【将】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-03 17:19:33) |
6.菊池寛の「恩讐の彼方に」には嘘がある。「敵討ち」は作り話である。また禅海が一人で青の洞門を掘ったというのも嘘で、実際には石工に掘らせている。しかも完成後には「通行料」まで取っている。「太陽の光を目指して穴を掘るモグラ」は女に唆かされ4人の砂漠のマスターを倒した後、初めて「その無意味さ」に気がつく。またフリークスを全滅させて初めて「自分の愚かさ」に気がつく。全ての災いをもたらしたのが自分自身であることに。つまり太陽を見て初めて・・である。エル・トポは「失明するモグラ」であり、禅海は「サングラスをかけたモグラ」である。あれから夏の晴れた日に(日焼け防止の為に)黒い雨傘を差したおねいちゃんを見るたびに、「全裸で差してくれないかな?」と思うようになった。 【デヘデヘ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-17 11:56:18) |
5.なんで自分はもっと早く観なかったんだろう?周りから「カルト作」「残酷」なんて言われてたんで今まで敬遠してたんですが、素晴らしい作品じゃないですか!クライマックスでは涙が出てきましたよ。独特の色彩、カメラワークを巧みに使った撮影、美しい構図、仏教やキリスト教の思想の引用と、隠喩の使い方。確かにグロテスクなところもありますが、全体を通して見ると、そういったグロテスクな描写は、ある種の社会批判を表現したものだと思いました。 【驢馬賭DE弐瑯】さん 10点(2004-03-08 14:55:57) (良:1票) |
4.自主的に映画を見始めた当初に出会ってしまい、その後私の映画人生に多大なトラウマを残した一本です。話の筋は書きようがない、観るしかない、観てもよくわからないかも知れないけど...。 【マロリー】さん 10点(2003-07-20 10:47:42) |
3.カルトムーヴィーのなんとかとかよく言われているらしいが、別にそれほどそういう感じはないと思う。そういうコメントがどこでも多いからきっとそれに影響されて見てしまったらそう見えるかもしれないけど。普通に見ればとってもいい映画。気持ち悪さとかもほとんどない。単純にすごいなあと思って、何度も見ていてさらに好きになった。だからといってこんなに評価のいい映画だとは思わなかったし、今でもそれは思わないんだけど、悪い評価がないところが不思議だ。きっと有名人がいいって言ってしまったからなのかもしれない。衝撃なんていうのはまったくなかった。別にそういう映画ではないと思う。どこ探したってそんな驚くシーンだって別に出てこない。もしあれで衝撃を受けてしまうならば、そんな人は小学生か、もしくはあまりに何も見てこなかった人くらいなものだろう。単にああいう雰囲気が好きな人は別にエルトポじゃなくてもいいはずだし、わざわざそれだけで評価するのはおかしいとも思う。きっとこういう映画はイメージだけでいいものだとされてしまうのだろう。実際見てどうだとかはあまり関係なく。それを感じさられるコメントばかりなので、本当にこの映画を見る前にそういうことを知らなくて良かったと思っている。実際に見ておもしろかったので、この映画について調べて見たら、なんとなく嫌な気分になった。だからこれから見る人は普通の映画と同じように普通に見て、自分で感じればそれでいいと思う。 【kkk】さん 10点(2003-07-11 20:36:01) |
2.久しぶりに映画を観たと言う気持ちになりました。物語前半では、主人公エル・トポが四人の銃の達人を次々に殺しやがては自分も殺されて最期を遂げる。後半では、エル・トポが洞窟の中で閉じ込められて暮らすフリークスの救世主として復活、エル・トポはフリークスを洞窟の外に出すためトンネルを掘る。オープニングにある、「モグラは太陽の光を目指して穴を掘るが、太陽を見るとモグラは失明する」これは、この物語の結末を意味しています。結構残酷な場面もありますが、対照的に美しい場面もあります。観れば観るほど深く考えさせられる映画だと思いました。今年、エル・トポの息子の後日談が公開されるそうなので(マリリン・マンソン主演?)そちらの方もたのしみです。 【呂布】さん 10点(2003-07-07 16:50:41) |
1.なんdかんだで好きだよねこーゆうの。強烈に惹かれる気持ちはは否定できない 【えたひにん】さん 10点(2003-03-20 18:40:50) |