2.やたら説明的な台詞が多い(これがわずらわしいどころか凄く笑える)くせに、実際一番肝心な、というか一番知りたいところを全く説明しない理不尽さに拍手。話はこじんまりしたものですが、なぜかスケールが大きく見えてしまう。特筆すべきは映画全編に渡る独特の「間」。これは見てもらわないと説明しにくいけど、アニメではなく演劇に近いものがあります。なにが面白いと言われると困るけど、異様に自分のツボにはまってしまったのが事実。家族の絆をエスエフチックに描いてる所も好きかな。あとギャグも。絵は癖があるので好き嫌いの基準になってしまうかも(自分は大好きです)。この手のアニメはよくアニメとしての利点を問われる事が多いですが、それは止めていただきたい。映画を作る方法として、4次元と2次元がある、ただそれだけの事で、2次元ならではのなんとか~を求めるのは無意味に思います。ただこういうテーマの作品をアニメという手法で作ったとい事だけなのだから。