15.警察とは、キャリアが支配している階級社会なんだぞ。と、一般人に教えてくれるありがたい教育映画。藤田まとこの後藤田長官と椎名キッ平のクレーンの操縦士に、花丸をあげます。ああそれから、長野県警本部長を演じたいぶまさとうさんの頭はほんとにはげてるのだろうか。最後に、長野県警は怒れ、この映画。 【ジブラルタの星】さん 6点(2002-12-10 23:34:29) |
14.久しぶりに邦画のおもしろさを感じる映画。静寂の雪の中銃声だけが不気味に聞こえる。前半の靜と後半の動が見事に流れをつくっている。いったい長野県警はこの映画を見てどう思ったのか。 【まさ】さん 8点(2002-11-30 19:43:47) |
13.原作のように立てこもった犯人がどういう人間なのか、そして教師までもが思想として警官の子供を叱っていた時代が判った方が、全体としてのこの事件の重みが増したように思う。特に今の若い人はこの事件の起きた時の日本の世相を知らない為話の内容を理解できない。(自分も原作読んで「ええっ!!こんな時代が日本にあったの!!」ってビックラ仰天)でも佐々自体もあの事件に携わった警察各組織の滑稽にも思える関係を描きたかった訳だからその点では成功していると言えるでしょう。藤田まことの後藤田正晴・・・良かったなぁ。ホントにこういう言い方だもんなぁ。あとやっぱり原作はオススメです。狙撃や混乱ぶりは臨場感がありますし、読んでて犯人への憎しみまで沸きました。(映画だとその後の「超法規的措置」まで描いていないんだよね・・・) |
12.最初は重いアクションと言うイメージで見てみたんですよ。出だしから「あれ?」と言う感じですね。全くと言って良いほど緊迫感がない。役所広司演じる佐々は飄々としっぱなしだし、音楽はなんだかコミカルだし(笑)みんながみんななんかやる気無さそうで。で、傍と気付きました。「ああ、そうだよ。この人たちは仕事で赤軍と闘っているんだ」そう思ったとたん、頭のスイッチが切り替わり非常に興味深く見ることができました。これは戦うヒーローを描く映画じゃない、任務を全うしようとするサラリーマン達の物語なんだと。警察だって公務員というサラリーマンです。そう思うと今まで憎たらしく思えていた長野県警の人達にも愛着が出てきました。それぞれが自分の仕事をやりたいと思えば衝突が起こるのは至極当然の事。仕事の中にはミスもある。混乱もある。(このミスが文字通り命取りになる事も…)だもんだから最後逮捕の瞬間というのは、大きな仕事がとりあえず一つ終わったということなんですね。私が好きな場面はラストシーンです。一日休んで、彼らはまた次の「仕事」を続けていくわけです。この映画はすばらしい。戦う男達、ではなく働く男達の映画として満点です。 【ピザ萬】さん 10点(2002-11-16 22:37:07) (良:2票) |
11.リアルタイムで事件を知らない私としては、映画的演出があるにせよ、当時の日本を少しでもかいま見ることができた。内容的には犯人を最後まで見せない演出は正解だと思う。しかし、群像劇ゆえ1回見ただけではわかりにくいという気がした。 【サスペンス命】さん 7点(2002-11-16 11:48:19) |
10.学園ドラマみたいな軽い演出が、あの事件に合わない気がしました。もう少し重厚に撮ってもよかったと思います。犯人側を写さない恐さと、警察側を短に英雄的に扱わないで混乱ぶりを描いたところは、良い方向性だった。これで見るとあの作戦は失敗だったのですね。今だったらどのような作戦に出るのだろう。兎にも角にも相変わらず役所は良いなぁ。 【チューン】さん 5点(2002-11-05 10:09:55) |
9.劇場で見ました。いいなとは思ったものの音響が悪かったせいか良く分からず、本日DVDを購入してもう一度鑑賞。なかなか面白い作品だと実感。あの陰惨かつ歴史上重大な事件を、初めユーモラスにまったりと、突入シーンは緊迫感を持たせて描くあたり、監督の技量&センスのよさはなかなかのものではと改めて実感。ちなみに佐々氏の原作本もお勧め。 【z3000】さん 8点(2002-11-04 01:13:46) |
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8.実際の事件をリアルタイムで観てない分、この作品と史実とを照らし合わせることはできないけど、邦画アクションとして観てもいい感じ。佐々淳行本人が出てたのにはニヤリとさせられたし、全体的に重い映像なのにもかかわらず最後まですんなりと見せられた手腕に感心してしまった。だけど気のせいか「ブラックホーク・ダウン」に似てる気がする…。具体的には言えないけど、なんかこう…。 【びでおや】さん 7点(2002-09-28 23:58:12) |
7.いやー面白かった!!本も買いました!!佐々さん役が役所広司とは!!! 【ビッケ】さん 10点(2002-08-07 15:29:25) |
6.原作を読んでからの方が絶対にいい映画です(人がさくたんわんさかですから)。警察(というより警視庁機動隊)から見た映画というのが今までに無くいいですね。時代背景や犯人側の視点は逆につけない方がよかったと思います。それが数日間も顔すら出さず要求もせず、銃でしか応答しなかったこの連合赤軍一派の不気味さを出しているのです。時代背景をつけるなら東大落城につけると面白いと思います。次回作やってくれないかなぁ。 【あどけない三角】さん 9点(2002-08-06 21:38:32) |
5.連合赤軍がほとんど出てこないんで、なんかなあと思ったけど、突入シーンですら姿をほとんど現さないので、なかなか怖かったです。弾が2重の盾を破る場面と、大量(?)の血が床にボトボトッ!と落ちる場面で鳥肌がたちました。 【ゆうろう】さん 7点(2002-08-03 20:37:53) |
4.長野県警と警視庁本部との衝突・軋轢・面子争いといった内部対立や、言葉の解釈の行き違いなどで起きる混乱ぶりといった、不慣れな事への懸命さの空回りといった、当時、恐らく実際にそうであっただろう事を、原田真人監督によって迫真力をもって克明に描ききった力作となっている。今、こういった群像劇を撮らせたら、おそらく彼の右に出る者はいないだろう。それほど極限状況下に置かれた男たちの、まさにその瞬間に生きているという生々しさは、まさに実録だからこそのリアリティを感じる。 【ドラえもん】さん 7点(2002-06-21 00:42:12) |
3.面白かった。警察の役職名が複雑で、原作読んでから、又観ようかなと。 【リオン】さん 9点(2002-05-26 16:01:45) |
2.厳密なリアルズムを追求した映画と聞いて、もう少し骨のある社会派ドラマなのかと大きな期待を寄せて観にいった分、少々落胆した。役者陣の演技は素晴らしい。ただあの事件の時代背景が全く無く、登場人物も佐々だけに光が照射され過ぎるきらいもあり、警察アクションドラマ風なところが鼻についた。警察側からの視点だけでなく、犯人のキャラや時代背景を2時間の枠の中に全てブチ込むのは無理があるとしても、もう少しあの事件の薄暗い根底、日本赤軍を生み落とした日本の土壌について説明がないと深みに欠ける。演出もカメラも独特で才能の迸りを感じるだけに、とてももったいないような気がした。 【ヒロポン】さん 5点(2002-05-24 12:50:40) |
1.「あさま山荘事件」犯人側の事勉強してみたくなった。 【MITSU】さん 8点(2002-05-19 19:15:06) |