8.まさしく秀作。個性の光るすばらしい脚本。場所をほとんど限定しているにも関わらず、あきさせない緊張感。主演者達の迫真の演技。特にアル・パチーノがアティカ!アティカ!と叫ぶシーンはそれだけで鳥肌がたった。オープニングで流れる曲以外、音楽がない。実話だということもあるからだろう、音楽は必要ない。力ある映画とは、この映画のような事を言うのだ。 【あろえりーな】さん 9点(2002-01-29 22:06:00) |
7.若い頃のアル・パチーノ作品はマフィア系が多い中でこの作品では珍しく違う一面を見せてくれた。 【かぶ】さん 7点(2002-01-21 06:49:35) |
6.アル・パチーノの名演で、見ている私まであの銀行の中にいるような緊迫感を感じました。アル・パチーノはそれぞれの映画で全く違った顔ばかり見せてくれて、いつも初めて彼の映画をみるような衝撃をうけます。今回は特に強い衝撃を受けました。凄い! 【もみじプリン】さん 8点(2001-12-07 18:52:52) |
5.この映画を観ていると、やっぱアル・パチーノって括弧良いなって思う。背は低いんだけどね。 【☆】さん 9点(2001-11-05 23:48:33) |
4.いい!これいい!なんでこんなに銀行強盗が人間くさいの?サルの天然ぶりもいいし、ソニーはえっ!そうなの!アルパチーノがまさか!これは見てからのお楽しみです! 【なべさん】さん 9点(2001-10-04 08:57:56) |
3.素晴らしいまでのサスペンス・ドラマ。社会派シドニー・ルメットが得意とする限られた空間で展開されるドラマは、今回もお手のものといった感じで、みなぎる当事者の熱き視線と、無視することのできない社会問題に対する断固たる姿勢が伺える。主演のアル・パチーノの熱演もさることながら、助演に徹する今は亡きジョン・カザールの静かな名演も忘れられない逸品である。 【チャーリー】さん 10点(2001-09-23 23:43:38) |
2.息苦しくなるほどのテンション。アル・パチーノは銀行強盗でありながら実に人間くさいという難しい役どころを畢生ともいえる名演でこなしている。ラストシーンも閉塞感が漂い始め出したこの時代のアメリカ映画らしいか。 【ダイ】さん 9点(2001-05-27 01:11:11) |
1.暑い昼下がりに巻き起こる銀行強盗事件を通して、人質たち、交渉を続ける警察側、そして強盗を犯した者とその家族等々、さまざまな人間が絡み合いながら徐々にサスペンスを盛り上げ、アメリカの現実を炙り出していく。これはまさにアメリカ映画が得意とするところで、S・ルメット監督はこのジャンルのお手本の如く、シャープな演出で見事な群像劇として手堅くまとめあげている。 【ドラえもん】さん 9点(2001-04-15 19:14:08) |