16.60年以上も前の時代設定で30年程前に作られた映画ですが、スウェーデンでは今でもこの映画に出てきたような村社会が残っているのでしょうかね。この共同体の中で主人公の悲しみが無理やりにでなく自然に癒されていく様子がとてもいい感じに描かれていました。映画の中の登場人物の暮らし方を見るとこの国は当時からいわゆる先進国だったんですね。素直に面白い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-08-09 10:56:43) |
15.公開当時劇場で見ました。当時、ハルストレム監督の名前も知りませんでした。でも、この作品でハルストレム監督のファンになりました。特にこの作品の彼の人間を見つめるあたたかい眼差しとユーモアのセンスが大好きです。いつかスウェーデンに里帰りして、またこんなあたたかくて美しい映画を撮ってほしいなあと思います。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-22 02:00:48) (良:2票) |
14.あまり恵まれているとは言えない少年が自分を宇宙に打ち上げられて餓死した犬よりマシだと自分を慰めながら、なんとか前向きに人生を楽しんでる姿がよいです。小さな事件や、ちょいエロな事件が盛りだくさんで、楽しいこともありつつ、悲しいことも多いけれども、しみったれることのない粋な映画。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-18 14:49:56) |
13.子供という弱者は、飼い犬の弱さとダブる。安住した場所を探し、食べ物をもらい、 主のいうことを聞かなければならない。愛されたいと思ってもやり方がわからない。 寂しさのまぎらわし方は、同じ境遇の者を見付けること。 イングマルは犬のマネをする。ああとうとうイングマルが完全に犬になってしまったと、 悲しさでいっぱいになった。でもそれで終わるわけじゃない。 きちんと住処をみつけて強い人になる。 それらがまぶしい母親との明るい思い出、宇宙の輝き、美しい村、個性的な人々が 一つの映像におさめられている。こんな映画が好きだ。 【ぺんぎんうさぎ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-01 20:28:13) |
12.ヒステリー気味の母親との暮らしよりも、温かな叔父さんたちとの暮らしの方が幸せそうに感じたけど、それでも母親の近くに居たかったという子供心は納得できる。 ライカ犬と愛犬の末路の対比や個性的な登場人物のそれぞれの生死に哀愁を感じさせられて、自然と涙が溢れてきた。 それでも、悲しいだけじゃなくて、活き活きとした子供たちの笑顔に癒される部分の方が多かったように思う。 しみじみといい作品です。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-11-01 14:57:35) |
11.監督特有の美しい映像の虜となっています。これもそう。少年に感情移入し難い部分もありましたが、何度見ても飽きが来ない気がします。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-25 21:09:14) (良:1票) |
10.ラッセ・ハルストレム監督を知るきっかけとなった作品です。スウェーデン映画はこの作品が私にとっては初めての体験でした。その美しい映像、イングマル少年の眼を通して忘れかれていた童心に返らせてくれたラッセ・ハルストレム監督のその優しさと心温まる物語に感動して何度も観ています。本当にこういう温かくて気持ちの良い映画を見せてくれたこの監督とスウェーデン映画に感謝したい気持ちでいっぱいです。 【青観】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-07 21:58:21) |
9.「上を見ればキリがないし、下を見てもキリがない」小さい頃からよく言われて来た言葉。ライカ犬より私は幸せ。でも、ライカ犬だって、きっと誰かよりは幸せだったのだと思う。「世界中の全ての人が幸せになれたらいいのに」なんて暴言をこの映画は言わない。だから好きだ。絶対的な不平等に、人は時として癒されるというのは現実なのだから。ラッセ・ハルストレム監督は、ピリッとした辛酸を孕んだ癒しの物語がお得意。彼の作品の中で、私はこの映画が1番好きだ。この映画のメッセージは、彼の他のどの作品よりも根源的だと思うから。 【ひのと】さん 9点(2003-12-26 21:43:18) |
|
8.驚くべき傑作!個人的にラッセ・ハルストレム監督は、新作を撮る度に作品のクオリティが低下していっているような気がします。またスウェーデンで撮ってくれないかなぁ…。 所々に挿入される"ライカ犬"のモノローグもアクセントになっていて良く、心温まる映画でした。 【かんたーた】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-10-08 22:02:54) |
7.子どもたちがどんなにか豊かな「内面」を持っているか、そして、傷つきやすく、けれど一生懸命に生きているかを、この作品ほどみずみずしく描いたものも、そうないのでは。どんなにつらくても「でも、宇宙船に乗せられたライカ犬に比べたら、ぼくなんかマシだ」と考える主人公の少年のいじらしさときたら…。『サイダーハウス・ルール』でもその片鱗を見せたけれど、ラッセ・ハルストルム監督は、子どもたちを撮る時が最も輝いている。そんな彼の、やはり代表作でしょうね。 【やましんの巻】さん 9点(2003-09-26 15:47:31) |
6.観ているときはどうってこともなかったのですが、観終わってからすっごくいい映画だと感じました。ストーリーに大きな山はないけれど、そんなのはどうでもいいと感じたくらい。ハルストレム監督は本当に人の心の繊細な動きを表現するのが上手い!この映画はそれに尽きると思います。ライカ犬の話と星空も印象的で、観終わってからライカ犬について調べてしまいました。 【るいるい】さん 9点(2003-09-20 03:52:12) |
5.昔、今はもう無くなってしまった映画館で観ました。主人公の少年も男の子みたいな女の子も二人を取り巻く大人達も素敵な人ばかり!ものスゴク良い映画だと思います。確実にその頃の(私の中の)好きな映画TOP3に入ってましたっ。今、もう一度観たらどんな感想になるか‥よ~し!観るぞ~~っ 【水玉】さん 9点(2003-09-11 18:09:47) |
4.子供は大人が思ってるよりもずっと敏感で、色んなことをわかってるし考えている。「見殺しにしたんじゃない」っていう言葉にはガツンとやられた。でもやっぱり子供だもん、母親と遊びたいし大好きなペットと一緒にいたい。それを我慢するイングマルがけなげで。。。けれど、かわいそうな身の上だけど、村の人たちが本当によい人々で、救われた思い。のびのび育って幸せになって欲しい。 そう思うと冷たい親戚に引き取られたお兄ちゃんが気の毒で。。。 安っぽいドラマチックさや感動の押し付けがないので、素直に心に響いた。 【はらいた】さん 9点(2002-10-23 23:33:08) |
3.ハルストレム監督の描く映画にはいつも魅了されます。少年の心理描写が上手で共感できて優しく包み込んでくれるような作品でした 【Yuu】さん 9点(2002-07-03 11:06:38) |
2.寂しくて哀しくて、でも暖かい。私にとって思い出の映画です。ドジなイングマルとボーイッシュなサガ、この二人がとてもかわいらしい。 【Hir】さん 9点(2001-12-27 03:31:46) |
1.最初に観たときはそんなにいいとは思わなかったけど、二回観たら大好きな作品になった。 【mayu】さん 9点(2001-06-09 21:03:39) |