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コリーニ事件

[コリーニジケン]
The Collini Case
(Der Fall Collini)
2019年上映時間:123分
平均点:7.80 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-06-12)
ドラマサスペンス法廷もの犯罪もの小説の映画化
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キャストアレクサンドラ・マリア・ララ(女優)マイヤー
ハイナー・ラウターバッハ(男優)マッティンガー
フランコ・ネロ(男優)コリーニ
配給クロックワークス
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1.ナチス高官を祖父に持つ弁護士フェルディナント・フォン・シーラッハのベストセラー小説(未読)の映画化。
殺人犯コリーニの国選弁護人となった新米弁護士ライネン。惨殺された被害者が彼の幼少時から育ての親として面倒をみてくれた恩人マイヤーである事に葛藤を抱えるも、恩師マッティンガーの助言もあって弁護を決意。しかしそのマッティンガーが遺族側について法廷で相対することに。そしてコリーニが黙秘を貫き動機が分からず弁護が困難を極める。マイヤーが大企業社長と言うことで経済的に破滅させられた恨みかと思いましたが、そんな安い話ではありませんでした。調査を進める過程で一瞬映った鍵十字。人格者である恩人の別の顔が明かされ、更に、1968年に発布された法律の存在が明らかになる。迎えた判決が下るその日。
淡々としながらも非常に理路整然とした展開で過去と現在を行き来するカメラワークも実に滑らか。裁判モノによくある胸糞悪さもありません。そして特筆ものの奥歯噛み締めて物言わぬコリーニ(フランコ・ネロ +1点)が発する言葉の重み。あまりにも切ない「ありがとう」が記憶にとどまります。
自国の黒歴史に向き合うドイツらしさを感じた傑作です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2021-04-21 01:42:04)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.80点
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100.00%
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8440.00%
9220.00%
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