1.ほんとうにばからしいと思うのは、いま、”オウム”を追っかける、話題にする、若きジャーナリストというか一般、の安易なメンタリティーである。(というか、オウムに思想を?超越を?みつけようとするバカ)麻原への一番の”興味”は彼の”人心把握術”以外のなにものでもないのに。簡単にいいかたをかえると、”三浦和義”と同様である。というか、することがないので、あまりにもスキャンダラスなオウムの事件をちょっと考えて、書いたり、発言したりするだけで、すーぐにさっぱりと”あーそういえばそんなこともありましたね”と忘却のかなたへ!ようするに、どうでも良いのである。事件の”当事者以外”はね!
それこそ、麻原の”おもうつぼ”だ!!!(というか、製作者の真の目的である、”お金”にめくじらたてる、俺もバカだが)”世間”が自分のことをとりあげてくれるたびに、話題にしてくれるたびに、”麻原”はほくそ笑んでいる。
一番クソおもしろくないのは、こんな”クソ作品”を批評してる俺より、これを造った監督のほうが数兆倍価値があると信じる、俺のこころ。