2.最近観たんやけど、思わず泣いてもーた。薬師丸が、健さんをひと時は憎んでしまうねんけど、今まで自分を守ってきてくれた人の愛を感じて、思わず駆け出していくシーンに。そして、その後の健さんが娘を背負って立ち向かう姿、ただ己の中にある信念を守り、そして愛するものに嫌われても、黙々と愛するもの愛し、最後まで立ち向かってゆく姿。切ないねん。切なすぎるねん。映画じたいも、オープニングから特殊部隊の活躍を不気味感たっぷりに見せて、観る人の心を鷲づかみ。その後はサスペンス仕立てで、暴力団のからむ一つの街の事件を色々な視点から描き、場面展開激しく、ちょっと目まぐるしいけど、なになに?って感じで、気がつけば、映画の世界観にどっぷり。後半は一変してサバイバル映画。特殊部隊との山奥での戦いを描いてます。戦いとゆうか、そこからの脱出劇やねんけど。本物の自衛隊が協力してるんで、それなりの迫力で見せてくれてます。しかしこの頃の邦画観てると、日本って映画界も含め余裕あったやんやね~って思います。今、ちょっとやばいっすよね。色々と。