1.マンチェスタームーブメントの立役者、トニーウィルソンというインチキくさい男の半生。自らをストーリーテラーとして話は進行します。SEX&ドラッグ&ロックンロールがいっぱいで、がさついた映像にスラングの雨あられ。あんまり人には勧められません。でも80年代ブリティッシュロックに興味のある人なら見るべき。私の一番興味深い時代とはずれていましたが、それでもこの映画の前半は懐かしく危なっかしい音楽のせいで静かに座っていられなかった。もう、セックスピストルズの初ギグシーンだけで8点です。赤毛のミックが出てきてしまったとき、幸せで倒れそうでした。血が騒いでしまったのです。個人の嗜好としては10点にかなり近いです。