1.「エリンブロコ」では監督らしさがなくて正直がっかりだったけど、ようやく本作でソダバーグらしさが戻ってきました。鑑賞後にもう一度観たいと思わせる展開と絶妙な編集は健在です。ひとつひとつのドラマを色分けしただけでこれほどまでいりくんだドラマを分かりやすくさせた監督はまさに天才であろう。また、大国アメリカがいかにさの細部において麻薬に侵され、病んでいるかを豊富な角度から切り込み、考えさせてくれました。今年に入って観た映画では間違い無くナンバーワンでしょう。最後のデルトロの笑顔が最高のご褒美でしょう。そういえばサルマ・ハエック?でしたよね、ちょっと出てきた綺麗な女性は?