6.シャーリーズ・セロンの体当たりとも言える素晴らしい演技は、正に殺人犯アイリーンそのもの。何回観ても、凄いとしか思えません。 殺人者のしての彼女の心情の変化、シルビーとの奇妙な共同生活。そして、彼女自身を作り上げた過去と現在。全てを上手く表現した内容だと思います。何よりも無駄が無い。 観る価値は非常に高いです。純粋にお勧めします。 【功聖良】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-04-06 10:28:11) |
5. 衝撃度で言えば数年に一度レベルの映画だ。ほんとはこんな暗い映画好きではないのだが、この映画は別格だ。当たり前だが、アイリーンの行った行為は許されるものではない。だが、彼女に「なぜあんなことをしたんだ?」と訊いて「じゃあどうしたらよかったの?」と答えられると、俺は次の返答に困ってしまうだろう。最後の殺人を犯すときの彼女の魂の叫びは、見ていて辛かった。ほとんどの人間は、状況次第で人を殺すのかもしれない。人間の業の深さをここまで見せつけるアメリカ映画の底力は、やっぱ凄い。シャーリーズ・セロンは、ある意味最強女優....。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-08-07 23:30:09) |
4.この映画、連続殺人鬼の映画やで。しかも実話。だから猟奇的な怖い映画なんかな~って思ってた。でもびっくりしたわ。泣いてもーたし。ここでいろんな方のレビュー読んでさらに泣いてもーたし。真実がどーやったかは誰にもわからへん。でも、ここで描かれてるんは、単なる殺人鬼の横顔じゃなく、どこにもつながってない孤独な世界に思えた。つながっていたいやん、誰だって、けして救われない殺人鬼ですらも。絶望的な孤独を知ったとき、初めて、映画の中のモンスターの意味を少しは知ることができるのかもしれへん。そして、セロン、リッチの二人なくしてはこれほど悲痛で人をひきつける世界は表現できなかったかもしれん。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-19 11:14:27) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-05 04:15:03) |
2.観て来ましたよ、やっと… 今、最も好きな女性と(汗) (手前味噌になりますが…Deep Love 劇場版 アユの物語でのレビューと同じで)“こんなことはあってはいけない”映画ですね 彼女も『私たちの知っている世界(生活圏)では有り得ないことだけど、悲しみは少なくなってほしいよね…』って… 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-11-14 02:58:57) |
1.始まった時か終わりまでずっとあった絶望虚無感。アイリーン自分の中で本物の何かを悟り、それが唯一の幸せの財産になって、それ守るため何でもする。めちゃめちゃ少ない本気の笑顔のシーン。死刑前に軽く悟りをひらく。ほんで映画館たくさん人おったのに、泣いてたん僕だけ。。でも文句なんてあるもんか。 【ヒロヒロ】さん 10点(2004-10-13 20:38:17) (良:2票) |