2.文句なくおもしろい。個人的には大当たりでした。Mr.ビーンは子供っぽい〝やり過ぎ感〟がありますが、本作は大人的な抑制が効いていました。全編にわたってバカバカしい笑いが散りばめられていて、けっして下品ではないし、安っぽくもない。日本の安ドラマによくあるドタバタ&お涙頂戴とは、ちょっと格が違う感じです。
驚いたのはラスト。上司の母親ならまだしも、女王陛下をあんな目に遭わせて、フィクションとはいえ大丈夫なんでしょうか。もし日本の映画で皇室の誰かにあんなことをしたら、制作者はタダでは済まされないでしょう。皇室より王室のほうが庶民的ということですかね。
brexitなイギリスですが、今後どんなに経済が低迷しても、このシリーズだけは作り続けてほしいと切に願うしだいです。