静かなる一頁のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > 静かなる一頁の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

静かなる一頁

[シズカナルイチページ]
Whispering Pages
(Tikhiye stranitsy)
1993年上映時間:77分
平均点:7.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2005-05-10)【あまみ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督アレクサンドル・ソクーロフ
脚本アレクサンドル・ソクーロフ
音楽グスタフ・マーラー
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.水辺の廃墟のような石壁の街を、生きる気力も神への信仰も失った『罪と罰』のラスコーリニコフを思わせる男がフラフラとさまよいついに倒れてしまう、という他に物語らしい物語はありません。実験的な映像の世界は独特としか言いようがなく、微妙に歪んだ画面や変化する色調、どこからともなく聞こえるざわめきのような音などに、不安を掻き立てられるような、それでいて郷愁に駆られるような、とにかく長時間観ていたら気が狂ってしまいそうな作品です。詩的で幻想的な雰囲気は、少し前にNHKの番組で見たノルシュテイン監督の『外套』を思い起こさせました(少しだけ似たシーンがあったのです)。また、ドストエフスキーとマーラーの組合わせが見事で、この作品で聴くマーラーの「亡き子をしのぶ歌」は、痺れます。(追加)あの歪みやゆらめき、ざわめきはもしかしたら「水辺」ではなくて「水の中」そのものなのかなと思えてきました。迷える魂が水中に漂っているイメージなのかもしれません。
あまみさん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-07 12:48:41)(良:1票)
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
800.00%
9133.33%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS