6.ヒッピー、マリファナ、SEX、人種差別といった風俗を描きながら、当時のアメリカを語った原初的で後続の大きな規範ともなった作品で、今尚様々に語り継がれている。主人公たちはかつてのアメリカ的価値観の支軸を失った、言わば糸の切れた凧のような存在である。そこで彼らはもう一度自分の眼でアメリカを再発見する為に放浪の旅に出る。それは所謂、西へ西へとフロンティアを求めて運命を切り開いていった男たちと違って、西から東へと向かうと言うアメリカ内部での先進地に戻ろうとする、求心的な旅なのだ。しかしそのアメリカに自己同一性を求めた彼らの旅も、結局アメリカの歴史そのものに圧殺されるというラストが待ち構えていた。ショット・ガンの一撃でバイクがブッ飛んでいくシーンは、やはり衝撃的で強烈な印象として残っている。当初、音楽をボブ・ディランが担当するという話もあったらしいが、実現していれば随分と肌触りの違った作品になっていただろう。 【ドラえもん】さん 8点(2001-03-16 14:24:39) (良:1票) |
5.時代が違うから一概には言えない作品だと思います。 【出木松博士】さん 6点(2001-02-08 14:16:42) |
4.「何故、俺たちは嫌われるんだ。」「それは君を見ていると、・・・君は余りにも自由だからさ。(自由を説くのと、演じるのとは違う。)」という台詞が全てを象徴した映画であった。 【イマジン】さん 8点(2001-01-24 15:13:25) |
3.この時代に生きてこそという映画。フィーリングは合った。 【プリン】さん 7点(2000-11-14 11:21:08) |
2.イージーライダーといえば「あのバイク」が思い浮かぶくらいだからそれだけインパクトはある作品。まっ私の年代よりもう少し上の世代が共感できる「自由」という作品かな。 【ひよこ】さん 7点(2000-10-11 01:01:16) |
1.まさに現代映画の祖。自由に生きたライダーたちに乾杯! 【びでおや】さん 9点(2000-03-16 03:18:19) |