526.ごめんなさい、苦手なんですこうゆう作品。隣人に裏切られて、目も見えなくなって、最後はうりゃー。ほんとに主人公をこれでもかってほど打ちのめしていきますね。サディストの作った映画なんじゃないのって感じです。こうゆう監督って結構いますよね。突然踊りだすし。でもここまで強烈な印象を残すってやっぱり名作なんですかね。 【りょう】さん 6点(2004-02-11 20:17:21) |
525.最初このぶれる映像に吐き気を覚えたが、それはすぐに消えていった。この物語に惹きこまれていったのだと思う。暗く重い話の中でミュージカルシーンだけがキラキラ輝いていた。その音楽だけを聴きたくてずっと見ていたように思います。ラストはひどい!の一言ですが、主人公が納得していた以上(私はそう思う)私も納得するしかありませんでした。 【めめこ】さん 9点(2004-02-10 00:03:17) |
524.人それぞれ評価は有ると思いますが、私としては「何の為にこーゆー映画を作るワケ?」と聞きたい。観た後に不快感だけが残った。落ち込んだ時に観たらたぶん死にたくなったはず。とにかく悲惨な方悲惨な方へとまっしぐら。誰か助けられただろ?どうにか出来ただろ?主人公にも周りの奴らにも腹が立った。自転車に乗った少年がグルグル回る悪夢を見そう。 【robi】さん 0点(2004-02-05 04:21:32) (良:1票) |
523.僕はかつて『救われない映画は好きくない。存在価値は認めるが好き好んで観たくはない。へこむ、ブルーになる、脱力、こういった言葉を聴いてまず連想するのがこの映画です。ミュージカルシーンもなーんかださい。手ぶれ撮影はビヨークのフォローか?ビヨークよりも看守のおばさんみていたほうが健康的にへこめるとおもいます。ああいう不幸な人、極力作ってはならないと思います。』とレビューを書きました。 ドッグヴィル以来ラースフォントリアーに興味が涌いてしまった僕は、例外となってしまったこの映画をもう一度見直すことにしたのです。そして昨日5~6年ぶりにまた観ました。 なんだ、傑作だったではないか。昔観たときの俺はまだガキだったな、なんにもわかってなかったな。(エロ目的でないR18指定の映画は、子供にはその映画の良さが理解できないから、と言う意味があるのかもしれない。)セルマは最期、泣きわめいていただろうか、いや、彼女は歌っていた。大きな声で、微笑を浮かべていた。あの時のセルマは絞首台にはいず、まさに舞台に立っていた。そのままセルマはこの世からいなくなった。家主にも裁判にもあんなに救われなかったセルマは、実は最期は救われていたのだ。セルマにとっては死刑はそれほど大きな問題ではなかったのだ。そりゃあフードをかぶせられた時は腰が抜けるほど怖かっただろう。でもセルマはその恐怖を忘れる術をもっている。これはまさに作者がセルマに握らせた一切れの救済。(セルマにとっても我々映画を観た人にとっても。) 極限状態の人間の価値を、すばらしい品質で映像にしてしまうラースフォントリアーが、本当におっかない。 |
522.手ブレな感じの映像で、クラクラしてしまいました。ああいうのはちょっと(@_@;)内容的にも、あまりに悲劇すぎますね…こういうのメチャ苦手っす。まあ、ミュージカルシーンはすごく良かったですが…どう評価すればいいのか(^_^;) 【鈴都丸子】さん 5点(2004-01-31 21:34:43) |
521.ミュージカル部分に斬新で惹きこまれるシーンが所々あったのと、ビョ-クが嵌り役で素晴らしかったので2点。悪趣味で不快な映画でした。いくら悪食の私でもこれは頂けないです。もう二度と見たくないな~。この作品が好きな人には申し訳無いけどね。悲惨なのは現実だけで十分だよ。 【モンキィボォン】さん 2点(2004-01-31 01:02:53) |
520.俺の中で凹んでる時に見たくない映画第一位です。 【ビリー☆】さん 5点(2004-01-27 00:57:39) |
519.現実はドグマ、非現実をミュージカル。一見とても安易。ラース・フォン・トリアーだからこそ究極となりえた。あまりにもあからさまな星条旗のショット、これほどストレートに己の思想を伝えようとする監督が他にどれだけいるだろう。「オレの映画は芸術だから。分かる人に分かってもらえればいい」というのでは決してない。映画はファンタジー、休日をお手軽に過ごす単なる手段、そんな映画に対して完璧に受身な全ての観客に対して覚醒を、半ば強制するような、いわば挑戦状だ。この作品を単なるメロドラマとして消化できたとしても、それはそれで幸せだろう。これは交通事故に遭ったようなものだと。映画は変わらずファンタジーだと。どちらにしろトリアーは本作の姿勢を、続けるどころかますます増大させていくのだろう。皆こっちをみてくれ!と。つーか変態。ラースはど変態。 【ドレミダーン】さん 8点(2004-01-25 23:13:13) (良:1票) |
518.ビョークの持ち味がよく出ていたと思う。イライラするほどのセルマの不器用な優しさや、特にラストの不条理さに観終わった後、結構ヘコんでしまったので多分もう二度と観ることはないだろうけど、ここまで徹底して救いようがないと、逆に「スゴいなあ」と賞賛の念を禁じ得なかった。ミュージカルの部分も遊び心がある反面、物語の寂しさを引き立てるのに一役買っていたと思う。 【ていくし】さん 9点(2004-01-23 00:02:24) |
517.ここのレビューは何時も作品を見終わってから見ているが、数の多さにびっくりした。さてこの映画、感じるものが多かった。セルマは苦しくても助けを求めない、約束を頑ななまで守る、本当に不器用な生き方しか出来ない人で、それも一つの生き方だろう。(金のために人の道を踏み外した警官より余程共感できる)ミュージカルシーンは、ここが彼女の踏ん張り所という場面に現われる。辛い時にすがりたいという思いはとてもよくわかるし、輝きにあふれる歌声は胸に沁みた。貯めたお金は手術代以外の使い道は彼女には考えられなかったのだろう。眼鏡を握りしめる姿に「貴方はこれで満足か」と問いかけたい。息子の目から見たセルマも描いて欲しかった。ドヌーブが出ているのには驚いた。何度も見てみたい。 |
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516.フランダースの犬のネロも真っ青な稀に見る最悪な境遇の主人公!?好き嫌いは分かれる映画だと思うが見ておくべき映画だと思う。あのミュージカルシーンはビョークで無ければ表現出来ない。圧巻!!但し、通常の(現実!?)シーンはブレアウィッチの様で苦手な人は少し酔うかも? 【わーる】さん 9点(2004-01-20 17:50:56) |
515.ほんとに後味は悪いけど、そんなに批判する気持ちにもならないという印象だった。最後の、自分の死の間際に子どもが万事OKと聞いた時の主人公の表情は崇高でちょっとジーンときた。内容としては「レ・ミゼラブル」のファンティーヌの話をもっと悲惨にして引き伸ばしたものみたい、とも感じた。 |
514.自称”明るい映画オタク女”3人でこの映画を観に行きました。いつもなら観終わった後で、お茶をしながらあーだこーだと映画の感想を延々と喋りまくるのですが、その日はとてもそんな気になれず、3人とも無言のまま駅まで歩き、そして別れました。 とても切ない夜でした。 【moe】さん 3点(2004-01-13 01:00:44) (笑:1票) |
513.どんなに暗くて悲惨な内容でも、それに対して怒りを覚えたり、何らかの答えを見つけたりしたいものです。 私は得たのは、ただただ重苦しい気持ちと「で、私にどうしろと?」という思いだけ。「しょぼ映画」とは違って、「嫌~な映画」。 【ぽめ】さん 2点(2004-01-11 14:13:42) |
512.パワーのある作品ですねぇ!あまりなじめなかった映画ですが、印象には残ります。おもしろいけど何も残らない映画とは対照的です。主人公の唯我独尊に若干腹立ちましたが、あういう人結構いますよね、周りに。ミュージカルのシーンがなかったら、とことんくら~~~い映画でしょう(汗! 【グングニル】さん 5点(2004-01-11 04:14:57) |
511.泣ける映画とは少し違うと思った。あの主人公はどうなんでしょうか。実際にはあんなに律儀なひとはいないと思う。あんな母親はいやですね。母親としては子供のことを本当に考えていないと感じました。ミュージカルシーンはなかなかいいです。列車のところが特にいいですね。それにしても、だいぶ話題になったのでまさかこんなに地味でダークな映画だとは思いませんでしたよ。 【YU】さん 7点(2004-01-10 18:03:30) |
510.この映画でトリアー監督が見せたかったのはビョークという歌姫であり、脚本から救済の要素を(不自然なくらいに)排してしまったのは、彼女を浮かび上がらせるための仕掛けの一つだと私は受け取りました。映画はフィクションであるからこそ楽しめる側面があり、観客には場面に応じて主観と客観を行き来する自由がある。私はこの映画を観ている間、ビョークのステージを堪能するためにずっと引いた視点で通しました。 全てが悪い方向へ転がり落ちていく現実のシナリオ。対比するのは、ジーン・ケリーやアステアが見せてくれた幸せなミュージカル映画の世界。くっきりした明暗、だからこそビョークの歌声に何かが宿るのを感じられた。しかしメジャーな興行にのせたために多くの純粋な観客を傷つけたことを思うと、手放しに賞賛することが憚られる。手持ちカメラで撮られた現実は三半規管への刺激を蓄積。追い討ちをかける生理的にショッキングな結末。現実のシナリオはひたすらに嘔吐を誘発する。監督が意図して人体の錯覚を利用しているような気がしないでもない。 観る人を選ぶ大人の童話。支持も不支持も、間違いなんかじゃない。 ただ一つ、ミュージカルとしてはダンスのスキルが物足りなかった。 【337】さん 8点(2004-01-10 15:40:51) |
509.評価はあくまで客観的にと努めてきたわけだが、どうしても、この作品だけは客観的に評価する気になれない。この映画だけは、どうしても、どうしても、どうしても、個人的感情だけでしかレビューできなかった。もう、どうしようもないくらい嫌い。二度と観たくない。頼まれても嫌。1万円くれたら考えないこともない(安い人間だな)。とにかく、全部駄目。ここまで合わない映画は初めて。そこまで思わせてくれた初めての映画に敬意を込めて 0点をば・・。 【深海】さん 0点(2004-01-09 22:31:58) |
508.重い。重すぎる。なんて後味の悪い映画なんでしょう。特にセルマの断末魔の叫びは精神衛生上よくない…。世界遺産にも「負の遺産」として選ばれたものもあるが、例えるならそんな感じ。暗く重い映画として最高峰。自分にとっても、ここまで衝撃が深く心に刻まれた映画はない。それをもたらしたのが、負の要素(後味の悪さ)であったとしても、この作品の力を素直に認めざるを得ない。私は最後の最後まで‘救われる’ことを信じて観ていたのに…。余りのラストに、それまでのミュージカルの印象がブッとんだ。 【やすたろ】さん 9点(2004-01-09 00:59:05) |
507.目にあまる罵詈雑言を吐いて捨てるほど言いたい。こんなひどい映画を観たのは初めてだ。別にラストがひどいからとかそんなんじゃないね。むしろ俺はひどいと思わないけど |