マイアミ・バイスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マイアミ・バイス

[マイアミバイス]
Miami Vice
2006年上映時間:132分
平均点:5.43 / 10(Review 65人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-09-02)
公開終了日(2007-01-05)
アクションドラマサスペンス犯罪もの刑事ものTVの映画化
新規登録(2006-01-30)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2018-04-06)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・マン
助監督マイケル・ワックスマン(第1助監督)
キャストコリン・ファレル(男優)ジェームズ・“ソニー”・クロケット
ジェイミー・フォックス(男優)リカルド・タブス
コン・リー(女優)イザベラ
ナオミ・ハリス(女優)トルーディ・ジョプリン
キアラン・ハインズ(男優)FBI捜査官フジマ
ジャスティン・セロー(男優)ラリー・ジート
バリー・シャバカ・ヘンリー(男優)マーティン・カステロ
ルイス・トサル(男優)モントーヤ
ジョン・オーティス(男優)ホセ・イエロ
エディ・マーサン(男優)ニコラス
イザック・ド・バンコレ(男優)ネプチューン
ジョン・ホークス〔1959年生〕(男優)アロンゾ
トム・トウルズ(男優)コールマン
トニー・カラン(男優)麻薬売人グループ「アーリアン・ブラザーズ」の男
ステファン・ジョーンズ(男優)「アーリアン・ブラザーズ」の男
ドン・フライ(男優)「アーリアン・ブラザーズ」の男
マーク・マコーレイ(男優)航空管制官主任
オレッグ・タクタロフ(男優)ロシア人の警備人
タソ・N・スタヴラキス(男優)ロングヘアーのスナイパー(ノンクレジット)
松本保典ジェームズ・“ソニー”・クロケット(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
天田益男リカルド・タブス(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
浅野まゆみジーナ・ナバーロ・カラブリーゼ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
安藤麻吹イザベラ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
高乃麗トルーディ・ジョプリン(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
村治学ホセ・イエロ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
水野龍司FBI捜査官フジマ(日本語吹き替え版【DVD/BD】)
堀内賢雄ジェームズ・“ソニー”・クロケット(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小山力也リカルド・タブス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
深見梨加イザベラ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
岡本麻弥トルーディ・ジョプリン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
家中宏ホセ・イエロ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
菅生隆之FBI捜査官フジマ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
廣田行生(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本マイケル・マン
音楽ジョン・マーフィ〔音楽〕
クラウス・バデルト(追加音楽)
挿入曲モービー"One of These Mornings"
フィル・コリンズ"In The Air Tonight"
リンキン・パーク"Numb/Encore"
撮影ディオン・ビーブ
ジェームズ・ミューロー(第二班撮影監督)
製作マイケル・マン
ユニバーサル・ピクチャーズ
ピーター・ジャン・ブルージ
ガスマノ・セサレッティ(共同製作)
マイケル・ワックスマン(共同製作)
配給UIP
特殊メイクK.N.B. EFX Group Inc.
ジェイク・ガーバー
特撮ケン・ブラックウェル〔編集〕(視覚効果編集)
美術ヴィクター・ケンプスター(プロダクション・デザイン)
セス・リード(美術監督スーパーバイザー)
衣装ジャンティ・イェーツ
マイケル・カプラン〔衣装〕
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
ポール・ルベル
字幕翻訳菊地浩司
スタントタソ・N・スタヴラキス
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1.マイケル・マンの映画は、文字通り「男(マン)」を描いたものだと、よく言われる。が、実はそれ以上に「プロフェッショナル」たちの姿、ただそれだけを描こうとしたものなのだと思う。刑事であろうと犯罪者であろうと、彼らは、自らの成すべき「仕事」をただ果たそうとする。「仕事」のためなら、彼らは臆することなく死地へと向かう。プロである彼らにとって「よく生きる」ことは、「よく死ぬ」ことと同義なのだ(唐突だが、武士もまた「仕える者(=プロ)」であるなら、『葉隠』の「武士道とは死ぬことと見附たり」とは、何とマイケル・マン的な定義であることだろう!)。

映画は、そんなプロたちが「プロ」たるゆえんを凝視する。銃や武器の鮮やかな扱い方、車の転がし方、あるいは敵地へと潜入する時の物腰、表情・・・。そして主人公たちが一撃(ワンショット)で相手をしとめるように、マンの映像(ショット)は、そのひとつひとつの〈所作〉を、恐ろしいほど的確(クール!)に捉えていく。それ自体がプロフェッショナルな〈所作(=演出)〉によって、マンは、“巨大麻薬組織に挑む潜入捜査官たち”という「物語」とは別の次元で「映画」を成立させるのである。すなわち、プロたちが自分たちの「仕事」を遂行する姿、その〈所作〉だけによって。

一方でマイケル・マンの映画が男と女ののっぴきならない“関係”を描くのは、彼らもまた一介の男であり女であることを示すためだろう。その時この、「プロ」であることと「人間(マン)」であることの葛藤もまた、いかにもマイケル・マン的な主題であるだろう。が、しかしあくまでも主人公たちにとって、「仕事」を完遂することが最優先される。“情”は、常に「その次」なのだ(・・・ただ、たぶんこの『マイアミ・バイス』に唯一“瑕疵”があるとしたら、コリン・ファレルとコン・リーの刹那的な恋愛部分がいささか端折られ過ぎている、ということだろう。たぶん、再編集の段階によるカットで?)。

確かに、トニー・スコットやマイケル・ベイあたりの映画のように新奇(珍奇?)なスペクタクルもなく、「劇(ドラマ)」的な面白味に配慮のない無愛想(!)な映画かもしれない。けれど〈所作〉の英語訳が「アクション」なら、この映画は、言葉の真の意味において完全無欠の「アクション」映画に違いない。COOL!
やましんの巻さん [映画館(字幕)] 10点(2006-09-08 20:07:03)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 65人
平均点数 5.43点
000.00%
100.00%
223.08%
3812.31%
4913.85%
51116.92%
61929.23%
71015.38%
857.69%
900.00%
1011.54%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.42点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.20点 Review5人
4 音楽評価 7.40点 Review5人
5 感泣評価 4.33点 Review3人
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