20.お上品過ぎて面白くない女性漫才を見ているようでした。ありがちなドンデン返しを高らかに描いてしまうのも制作側の力不足が見えてしまう。雪に閉ざされた館にわけありな女性8人という着想は良かったのですが。 【チューン】さん 4点(2003-07-23 02:56:34) |
19.う~ん、じつに華やかでゴージャスでエレガント!ヴィルジニー・ルドワイヤンとリュディヴィーヌ・サニエ(・・・舌噛みそう^^;)のファンになった! 【李将龍】さん 9点(2003-06-24 22:30:41) |
18.(撮影ひとつ取っても)雑に作られた映画だな~。二本立てで見たもう一方の『スコルピオンの恋まじない』(ウッディ・アレン監督の近年の最高作!)が“平易に撮る”の優れた見本だったのに対して、こちらはどうにもお粗末な印象ばかり。設定自体01年の日本映画『木曜組曲』に酷似しているけれども、鈴木京香級の魅力ある俳優がひとりもいないのにもガッカリ。ミュージカルの最大の面白みであるはずの“歌いだす瞬間のスリル”をまったく感じられなかった(全曲イントロ付きだからね)のも大きな敗因ひとつ。音楽それ自体もダメでしょう。安っぽいセット(“豪華女優陣”を際立たせるにはちょうどよいのかも)や当然それに合わせたのだろう衣装も終始気になりました。 【茶蟻】さん 4点(2003-06-21 19:56:09) |
17.とても良かった。ちょっとネタばれですが、オープニングでキャストひとりひとりの名前を花のカットで見せるところから、あ、この映画好き!と思いました。お部屋の小窓が可愛いですね。ラストも素敵です。みなさんのいうとおり、どろどろなのに愛すべき女達、といった感想です。衣装の配色も計算されつくした感が良かったです。是非サントラが欲しいですね。 【hamish】さん 9点(2003-06-14 20:55:58) |
16.ドロドロな家族の人間模様を描いて冷静に見れば明らかに悲劇なのに小気味良い感じで見せる絶妙さが良かった。エマニュエル・ベアールが色っぽくて○。 【スマイル・ペコ】さん 8点(2003-05-24 21:38:11) |
15.うーん、若手からベテランに至るまで実力派揃いだし、音楽も衣装もセットもお洒落でいかにもフランスって感じなんだけれど、オゾンのしてやったりという笑顔が思い浮かんでどーも入り込めないのよね。この人、もっと素直に作品作りに取り組めないのかしら。頭じゃなくて感覚で勝負!でもイザベル・ユペールのオールドミス振りは演じていて楽しそう。「ピアニスト」でストレスが溜まっていたのか!? 【もっちー・Ⅰ】さん 3点(2003-03-28 04:00:45) |
14.意表を突くことは突くのだけれど、年齢順に順番に歌うという、構成の単純さが気にかかりました。それぞれの立場をこの形式で描くのは「殺人はコメディ」という「ハリーの災難」を踏襲しているような気がします。殺人の方がよかったのかな。女性だけを集める状況をつくるのが難しかったのかな? 【masao】さん 6点(2003-03-23 00:45:32) |
13.ベテランからニューフェイスに至る、それぞれまったくタイプの違う新旧の女優たちがスクリーンの向こうで一堂に会する。その豪華な顔ぶれとそれに負けずとも劣らない華麗なファッションの数々。数ある名女優たちの競演作の中でも、これほど映画としての醍醐味を味わえる作品も滅多にお目にかかれるものではない。サスペンス的要素が強くて重苦しいテーマを逆手にとった演出スタイルでミュージカルに仕立て上げ、重層な人間ドラマとして描き切ったF・オゾン監督の手腕はお見事と言うしかない。 【ドラえもん】さん 8点(2003-03-18 00:18:50) |
12.場面展開が限られてるからスクリーンよりも舞台に向いてるんじゃないかな、と観ながら思った。ミュージカルシーンは何か不自然だったし、謎解きもありきたり。ドロドロした人間味の噴出を描くためだけの設定だったような気がする。そんなに面白くなかった。 【山岳蘭人】さん 5点(2003-03-16 14:17:17) |
11.フランスの名女優8人が見れると期待していたが、ゴージャスなだけだった。みんな勝手に演技してればっていう感じで、男には不向きな映画。 【との】さん 4点(2003-03-08 22:20:58) |
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10.ミュージカルシーンにきたいしすぎたせいか、歌や踊りが小振りに見えてしまいました。もう一つの見どころのミステリーの方も、話が拡散するので、「もうマルセルがだれに殺されたかなんてどうでもいい・・・」と思えるくらい頭が混乱する始末。けれど、八人の女たちのドラマにひっぱられました。ひとことでいうなら、家族のことがテーマになっているんだと思う。八人の女たちはみんな家族おないがしろにしてたからあんなに痛い目ニアッタノカモシレマセン。ヘタすればドロドロになりかねないネタが描かれているのに不思議に不快感はない映画でした。 【コーギー】さん 8点(2003-03-03 17:11:49) |
9.●一言ストーリー:華やかさと逞しさが女の業 ●感想:衣装がそれぞれの性格をよく表しています。画面がとても華やか。女のグロさは生命力の強さかなー。ミュージカルなので不自然に歌が入りますが、無理やりこういう世界だと思わせるものがある。お勧め。●雑感:一人一人の細かいところにまで注目してしまいます。 |
8.女ってこわいわ~!ドロドロしてます。でも8人の女優たちのゴージャスさとか、美しさ、かわいさで吹き飛んじゃう!ファッションがとてもイイから、単純に観てて目が満足しました。でもコレって最終的に悲しい話?最後の歌って・・・。好きだけどね☆だんな様って、よく考えてみたら最低じゃないですか? 【今日のわんこ】さん 8点(2003-02-08 01:59:24) |
7.さかQさん、流れ星さんに同感。 個人的にはファニー・アルダンが好き。 【キリコ】さん 8点(2003-02-03 22:58:57) |
6.とにかくこんなにゴージャズで魅力的な配役に脱帽ですよ。キャクタそれぞれに緻密な性格描写を出し、それにそって計算しつくされた配色、イメージ、衣装。例えば主人の妻であるカトリーヌ・ドヌーブは夫の生存中共同経営者と会社を乗っ取ろうともくろみ、不倫をししかもまだ秘密を隠し持つという設定。それに沿って常に危険と対岸し獲物を狙う獣の如く、豹柄で社長夫人にふさわしいエレガントな色使い。物語は過去の密室劇をパクったような内容に思えるかもしれませんが、そこにはオゾン監督らしい日常に潜むグロテスクさと刹那さを忘れていない。しかも彼の作品に観られる、自分の本当の姿をさらけ出した時に人は美しく輝けるという問題提起を忘れていない。目もくらむような映像の鮮やかさ、ドールハウスのようなセットを背景にそれぞれの個性で歌い、踊る女優陣たち。突然始まるミュージカルテイストには、女優たちの歌唱力を無視して妙な説得力と演技力に圧倒されます。オープニングからエンディングまでその世界観にはまる事間違いなしです。 【さかQ】さん 9点(2003-01-21 23:49:59) (良:2票) |
5.8人の女優さんたちそれぞれの特徴が際立っていて素晴らしい。8人プラス1人(ロミー・シュナイダー=写真のみ)のフランスの名女優が一堂に会して、しかも一人一曲歌ってまでくれる。ダニエル・ダリューとカトリーヌ・ドヌーブとエマニュエル・ベアールの共演なんて夢みたいだし、エマニュエル・ベアールの歌も初めて聴いた。とっても豪華な舞台を見ているような感じの映画でした。 【流れ星】さん 9点(2003-01-13 10:12:16) |
4.登場人物が歌いだす瞬間のスリルを、オゾンは演出しきれていない。ゴダールの映画のように、もしくはアステアの映画のように、ミュージカルには何らかの映画的興奮を伴ったきっかけが必要なのである。 |
3.カトリーヌ・ドヌーブにバックダンサー(?)をやらせるとは大胆!8人の女優の競演を見るだけでも一見の価値ありだと思います。個人的にはストーリーや展開も好きです。 【こまち】さん 7点(2003-01-06 03:44:19) |
2.徹夜明けに見たんですが、全く眠くなる隙を与えないような展開。引き込まれますね。おそらく8人の女たちが素晴らしい演技をしてるからだと。ミュージカル部分もいわゆるウエストサイドストーリー系の全員参加型ミュージカルではなくて歌ってるのは一人で、あとの人たちはその歌ってる人物を客観的に冷めた表情で見ているというちょっと変わった感じ。もう少し心の底から笑えれば10点でもよかったのになぁ・・・ 【とむ】さん 8点(2003-01-03 14:32:45) |
1.8人の女たちしか出てこないとことか、ミュージカルのとことか、私好みでした。女優陣も皆スバラシィ♪ 《追記》二回目の鑑賞で、女優たちのミュージカルシーンはあえて下手に演出してるのかな、と思いました。それによって普通っぽく、しかも、女たちの魔性っぷりが増しているように感じました。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 8点(2002-12-29 19:44:12) |