に薦められた作品。『舞台~』が、映像で混乱させる(好きだけど)のに対し、こちらは細部にまで張り巡らされた伏線など【嘘】が無いように感じた。ユーモアも散りばめられ・・そして、ワイルダーの名人芸とも言えるラスト。。あ~、惚れボレ(笑)本作はもちろん、『舞台~』にも、ディートリッヒが同じような役所で登場するのは興味深い。 【れこば】さん 10点(2004-06-11 21:59:42) |
103.最後の5分間におもしろさが凝縮されていますね。 チャールズ・ロートン好きです。 【しまうまん】さん 9点(2004-06-11 17:52:43) |
102.ここのページを見て騙されると知っていたのにあっさりと騙された。すごい。 【KING】さん 10点(2004-06-08 22:23:03) (良:1票) |