1.近頃珍しい、キチンとカラダを張ったアクション+好みのタイプのコメディで、私はスッキリ爽快に笑えました。ザ・ロックとショーン・ウィリアム・スコットの組み合わせもバッチリ、初顔合わせとは思えない息の合ったコンビで出来れば続編も見たいと思いますし流れとしても間違いなく続編アリだと思います。ウォーケンに駄作無し、と私はずっと思って来ましたが、もちろん今回も期待は裏切られませんでした。やっぱりこの人が絡む映画はそれなりの基準はクリアしてます。主役の2人が2人共、絶対日本ではウケないタイプなのでハリウッドコメディのお約束通り日本での評判はボロボロですが、私はこの手のタイプの映画はもう大好きなので、やっぱり無くなってもらっては困ります。予算潤沢ではありませんが、それなりにお金のかけ方のツボは良く押さえていました。CG多用したカメラワークも今っぽくて面白かったし、やはりビッグバジェットには見られない作り手の誠意とチャレンジ精神、このクラスの作品ならではの真剣味が評価できます。現場は楽しそうですし、何と言ってもこの結束感は見ている側に多大な安心感を与えてくれます。ザ・ロックは私、今回初めてなんですけど、肉体美だけじゃなくて運動神経を感じさせてくれるアクションスターとして、今後大いに有望なんじゃないでしょうか。次回作が今から大変楽しみです。