14.SFの品格を上げたのは、始めのスターウォーズシリーズですが、ホラーの品格を上げたのは、”エクソシスト”ではないでしょうか。共通するのは、登場人物(ロボットも含め)にしっかりとしたバックグラウンドを感じられることです。どんなジャンルでも、人間描写をしっかりと描いていれば、傑作になると証明した映画の一つだと思います。私的にはホラー映画ですぐ思い浮かぶのが、”エクソシスト”と”チェンジリング”で、前者は、「ホラーの形をとった人間ドラマ」。後者は、「人物をしっかり描いたホラー」…という感じです。ディレクターズカット版は、焦点があいまいになっている気がするので公開当時版をお進めします。怖い映画が苦手な方でも是非一度は見てほしい映画です。 【ても】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-06 01:35:13) |
13.傑作!こういうのを傑作って言うんだね・・。良かったです。音楽も最高だね。 【ネフェルタリ】さん 9点(2004-07-31 23:34:58) |
12.オカルトとかホラーで分類するのが失礼なほど気品に満ちた傑作です。科学が進歩し、科学的裏づけの無いものが切り捨てられる時代になっったように思えても、人類の歴史からするとほんの最近の出来事。それまでの歴史を忘れてしまった人間に、長年共存してきた神秘的なものが、存在感を誇示するかのように復讐をしても不思議はないのかも知れません。悪魔は、我々の精神に宿っており、常に、善なる良心と対峙していることを、改めて思い知ります。時代が変わっても、人間の精神的な葛藤は、変わることがありません。 【パセリセージ】さん 9点(2004-07-30 21:32:05) |
11.公開時に見たきりですが、もう本当に恐ろしかったです。当時小学生だった自分にとっては背筋も凍る恐怖を感じたものでした。ほとんど覆った手の隙間から見ていたという(笑)。今見ればもう少し冷静に見れるような気がしますが、でも頼まれても絶対に見ません! 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2004-03-09 22:31:30) |
10.う~ん怖い! 怖すぎる..ホラー映画ですが “ エクソシスト ” だけは特別です!! そこらの下品なホラー映画とは比べものになりません! 当時は怖かった? いえいえ、今観ても絶対に怖いです..リアルすぎる..(夢に出てきそうなので二度と観ないかも..) 文句なしの9点!! 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-12-25 20:19:16) |
9.この映画ほど悪魔描写が深遠で、こけおどしではない真摯な姿勢でオカルト性にアプローチした作品は他にないと思う。映像も素晴らしく、全編を通じてゴシック絵画の羅列のように美しかった。スプラッタ・ホラーの金字塔が「死霊のはらわた」であれば、オカルト・ホラーの金字塔は「エクソシスト」。傑作です。そんなこと、今更言うまでもないけれど。 【ひのと】さん 9点(2003-12-21 20:24:55) |
8.昔映画館で見ました。見た人が心臓麻痺で死んだとか、本当は4時間の映画を2時間にカットしたとか、色々噂が飛び交いました。こんな映画2度とでないでしょう。オカルト映画が一般に認められた傑作です。この後いろんなオカルト映画がでました。 【MORI】さん 9点(2003-08-06 15:09:42) |
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7.怖い、というより、見た後は爽快感さえもある。牧師の葛藤の描写も、スキ。でもやっぱ、道中は怖いか。笑。刑事役のJ・L・コッブが、個人的にお気に入り。 【aksweet】さん 9点(2003-05-18 20:32:14) |
6.オカルト映画の最高峰。今見ると怖くはないですが、子供の頃は眠れませんでした(首がグリンって)。今見ると怖さよりその映像・音楽や構成の芸術性の高さに目を惹かれます。チューブラー・ベルズは超名曲ですし、特にメリン神父参上のシーンは間違いなく映画史に残りますね。 【ディエゴ】さん 9点(2003-02-28 13:05:10) |
5.単なるホラー映画ではない。この映画の凄いところは悪魔と戦う神父カラスの心理を深く描いたところ。母親の死で自らを責め、自身の信仰心すら、ゆらぐ過程を細かく描写している。演出面が取り上げられる事が多い映画だが、人間の心理を細かく描くことにより、恐怖を増幅させたところは評価に値する。 【ゆたKING】さん 9点(2003-02-13 17:46:24) |
4.ありゃー、ここでは随分点数低いのだな。すごい意外。最近のショッカー演出満載のホラーになれた人には地味なのだろうか。寒寒とした雰囲気はたまらないし、人の弱みにつけこむ悪魔と神父の心理的対決、みたいなのが凄いスリリングで面白いと思うけど。悪魔が少しずつ実力発揮する様子もいいし。都会に住む人間の陰、というか弱い部分に悪魔が入り込む、という意味で凄い社会的なホラーだと思います。ラストもなんか寂しい気持ちになるし。 【GO】さん 9点(2002-03-20 23:09:01) |
3.この世界観は僕好みです。あのなんとなく漂う暗い感じがいいんです。あの音楽もいい。やはり傑作だと思います。 <追加>サントラ盤結構気に入ってます。チューブラー・ベルズのミニマルと変拍子が融合したようなユニークな響き、ペンデレツキの前衛バリバリの音楽、クラムの奇天烈な音楽、作者不明の電子音楽、ヘンツェさんの終曲も迫力あって好きです。フリードキンは、恐怖映画を追求したからこういう選曲をしたのだろうけれど、どれもこれも傑作揃いのような気がします。 |
2.ガキの頃観て,ちょっと気分悪くなったほど。最近,ブラッティの原作読んで再評価した。最近のスプラッタムービー的カタルシスを期待して観ると評価低くなるのも当然かも。オリジナルで例のスパイダーウォーク外したのは当然で,あんなもの入れたら本当にコメディになってた。この映画の主役は人間の理性(科学的思考)かも。だとすると,この主役,見事に負けましたね。 【KKKK】さん 9点(2001-05-31 12:53:26) |
1.明と暗。母親の姿。日常と非日常。信仰。などなど様々な要素をこれほど心理描写と絡めて描いている映画は他にはあまりないんじゃないかな、と感じる。ディレクター’sカットの部分とカットした意味を考えると意味深い作品と読める。 【KT】さん 9点(2000-12-04 01:25:05) |