35.マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかな。 馬鹿野郎、まだ始まっちゃいねーよ。 最後、校庭で自転車に乗りながらのラストの台詞が大好きすぎる。 人には必ずある人生の失敗、挫折を青春に乗せて描く最高のストーリー。 レイジングブルに影響受けたというがやっぱりボクシングいいよね。北野武監督の才能に拍手喝采。 |
34.見よう見ようとは思っていたものの北野映画独特の敷居の高さからなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、ナッツリターン騒動の影響でむしょうにこの映画を見たくなりついに見ることとなりました。内容は小難しいこともなくエンターテインメントとして普通に楽しく見ることが出来ました。まだこの頃はそんなに名前が売れてなかったであろう若手の顔もチラホラと見ることが出来て俳優の顔だけ見てても面白いです。監督が撮りたいものがハッキリしているせいか一つ一つのシーンの安定感が異常で非常に安心して最後まで見ることが出来ました。やっぱり他の監督さんとは一つ次元が違いますね。 【映画大好きっ子】さん [DVD(邦画)] 9点(2015-01-08 22:11:25) |
33.原点回帰。自転車の2人乗りから始まり、最後再び校庭へと戻ってくるラストシーンは、安に若者たちだけの人生観を示しているだけじゃなかった。まだ自分は変われる、成長できるはず。自分に変革を起こそうと頑張っている人にとって勇気を与えてくれる。そんな不思議さを秘めた作品であり、北野映画では珍しくポジティブになれる。「まだ始まっちゃいねえよ!」Good!! 【シネマブルク】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-11-06 10:35:01) |
32.溢れるエネルギーをボクシングに注ぐ者、極道者として生きることで己の過回転を防ぐ者。 ハムスターの運動器具で体を動かすだけでは足りず、何かを手に入れ何者かになるため足掻くけれども何が欲しいのかわからないという焦燥感が強烈に匂い発っています。冒頭、高校のグランドで向かい合って自転車に二人乗りするシーン。ペダルは漕げるものの方向が定まらずフラフラとしながらも、授業中に堂々と走り回る姿が本作の雰囲気を見事に表現しています。彼らは何者でもないがゆえに何者にでもなれるのです。北野武監督で一番好きな作品です。音楽も素晴らしい。 【さめがい】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-12-26 00:38:57) (良:2票) |
31.今まで北野監督を食わず嫌いしてましたが愚かでした。自分が見たくない自分を、様々な登場人物を通して全身丸ごと見せつけられた感じです。 【njld】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-09-04 01:17:06) |
30.いわゆる青春映画は数あれど、ここまで暗く悲しいのはなかなか無いのでは?正直言って僕も将来まだなにをやっていいのかわからないモラトリアム真っ只中の大学生です。今後のことを考えるととても憂鬱な気分なわけです。そんな折にこの映画を見て、なんだかもっと混乱してきました。将来のことを考えると憂鬱な気分になってしまうので、現実逃避をしようと映画を見たのですが、、、。この映画に出てくる登場人物は一人ひとりが自分が主役の人生を歩んでいるのですが、この社会の大局的な視点から見たら単なる一人の人間にすぎません。たとえ大きな大志を持っていたとしても、ほとんどの人がそれを叶えることができない現実がこの映画を暗く悲しいものにし、そしてリアルな若者と社会の実情を描くことで娯楽的に面白いだけでなく、文化的、社会的に価値のある素晴しい作品に仕上がっていると思います。非常に敏感で繊細な若者の問題はどの社会であっても存在すると思うが、生きることだけで精一杯な社会よりも、とりわけ日本のような飽和してしまった社会に多く見られる傾向があると思います。最近ではニートなどとゆうレッテルを貼られている若者も多い様でこの映画のリアリティーがより身近に感じられる気がします。最後のセリフは果たしてどれ程今の若者に伝わるのでしょうか?一応僕はそれなりに頑張っていこうという気にさせられたのですが、漠然とこの社会の歯車になりたくないと思っていましたので、この映画に描かれた現実の辛さにちょっとしり込みしてしまい、現実の壁に突き当たった思いです。これから僕は何かを目標として頑張っていけるのか、、、、もうちょっと考える必要があると思いました。そんな考える機会を与えてくれたこの素晴しい映画に9点。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-17 19:30:21) |
29.びっくりするぐらい面白かった。力関係の移り変わりとか、勢いと厳しさのバランスとか、うわーわかるわかるって凄い共感した。しかもわりと深い方の共感です。たけし流、静と動のバランスとか、笑いを交えたたけしさん独自の視点と表現が映像に深みと広がりを与えてる。一つ一つのカットのクオリティーの高さもこの映画の面白さを支えた。てか僕は何様だろう。本当は何も言いたいことはありません。面白いときは何も言いたいことがないんです。無言のリスペクト。自分のキャパから相手の表現力があふれかえってる状態ですわ。 【アランチャ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-07 04:18:59) (良:1票) |
28.たけし作品でどれか一本だけ挙げろと言われたら迷わずこの作品を挙げます。北野武監督作品の最高傑作!ほとんどの方が既に書かれているように何と言ってもこの映画、ラストシーンが最高です。 あの最高のラストシーンのお陰で、多くの人達がまだまだやれる。どんなに傷つこうが、立ち向かう姿勢さえあればやれるんだということを教えてもらい勇気付けられた気がします。間違いなくたけし作品の最高傑作であって青春映画の傑作です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-02 22:28:51) (良:3票) |
27.チャールズ・ディードリッチという人が昔こんな名言を世に残しました。 『今日はあなたの残りの人生の最初の日』 人生とはやり直そうと強く思い、本気で考えれば何度でもやり直せるものなのかもしれなません。そう考えると、毎日に希望を持って生きる事が出来るような気がします。そう思えたのもこの映画に出会えたお蔭。この映画は観て良かったと心から思います。そして、久石嬢さん、あなたの音楽は最高です。 【ボビー】さん 9点(2005-02-13 20:15:02) (良:2票) |
26.来春社会人である自分の心理状況にうまく重なりました。見て良かった。 明日も頑張ろう。まだ始まってもいないんだから。(涙目) 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2005-01-01 23:49:05) (良:2票) |
|
【ポジティブ】さん 9点(2004-11-11 11:45:15) |
24.いやぁ~良かったです。なんか、日本映画って感じですね。とにかくかっこよかった。そして、評判どおりラストシーンは最高にかっこよかった。人間の何かを見つけたときのかっこよさ、そして、人間の弱さがよく表されていて、さすがだなって思いました。俳優人もみんな、よかった。そして音楽も。 【シュシュ】さん 9点(2004-08-19 01:07:47) |
23.武さんの中では、1番好きな作品でもあるし、1番パワーを感じる作品だなぁ。(ソナチネ、その男、凶暴につきはまだ見てない)。 青春映画の傑作。 【夏目】さん 9点(2004-06-13 20:52:26) |
22.邦画では一番好きな作品。テーマソングを聞くだけで鳥肌。内容は言うまでもなく、常に曇り空のような映像も美しい。 【ナオちん】さん 9点(2004-06-13 06:33:46) |
21.北野監督映画の中では一番好きな映画かもしれない。ガッツリと青春要素が入った話・・青春にこだわらず雰囲気も好きです、じんわりと染み込んでくる感じで。ボクシングってのも良かった。コレで結構元気つけられました。揺れます。 【すの】さん 9点(2004-02-28 17:41:52) |
20.この映画を見て、もう一度がんばろうと思った人はたくさんいるんだろうなぁ…僕もその一人です。 【ふくちゃん】さん 9点(2004-02-14 22:08:08) |
19.たけしさんが、若い時は、こんなもんだよ。と語って頂いたような話しでした。子分は、兄貴よりも強くなってしまい、兄貴は、他の勝てる世界に..(笑)また子分にも人生うまくいかないようになってしまっている。リングネームなんか考えたりして..本当に若い頃はこんな感じですよね~。過去も現在も未来も人間はこんなもんかも..うまくいっている少数人間ってやっぱりうらやましい~~~! |
18.これは本当にたけしの作品かと思えるくらいストーリーも演出もいい。ドンパチとやくざに終始する彼のほとんどの作品とは違い、メッセージ性もありすばらしかった。少し見直した。そもそもこの作品を見ようと思ったのは、「刑務所の中」の刑務所の中で、上映されていた映画。こういった映画のなかで取り上げられるくらいだから、なんかあるのかと単純に思ったから。誰にも先のことは分からない。人生にマニュアルなんかない。ただ、大人に言われるまま生きるくらいなら、今やりたいことを自分を信じて走れ。彼の人生観か。 【wish】さん 9点(2004-01-21 00:31:42) |
17.邦画と青春映画は苦手ですが、この映画は良かったです。最後のあのセリフが元気をくれました。 【ゆきいち】さん 9点(2003-12-18 01:30:20) |
16.ボクシングを題材にするとどうしても役者の技量が問われるが、安藤政信はよく練習したのだろう。経験者が観ても違和感がなかった。金子&安藤の夢のコンビは2人がここまで昇ってしまった今もう二度とないでしょうねぇ…。安心して人に進められるジャパニーズ青春映画。 【海野やよい】さん 9点(2003-12-14 16:55:08) |