10.イギリス映画ってほんと、不況という暗~い社会背景、八方ふさがりのやるせなさ、将来への不安、そしてそんな状況にある中での家族&仲間達との絆、そういう要素を映画にミックスするのが上手ですねぇ。この種のイギリス映画って、「めっちゃ泣けた!」「励まされた!」という人と、「退屈だった」「盛り上がりに欠ける」という人、まっぷたつに評価が分かれるものだと思います。私は思いっきり前者です。この映画も、根底にはずっと哀愁が漂っていて、やってることとか発想自体はアホっぽいんだけど、要所要所で、支えてくれるそれぞれの妻や息子の暖かいセリフにじーんとさせられて…。涙&笑いなしには見られない映画です。ロバート・カーライルは、まゆも肩も下がり気味、華奢で細っこくて背も低いのにどうしてこんなにカッコいいんだろう(笑)そして何があっても「僕はお父さんを信じてる」と言って最後までみんなにくっついて応援し続ける息子がとてもとても可愛いです。ショーを見に来た元妻、観客達の笑顔も最高。不安やコンプレックス、プライドをすべて服と一緒に脱ぎ捨てて、憑き物が落ちたかのように晴れ晴れとしたメンバー達の笑顔も最高でした。あと、サッカー好きなので、「オフサイドトラップ…」とつぶやきながら踊る彼らも可愛かったです☆ 【ROMY】さん 10点(2005-02-26 18:06:41) (良:1票) |
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8.好きな男→フラれて強がりを言う寅さん、曙と立ちあう舞の海。私は満身創痍戦う男が根っから好き。ゆえに彼らの滑稽な一生懸命さとおどける悲哀に、のっけからハート鷲掴み状態。声をあげて笑いながら、涙が止まらない。そしてラストの一瞬のカタルシス。そうか、私が求める「男らしさ」ってのは、どん底で笑ってみせる男意気なんだな、と気付いた。それにしても、ブラス!、リトルダンサーにも見られる当時の炭鉱・鉄鋼労働者に襲い掛かった不況って、本当に深刻だったんだなぁ。さあ、今度は日本が不況を乗り越える番だ、がんばろう。 【poppo】さん 10点(2003-05-18 11:17:15) |
7.おっさんだけど全裸になったのと、あの息子の可愛さに10点で。とにかく可笑しくて笑いっぱなしでした。イギリス映画の雰囲気だからこそ、さっぱりした映画になったんだと思います。ハリウッドで作ってたら、必要以上にしつこい映画だったんじゃないかな。ほんっと、元気出てくる映画です。ていうか興奮?(笑) 【鉄男】さん 10点(2003-05-10 20:55:57) |
6.センス良すぎる。自分も舞台に立ってみたくなった。 【如月CUBE】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-03-24 01:24:12) |
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5.ロバートカーライル、かっこよすぎでしょう。なんとなくいっつも曇り空で、イギリス映画は大好き。 【hamish】さん 10点(2003-03-03 12:55:31) |
4.哀愁漂ってましたねー。どうしようもない大人達がやることは、やっぱりどうしようもなくってさ。ダメなパパをそれでも信じる子供の眼差しが暖かい! 【きのこ】さん 10点(2002-12-30 05:48:39) |
3.ダメ人間映画は大好き(笑)頑張ってたなぁ~♪最後本当スカッとします。最後ニヤニヤで見ました。 【クロエ】さん 10点(2002-12-13 22:51:28) |
2.面白い!!英国アカデミー賞取ったのもうなずける。ギャグ(というかジョークと言った方が正しいね)がモンティ・パイソンから脈々と受け継がれるバカな話なのに変に格調高い点は実にイギリスらしいです。曲もいいよね。ラストの「帽子だけは取らないで」が絶妙!! 【奥州亭三景】さん 10点(2001-11-15 18:33:18) |
【一真】さん 10点(2000-05-11 06:57:28) |