【ヒロヒロ】さん 9点(2004-02-22 00:26:21) |
29.こいつは傑作です。ブラジルにこんな素晴らしい映画があったことと、ブラジルで日常的に起こっていることを同時に知り、驚愕です。 【犬】さん 9点(2004-02-12 22:20:54) |
28.こんなに野蛮になっている地域があるとは。貧困の恐ろしさをあらためて感じた。子供が一人一人銃を持てる状況とは一体何なのだろう。簡易殺人的なところは、もうホラー映画並(ザ・チャイルド?)。スピード感のあるスタイリッシュな映像感覚に感心しつつ、一方大変な不快感と恐怖が心に残る。映像的刺激を求め、現実だとはいえ、ここまできてしまったのかという感じです。衝撃的な状況を凝縮させて見せているので、ブラジル人がこの映画を見たときの感想を聞いてみたい。 【チューン】さん 7点(2004-02-12 12:08:06) |
27.これを人は傑作と云うのだ! そう唸った。 当作品を罵倒・非難する人がいたら会ってみたい。 日本の如く生温い現実とは対極の世界で生きる少年たち。「ドラッグ? 銃? そんなの日常のことさ」と吹聴するような生き方。「神の国」では保身の為に銃を手にし、現実を忘却する為にドラッグを欲する。そんな世界があることを我々に納得させる力がこの映画にはある。そしてそんなくそったれな中ででも生きなくてはならない宿命を感じさせてくれる。この映画には生命力があふれているのだ! 時折流れる家族愛や友情の温かな香りがこの救いようの無い冷酷な世界で映えていた。ただ残酷なだけの作品だったならば到底傑作には程遠かっただろう。(映画館) 【komati】さん 10点(2004-02-11 17:41:15) (良:1票) |
26.カメラワークが凝っていて途中やりすぎ?って感じで目が廻って気持ち悪くもありましたがテンポも良く、ブラジル版グッドフェローズ? 実話ものだから..本当は、もっと凄い残虐なのかも。 |
25.殺戮の狂気をスタイリッシュに描く作品はいくらでもある。しかし、現在進行形でもある洒落にならない現実をこんなにカッコイイ映像にした作品は稀有なのではないか?。こんなの稚拙だ、ダサいよ、という映画通の人はカッコイイ作品を是非教えて欲しい。観たい。私はカメラワークなど技術的なことには疎いが、カッコイイと思った。こんなのは感覚的ななもので、人それぞれと思うので、玄人に私のセンスがどうのこうの言われても知ったこっちゃないが、深作欣二やタランティーノをカッコイイというような文脈からすれば最上級のカッコよさではないかと勝手に思っている。どこまでも深刻な現実を描いた作品をカッコイイというのは不謹慎かもしれない。でも、この作品を前にしては、生半可な道徳的な物言いは、偽善だよ、と笑いとばされかねない。このカッコよさは、偽善を蹴散らすのが目的の、もしかしたら最強に道徳的なアイロニーかもしれない。監督は、ポップコーン食いながらのほほ~んと平和に映画館に座っている日本やアメリカなどの観客を画面の向こう側から嘲笑っている。道徳って何?。善て何?。これを目にして何か人生に不満ある?・・・と。 【しったか偽善者】さん 9点(2004-02-04 20:52:16) |
24.狂気の世界。しかし、地球の裏側で起こっているという現実。さらに、私は地球の裏側の現実に無関心である自分自身や日本に対しても狂気を感じた。 【マイアミバイス】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-02-03 03:44:01) |
23.近所のレンタル屋にビデオ2本、DVD1本でした。バカじゃん。 【アランチャ】さん 10点(2004-02-01 22:35:14) |
【腸炎】さん 9点(2004-01-29 23:35:50) |
21.こういうギャングの抗争のような話は好きなので、それがまた説得力のある黒人によるものとくれば尚面白い。 【亜空間】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-24 17:11:01) |
|
20.敬遠しがちだったブラジル映画だけど、悲惨さを小気味よいテンポ、軽快なリズムで明るく描写した手法は見事。最高にクール! 【コーヒー】さん 9点(2004-01-22 04:13:39) |
19.たしかにカメラワークなどは非常に斬新だったが、人物像などが希薄でストーリーも単純だった。イマイチだった。 【カフェ俺!】さん 4点(2004-01-22 02:37:49) |
18.劇中とおしてずっとリオのスラムのギャングのことを淡々と映像にしているため、退屈してしまう人もいるかもしれない。 でも、私は嫌いじゃない。これが実話ベースということにも驚く。 日本なら小学生くらいの子供たちが「ヤクをやった。銃を打った。人を殺した。」とこんなことを一人前の大人になったと自慢する。 町を危険に陥れるのも、町の表面上の平和を保つのも若干20歳くらいのギャング。 警察なんて意味がない。町中の人が口を閉ざし、ギャングからのワイロで悪事に目をつぶり、銃の横流しも普通・・・。 そんな町に生まれた子供たちはほとんどの子供が自分たちが見ているこの町の中で自分たちが見ている大人と同じように悪いことを悪いと感じない大人になっていく。 それを抜け出そうとするのはごくごく少数。 私はこんな町に生まれなくてよかった。平和な日本に生まれたことに感謝。 この町の少年たちはギャングに協力することで安全を確保し、自分もギャングの仲間入りをしてからはその抗争で自分や罪のない人の命を奪う。 そして生き残った少年はまた同じ事を繰り返す。 この少年たちの幸せとはなんなのだろう、命の重みとは・・・。 考えさせられました。 【ゆり】さん 8点(2004-01-20 01:10:18) |
17.因果は巡り、そして巡り巡って自らのところに報いが訪れる。そしてその繰り返し。あの街に住んでいる人間は誰一人としてこの法則から逃れられない。そう言う意味では確かにあの街は神が棲んでいるのだと思う。かなり残酷な神様ではあるのだけれど。 【しゃらら】さん 8点(2004-01-18 13:32:10) |
16.子供の頃からあんなに殺しあって・・・。日本の平和さがあらためてわかりました。ここのサイトでランキングで調べて初めて知った映画だったので、もしこのサイトがなかったら見ることがなかったかもしれません。みなさんに感謝です。。。 【mako】さん 9点(2004-01-14 13:20:42) |
15.映像&音楽センス・カメラワークが素晴らしい。ウルトラバイオレンスとしか言いようのない映画で、これが事実をもとにしているというのが心底恐ろしい。子供の殺し合いが日常茶飯事のブラジルと、「バトルロワイヤル」でギャーギャー喚く日本。「世界で一番遠い国」ではあるが、両者の距離は物理的なもの以上だと思った。 |
14.日本でいえばまだ小学生くらいのガキが、へらへら笑いながら拳銃で人をバンバン撃っちゃうんですよ。いやもう最高。 【葛原葛原】さん 8点(2004-01-10 15:17:24) |
【戦慄の右クロス】さん 9点(2004-01-07 15:23:28) |
12.独特のざらついた映像がブラジルのスラムのすさんだ感じを表現していてなんともいえない。スラムを脱出したカメラマンの青春物語としても傑作です。 【バチケン】さん 9点(2004-01-03 01:20:11) |
11.やりたい放題の少年達。理性のかけらもない。人間というより動物のような彼ら。同じ殺し合いでも「ゴッドファーザー」とは映像面を含めてあらゆる点で対照的。比較しながら見ると興味深い。 【STYX21】さん 7点(2003-12-31 22:28:34) |