15.これはストーリーや登場人物中心に観る映画ではないと思います。舞台演出の雰囲気を保ちつつ、かつ、舞台では表現できない映画ならではの奥行きのある動きを使って、今やベタとしか言いようのない単純な物語を、まさに映画的に表現することに成功していると思います。バルコニーのシーンの上下の移動や、毒を飲むシーンのアップの使い方なんかに監督の工夫が強く出ていて、それだけでも楽しめます。出会いの舞踏会のシーンで、カメラ中心にぐるぐる回るカットもおもしろいし、ずっと後になって、「タイタニック」のダンスシーンに使われていて、ちょっとうれしかったです。 【かねたたき】さん [地上波(字幕)] 9点(2007-11-11 09:10:36) |
14.この映画は、高校の時、授業時間に見た映画なのでかなり記憶に残っています。ロミオとジュリエットは話し自体は、すでに知っているものだったので特に意外性みたいなものは感じませんでしたが、非常にまじめに作られているし主演の二人の演技も大変素晴しいので思わず感動してしまいました。しかし、男というのはどうして素直じゃないんでしょうか、映画終了後に泣いている大勢の女子をよそに、「まぁ、普通にベタだな」などとすかしている輩ばかりで困ったものです。そういう僕も感動して半泣きだったのに、涙をこらえて「ベタだった。くさいんだよね」などとほざいてたタイプの輩です。ここに当時の反省の意とこの映画に対する純粋な感動の意を込めて9点を献上します。残りの1点は、いまだに純愛映画に素直になれない今の自分の感情と、当時のすかしていた自分に対する郷愁に捧げたいと思います。こんなことしている自分は今でもすかした輩ですね(笑) 【ジャザガダ~ン】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-03 23:45:58) |
13.映画のサントラを買ったので、音楽と共に台詞回しまで覚えてしまいました。 音楽がとてもすばらしいです。 【ねこかもめ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-30 23:05:38) |
12.素敵~><。あの台詞まわしったらもう。でもひたすら悲しかった。でも良かった。 【ネフェルタリ】さん 9点(2005-01-19 11:08:32) |
11.これはもう正統派、古典的作品そのものです。きらびやかな衣装や中世イタリアの都市と名門の家庭の室内の調度に至るまでに気配りがなされているようで、舞台を模倣しながら舞台にはできない映画の世界を築いています。レナード・ホワイティングとオリビア・ハッセーも若々しくて綺麗だしニーノ・ロータの音楽が吟遊詩人の弾き語りになったり葬式の時のコーラスになったり雰囲気を盛り上がるいわゆる普通のBGMとして使われていたりするのもいろんな音楽を混ぜて使うよりも効果的に感じました。 【かわまり】さん 9点(2004-02-08 02:19:35) |
10.レナードのあまりの美しさに驚嘆!!そしてオリビアが、んもう可愛い可愛い可愛い~ッ!!まだ何かあどけなさが残ってるカンジでグーッ!たまらんです!(一応私は女です。)で、作品ですが、本を何回も読んで、中身なんて知ってるはずなのに、すんごい泣いちゃったよー(汗)超爆涙でした。ニーノ・ロータの音楽ってホントに凄い。まだ頭から離れません。 【Ronny】さん 9点(2004-01-29 00:49:31) |
9.私の中の「ロミオとジュリエット」と言えばこれ。これしか考えられない。でも、68年の作品だったのですね…。実は一度しかちゃんと見てない(しかもすっごく昔。更に「地球へ…」と二本立て)のですが、ジュリエットの余りの美しさと衣装の豪華さに悲恋は嫌いなはずなのですがとても感動した記憶があります。今見ると又ちょっと違うのかもしれないですが、見た当時の感性のままに点数をつけさせて頂きます。 【あかりん☆】さん 9点(2004-01-21 13:15:46) |
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8.昨年35年ぶりにこの映画を衛星放送で見た。高校生の頃、心をときめかした当時のオリビアは、今のわが娘と同じ歳。娘から女に変わっていくジュリエットを演じたオリビアハッセイの存在感は今の目で見てもすばらしい。それにしても、このジュリエットが「霧の摩周湖」と結婚したなんて、世の中何が起こるかわからない。 【tawara】さん 9点(2004-01-09 00:24:43) |
7.レナート・バズと見ましたが、フランコ・ゼフィレッリが一番良かったです。オリビアが私のイメージにはまりました。ストーリーの描写も、時代感もとても良く描かれています。見た3作品の中で、これだけが涙しました。 【風太郎】さん 9点(2003-06-26 05:06:32) |
6.まだ恋に恋していた少女の頃に見ました。真っ直ぐで潔癖で美しい愛、愛、愛! 憧れに胸を焦しました。ストーリーにドキドキハラハラし、オリビアの美しさに憧憬を抱き、彼女のセクシー・ショットに思わず一時停止。ラストは涙涙でした。この映画を見ている時間の、何と濃かった事! 音楽や衣装やカメラも完璧で、まさに非のうちどころ無い傑作といえるでしょう。 【ともとも】さん 9点(2003-04-21 12:53:45) |
5.初めて見たのは小学生の時。きれいな絵本で見せられたような美しいカメラワークと名曲にうっとりした。原作読んでなくても脇役の名前(ベンボリオとかバルサザーとか)まで憶えられたのはこの映画のおかげです。 【mimi】さん 9点(2003-02-23 02:53:21) |
4.映像がきれい、女優がきれい、音楽がきれい。またみたい。 【みみ】さん 9点(2002-10-04 23:40:33) |
3.オリビアが、ほんとっ美しい~~。やっぱりジュリエットは、オリビア! 【okピーちゃん】さん 9点(2002-09-22 00:26:01) |
2. ゼフィレッリの美観がそのまま出ている映画で(彼の部屋は白一色だったらしい)、衣装を含めた細部にまで拘った作りが素晴らしい.O. ハッセイはこの一作だけで何作分もの働きをしたと思う.彼女がはじめて登場するシーンの演出が(名前を呼ばれ、深紅の衣装で窓から顔を出す)、最高に巧く、脳裏に鮮やか. 【シャリファ】さん 9点(2001-10-02 10:18:12) |
1.私も「ロミオとジュリエット」といえばこっちですね。こっちは感動したけど、現代版の方は何か感動しなかった。 【aya】さん 9点(2001-09-22 20:22:47) |