27.登場人物みんなタバコ吸いすぎ!見てて喉がイガラっぽくなっちゃって、途中でのど飴が欲しくなった。 【mimi】さん 7点(2004-07-07 22:54:48) |
26.ジグソーパズルをやっていてなにが描いてあるのかわからなかったピースが、完成に近づくにつれ1つの絵の中にピッタリ合わさった時の充足感は味わえますね。これだけ時系列をばらばらにして最後にはちゃんとまとめ上げている計算高い演出には感服。でもそれがなかったら、ふーんって感じの話だなぁ。主演3人の存在感のある演技と編集の手腕にこの点数。 【ふじも】さん 6点(2004-07-02 12:39:48) |
25.命の重さは感じましたが、笑えるシーンが少ないので疲れました。 ジャンキーなナオミも綺麗でした。 【山椒の実】さん 5点(2004-06-25 21:06:41) |
24.「人命は地球より重い」と語った昔の政治家もいたが「21g」はまさにそのような映画だった。 誰よりもその重みを知っていたのは、ショーンペンだったのではないか。 自身の余命がいくばくもないと知っていたから、その重みを感じ取っていたのだろう。 だから、妻が中絶という手段を取ったことが許せなかっただろうし、再移植の必要があると説明された時に誰かが死ぬのを待つことは出来ないというセリフに至ったんだろうと感じた。 そして命をもらったことへの感謝とそのために誰かの命が失われたことへの不安が彼をナオミへと突き動かしたのだろう。 だからどうしてもデルトロを撃つことも出来なかったし、ラストあの事態を解決するにはああいう手段をとらざるを得なかったんだろうと感じた。 そして人の命の重さに、もがき苦しむ二人、デルトロとナオミは素晴らしい演技だった。 どんな深い悲しみや苦しみが襲おうとも人生は続いていく。 人が苦しむのもその「命の重さ」によるものなのかもしれないが、人が癒されるのも「命の重さ」であるだろう。 ナオミにとっては、産まれてくる子どもであり、デルトロにとっては神などではなく、妻であり、子ども達という人の命なのではないか。 「アモーレスペロス」の三つのストーリーの時間軸のずらし方は絶妙であり巧妙であったが、今回は何故あそこまで細かく編集する必要があったのかは疑問がある。 テーマも素晴らしく、演技も素晴らしいので真正面から向かっても良かった気がするが、普通の編集だと、あまり大きなストーリーもないのでよくある普通の映画になるかもしれないかな。 この編集によって、観る人に対しての衝撃の大きさと「命の重さ」について考えさせる監督の執念が込められたいい編集なのかもしれない。 【六本木ソルジャー】さん 5点(2004-06-25 14:25:43) (良:1票) |
23.最近、こんな重量級ドラマ観てなかったから、後からジワジワと効いてきますね。なんかひとつひとつのシーンが忘れられない感じ。ただ、不思議と思ったより重くないのはパズル的時間展開のせいなのかな。デル・トロ、あんたスゴイよ! 【★ピカリン★】さん 8点(2004-06-25 14:04:07) |
22.う~ん…。 前作では、まだ主人公の生(と性)と死を“再構成”するという意味において、何とか「納得」できた時系列をバラバラにするあの手法。しかし今回は、人間の「生と死」という極めて重い主題を、まるでたんなるクロスワードパズルの“パーツ”のように軽く(それこそ“21g”程度の!)扱うことになってしまったように思う。 監督は、それをショ-ン・ペン扮する今まさに死に瀕した男の「意識の流れ」として、つまり彼の脳裏に浮かぶ過去の想念を映像化したというのだろうか。 なるほど、人の意識はこういったとりとめのない、過去と現在が同時に浮かび上がってくるものではあるだろう。けれど、愛する者の死は、そして残された者の悲しみや怒り、苦悩、その果ての救済は、決してこのような小手先の才気走った展開によって“断片化”できないものじゃないか。たとえ「映画」だとはいえ、それを描くことは作り手にそういったすべてを「受けとめる」覚悟を強いるものじゃないのか。 …残念ながら、この映画の監督にはそう言った「覚悟」が決定的に欠けていると思う。さもなければ、この物語を、決してこのようには語れなかったはずだろう。 もはや神々しくさえあるベニチオ・デル・トロを筆頭に、役者たちが素晴らしかっただけに、なおさらこの作り手の「軽さ」が残念でならない。 人の「人生」とは、結局のところ、確かに「21g」ほどの重さでしかないのかもしれない。けれど、誰の人生(たとえ、映画に描かれたものであろうとも!)にしろ、それを“目的”じゃなく単なる“手段”にできるほど、軽くはあるまい。 【やましんの巻】さん 4点(2004-06-21 13:18:27) (良:1票) |
21.深いんだろうな、重いんだろうな、でもこの役者さん達じゃ期待出来るんだろうなと思って観に行きました。時間通りに進行しない編集は、ある程度ストーリーを把握してから観てなかったら、多分見終わった後もっと複雑な心境で映画館を後にしてしまった気がしました。ストーリーよりテーマと、3人の演技力によって成立していた作品だと思います。何度か観ないとちょっと分かり難い気もしました。でも後引くくらい強い作品です。 【n@omi】さん 6点(2004-06-21 02:40:05) |
20.デル・トロってのは顔で語れる役者だなあ。彼を見に行ったようなものだったけど全く期待を裏切らない素晴らしい演技。加えてナオミ・ワッツの状況によってその時の感情を的確に激しく表現する演技力にも舌を巻く。家族が死んだ事を告げられたときの泣きの演技とその後の泣きの演技が実に全く違う、あらゆるシチュエーションをすべて表現するかのような演技。叫び声もヒステリックなだけでなく悲痛で胸を打つ。バラバラに語られるパーツが一つにまとまっていく、という演出方もテーマが立体的に浮き出て良い。傑作。 【GO】さん 9点(2004-06-20 22:32:38) |
19.シーンが入り混じっててちょっと理解するのに戸惑った。 |
18.あまり期待しないで見に行ったからこれはかなりハマりました!『メメント』や『アモーレス・ペロス』のように時間が入り混じった展開が好きだから、考えながら見ていくのも良し。“どんな人間でも人は死ぬと21グラム体重が減る。50セント金貨5枚、ハチドリの重さ、チョコバー1個”という最後のショーンペンのセリフがすごく印象深かった。3人の演技が上手い!脇役も結構有名な人でビックリした。 【アンナ】さん 9点(2004-06-20 14:55:53) |
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17.3人の役者は兎に角すごい演技力。その中でもひいでていたのはナオミワッツだと個人的に思います。サングラスは似合ってなかったですけども。あの時間を交錯させるのはどーなんだろ。分かり難いワケではないから問題はないけど、順をおって話が進めばもっとおもしろかったのかなーと思いました。大きなスパイスにはなってましたけども。少し前の流行の名残かしら。観終わった後、何かと考えさせられました。 【かずのすけ】さん 8点(2004-06-18 16:36:17) |
16.「それでも人生は続く、、」というフレーズからは「ミスティックリバー」が浮かび、次に「25時」が浮かんだ。 死と共に命の誕生の話も描かれるので「生の連鎖が続く」といったほうがいいかもしれない。 こういう映画が立て続けにアメリカで作られたのは9.11の影響なんだろうか、、? 人の生死や命、人生の重さを改めて考える、みたいな所に真摯なものを感じる。 全く関係のない3者を時間軸をずらせて見せるので特に話の見えない前半は判りにくいが、眺めていれば段々話はつながってくる。この作りにも何か意味はあるんだろうけど意図が分からない。 心臓疾患で生死を脅かされる男、死亡事故を起こし罪の意識に苦しむ男、一瞬にして最愛の家族を失った女、みなそれぞれに生きることに苦しんでいる。家族を含めての苦悩は見ていても辛く重苦しい。 喪失感に苦しむナオミ・ワッツには思わず一緒に泣かされるほどの迫力があったが他の出演者もみな見ごたえがある。 ベニチオが熱心なキリスト教信者でその教会シーンがあるが、説教は一方的なアジテーションの洗脳みたいで違和感がある。 アメリカと宗教の関係は深いが、こうなるとキリスト信仰も恐い気がする。 最後のS・ペンの行動や21グラムの意味など見る人にいろんな謎を問いかけてくる。私、魂の存在は信じてますけどね。 (彼は再度の移植が誰かの死によってしかなされないこと、やらなければ死が近く苦しみしかないこと、などに絶望してああいう選択をしたのか) 【キリコ】さん 8点(2004-06-17 17:27:29) |
15.すべての人間が等しく持つ”21g”この21gの生と死を連綿と受け継ぐことにより、人生や幸福を考えさせられる。が今一パンチが弱く、睡魔が・・・映画の中でどれくらいの時間が流れているのかわからないが、ショーンペンはわがままでシャルロットがかわいそうだし、ナオミワッツは喪に服しなさいよ。という腹立たしさもあり冷めた目で見てしまい共感はできなかった。ナオミワッツの美乳に+1点。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2004-06-17 10:45:17) |
14.パーツやユニット毎に組み立てが終わっているのを、何度もはめ込む場所がずれ込んでいるような作り方・・・でしょうか。 付き合ってやった、と言う様な後味が残りました。 でもあの作り方じゃなければ何でも無いストーリーだったと思うので「あーもなるわなぁ」というのは分かりそうな気もします。 【白狼】さん 4点(2004-06-17 03:35:43) |
13.結構期待して見に行ったけど期待はずれに終わりました。 【アスモデウス】さん 5点(2004-06-16 22:34:52) |
12.うーむ。。期待して観にいったのだが、思ったほど心に響かなかった。残念。デル・トロは素晴らしかったし、ショーン・ペンも好きなんだけど。私にはガツンと来るものがなかったなぁ。もう一度観たら評価変わるかもしれないけど、今はこの点数。 【pb】さん 5点(2004-06-16 12:33:56) |
11.3人の命を奪った男・3人の家族を失った被害者・その死んだ男の心臓で生きる男・・・この構図を見た時に真っ先にミスティックリバーが頭に浮かんだ。そしてとにかく重い。私は重い映画が好きだがそういうのが好きじゃない人にはお勧めできないかも。最初に結末を持ってくる新しい構成で、時々時間軸が分からなくなったが最後まで飽きずに見れた。人間が死んだら21gだけ軽くなると言ってたが、「21g」という意味は他にもあるが一回見ただけじゃその意味は分からなかった。考えさせられる映画でした。 【すごろく】さん 8点(2004-06-13 22:29:48) |
【kasumi】さん 6点(2004-06-13 22:05:06) |
9.「アモーレス・ペロス」同様、運命に翻弄され、それに抗うことさえしない人間の弱さを徹底的に描く人間ドラマ。一つの交通事故に交錯する三つの人生が…って、あれれっ? これ「アモーレス~」と全く同じモチーフじゃないですか?! それに、新鮮味の無いスティーブン・ソダーバーグにクリソツの映像と演出。時間軸を無視した編集構成も単純な話を複雑に見せたいだけで、そこにニコラス・ローグの「ジェラシー」の様な知的面白さを見ることは出来ない。知った役者ばかりが出ていて、その全員が熱演だった分「アモーレス~」より観応えはありましたけど(ベニチオ・デル・トロのこの貫禄は凄い)、映画、そして物語自体からは胸に迫ってくるものがありませんでした。特に、移植を受けてまで生きようとしながら、生を授かった途端に生に執着しなくなるショーン・ペンのキャラクターの描き方が弱いと思います。という訳で、ちょっと長くなりましたが5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-06-11 16:12:23) |
8.時間を細切れにして見せるので初めは少しわかりにくい。予告編を見て3人の登場人物の関係を知っていないほうが楽しめたような気がする。まあ、普通に時間通りに見てしまうとどうということもないストーリーだけど。それにしてもショーンペンはどんな映画でも自分勝手で周りの人を幸せにしない役なんだなあ。 【HK】さん 5点(2004-06-11 11:15:15) |